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~仕事口実系サヴァイブ~全ての痕跡を消す為に

どうも、社畜で恐妻家の「いつもタツオ」です。

このnoteでは、がんじがらめの状況でも、フェイクや根回しを駆使して、如何に自分の時間を作れるかを日々、研究し実践しているよ。

普段は仕事上での「時間捻出術」にフォーカスを当てている事が多いんだけど、今回は家庭バージョンで「仕事口実系サヴァイブ」の話。


我が家には恐ろしい妻「恐妻」がいる。どれくらい恐ろしいかというと。

何か不満があると、アメリカのヒップホッパーの様な激しいラップで攻め立ててくる。

そして時に、ヘビィメタルバンドのフロントマンの様に破壊的衝動に駆られて家の内外で物が飛び交う。(僕の物は庭へダイブ!)

うっかりベランダに独りで出たら閉め出される事も何度かあるな...。


僕は当然、仕事から帰宅しても怠けてなんていられない。

「立ってるタツオは死ぬまで使え」だ。

仕事での脱力系サヴァイブが軌道に乗りはじめ、少しずつ自分の時間を捻出できるようになったのに、これでは意味がない。


そこで、恐妻と丁度よい距離感を保つためにもはじめたのが「仕事口実系サヴァイブ」なのだ。

読んで字の如く、仕事を理由として自分の時間を確保することだが…。

これは、既婚者や同棲中のカップルなど誰もが使ったことのある手法だと思う。

そして驚くべきことを肌で感じることになる。

これは男性側に限った話になるが、そう「女の勘」ってやつの鋭さだ。

こいつは非常に厄介で、男には想像も付かない微妙な変化を感じ取り、トラップを仕掛けてくる。


かつてタツオは、嘘を見抜かれて酷いめにあった。(浮気じゃないよ)

そう、ビニール傘で突かれて外に追い出された。そしてチェーンロックをかけられて家から締め出されたことがある。(鬼!鬼!鬼め!)


しかし、そこで懲りてしまっては社畜で恐妻の奴隷で、気がつけば墓場という人生になってしまう!


日々の鍛錬によってフェイク力を上げる事に注力するべきだ。

つまり、欲しいのは会社や恐妻の一歩上を行くフェイク力。

息を吸う様にフェイクを自然に扱えるようになりたい。


では、恐妻に勝つためにはどうしたらいいんだ!

そうか、フェイクがバレないようにするには心理学を逆手に取ればいいんじゃないか!

ということで、書店に行って心理学系の本を6冊ほど買って読んだ。(フロイト、ユング、アドラーの偉い人系と黒魔術系、そしてイラスト図解系の解り易いやつ)


ただ、やはり本で学んだ知識は直ぐに使えるものでも無い。

おまけに僕のやろうとしている事は、対人で機転やアドリブが最も必要な分野。

ガリ勉系の闘い方じゃ勝てる訳がない。


そこで、学生時代に読み漁った中国古典思想を思い出したのだ。

この時に、思い出したのは「孫子の兵法」だったな。

彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず

奴を知る為には…。
よっしゃフィールドワークに専念をよう!

てな訳で、日々変化する恐妻のメンタル状態を把握することを心掛ける。

何人かの友人から、それぞれ奥様方の勘についての話をヒヤリング。

相対的に見て、我が恐妻の勘はどれぐらい強い方なのかを把握した。

幸いな事に、我が恐妻は勘が鈍い方だ。

「女の勘」というパワーワードに押され、必要以上に恐れて戦意を喪失していたのだ。

この事は世の男性陣にも伝えたい。冷静になれと…。


そして、日頃から恐妻とは目を見て話す様に心掛ける。

当然、仕事口実系サヴァイブを終えた後も目を見て話す。

やはり男性の場合は、嘘をついているときは目を見ないという説が有力だからだ。(女性の場合は逆)

実際には視線は関係無いという書籍もあるが、相手も心理学をかじっていた場合には、目を合わせた方が吉だろう。

そして、もう一つ幸いだった事がある。暴徒化した恐妻から身を守る上でも、半ば強制的なスリム化(物を持たない)に成功していた。

重要なものはカバンひとつで収まり、出歩くときはスマホのみだ。これなら所持品からの形跡や痕跡をたどる事は難しい筈だ。(弱点が強み変わった感じだ)

最後に最も大切だと思ったことは、自意識だ。

隠し事をしているという頭が働いてしまっている故に、平然を装おうと自意識過剰気味になってしまうのだ。

対応策として、最初にこちら側から日常的な質問をして、後は聞き役に徹するとボロが出づらいかな。

脱力系サヴァイブでも同様だが、行き当たりばったりでフェイクを掛けてはならない。極力スケジュールを開示して、計画的にフェイクを仕掛ける癖を付けた方が良い。

給料明細の出勤日数など、チェックが甘い家なら「休日出勤」という名の自由時間を得よう。

とにかく大切なのは脱力系サヴァイブと同様に、フェイクを掛けやすい環境を常日頃つくっておくことだね。


僕はまだまだ研究生。

さぁ、皆んなも自分がラクをする為に最大限フェイクを磨く努力をしよう。

最後まで読んでくれてありがとう。

-おしまい-


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