実は難しい朗読
どうも、お疲れさまです🍵
oriです🌱✨
今回は『朗読』についてお話していきます。
タイトルにある『朗読が難しい』とはどういうことなのか。
朗読なんて簡単じゃん
ただ本を声に出して読むだけなのに、何が難しいんだよ?
ほとんどの人が上記のように思っているでしょう。
私も簡単だと思ってました。
専門学校の先生に言われるまでは……
専門学校に通い始めて最初の夏休みに入る前のことです。
先生によっては宿題が出されることがありました。
とは言っても、宿題を出す先生は2・3人。
舞台演出や脚本を行っている方々だった気がします。
その中で1人の先生が
「休み中に自分を表現できるものを探して、休み明けに発表してください」
という宿題を出してきたんです。
ただ、先生から言われた言葉が曖昧な記憶なので、実際言われた言葉とはちょっと違うかも💦
でも、ニュアンス的にはこんな感じだったと思います。
たぶん……😑
ー休み明けー
夏休み前に出された宿題の発表会が始まります。
自分で考えた演出で演技をしたり、持参した道具を使って表現したりする人が数人出たあと、朗読で自分を表現する人が出てきました。
その人が終わり、先生から一言感想をもらって自分が座っていた場所に戻っていきます。
次に発表する人も、さっきの人と同じで『朗読』でした。
その後、朗読する人が続き先生からストップされ、発表は中断。
全員が先生の方を向きます。
すると、先生の口から普段とは違うトーンの声で
「朗読、ナメてるの?」
と一言言われました。
先生の言葉に私や他の人たちは答えることができません。
何故なら、その場にいた全員が朗読は簡単と思っていたんですから。
「はぁ~。朗読はね、台詞を読むよりも難しいんだよ。映像はないし、舞台で演技しているわけじゃないから。
本の内容を知らない人に向けて、声だけで物語に引き込まないとけいない。
はっきり言って、君たちはただ読んでるだけ。」
先生の言葉を聞いて、一気に朗読が難しいものと認識しました。
言われてみれば、確かに朗読は難しいと思う。
アフレコや舞台ではセリフだけのため、自分が担当する役の流れを確認、そして他の人のセリフを聞いて掛け合いをしていく。
しかし、朗読は自分1人です。
1人で物語のキャラとストーリーテラー(語り手)をしないといけない。
先生のお説教後、クラスの空気が重くなり発表どころではなかった気がします😅
翌年に同じ宿題が出されましたが、朗読をする人はいませんでした。
この記事を書いていて、読むのも文章を書くのと同じで難しいんだなと、最近お風呂に入っているときに思いました😐
少し長めになってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました🙇♀
それでは、失礼します🤗
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