教室と家を行き来する皆さんへ

中高時代、純粋にすごかったと感じる。

毎日同じ時間に起きて、同じ時間に学校に行き、同じ席に座り、同じメンバーと同じ科目を受ける。
そして、同じ時間に同じ活動をして、同じ時間に帰宅して同じ時間に寝る。

え、同じって何回言った?


ここまで考えて、ある言葉を思い出した。
(おそらくいじめに関する文章の中の言葉だった気がするんだけど、、、)

「18歳までは何が何でも生きてください」

当時中学生くらいだった私は、なぜ18?と疑問に思ったのを覚えている。
今はこの言葉にとても共感する。
18過ぎたら大分自由になれるからか。

今回はこの言葉に感化されて、私も思うことを伝えたい。


成人前の皆さんへ

私のように毎日同じ学校生活を送っていた人も、そうでない人も、18歳になると更に選択肢が広がります。


18歳になったら、

起きる時間も、その日一日どう過ごすかも、誰と過ごすかも、何かを止めるのも、どこかに行くのも、何かを始めるのも

法律を破ったり周囲の人を傷つけなければ自由に選択していいと、私は思います。


だからそれまでは、生きていてください。
今の状態だけを見て悲しんだり、あきらめたりすることは
本当に、本当に、もったいない。

学校と家の二つの世界がすべてに見えると思います。
今、そう思っていない人も、振り返ると小さな世界だったなと感じる時が来ます。


★今の生活が苦しいと感じている人★
学校でもない、家でもない、別の場所を見つけてほしいと思います。

昼のカフェでもいい、夜の映画館でもいい、おだやかな公園でもいい、がやがやしている隣の町でもいい。

苦しさを一瞬でも忘れることができる場所を見つけられたら、周りを見渡してみて。

いろんな人がいると思うけれど、みんなあなたのことは知らないはず。
だからのびのびあなたらしく振る舞えばいい。
泣いたっていいし、ぼーっとしたっていい。好きなことに没頭してもいい。
寂しくなったら誰かに話しかけたっていい。(もし変なこと言われてもしょせん関係はない人ですから!!)

あなたらしく過ごせる場所が見つかることを願っています。

★今の生活が楽しい人
やりたいことは我慢しないでください。

これから先、選択肢が広がる中で迷う事が出てくると思います。
そんな時、過去の経験が大切になってくるんです。

今の生活でやってみたいことがあったら挑戦してみてください。
その結果はどうでもいい。むしろ失敗のほうがいい。

挑戦したことで自分の興味を知ることができます。
失敗することで自分の得意不得意を知ることができます。

「あの時こうだったから、こうしよう」
今の生活が、未来の自分にヒントを与えるかもしれません。


あとは人間関係。

学校ということをいままでネガティブに書いてきたけれど、様々な人と会えるという点ではとてもいい環境だったと今になって実感します。

だから、周りの人を大切にしてください。
仲がいい人とは楽しさや刺激をたくさん共有して。
新しい世界では、今度は「孤独」になりやすい環境が待っているかもしれません。
そんな時、今の友人が頼りになることがあります。
感謝を忘れず、絆を深めていって。

仲があまりよくない人とは上手な付き合い方を学んで。
これから先、上手にコミュニケーションを取れるようになるための練習だと思って。


長くなりました。
今の生活を、精一杯生き抜いてほしいです。


追伸
この文章は私個人の感想です。
また、なんだかんだいって学校に通って、帰れる家があるのは幸せなことだと一番に思います。

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