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『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』 スーザン・ケイン著を読んで。

備忘録として書かせていただきます。追加しました。

【内向的人間】は、低刺激が丁度いい。読書やパズル、話すより聞く、無駄話が嫌い。限られた友人、深い対話を好む。


【外向的人間】は、高刺激を好む。初対面の人、急斜面をスキーで降りる等。富や名声を求め、仲間を強く求める。行動が素早く積極的。


ハーバード大学のジェローム・ケーガン教授によると、

刺激に【高反応】の赤ん坊→物静かに育つ。=【内向的人間】


刺激に【低反応】の赤ん坊→おおらかで自信家になる傾向がある。=【外向的人間】


ジェローム・ケーガン教授の研究の後、カール・シュワルツ博士が、成長した子供たちをf-MRIで計測した研究によると、

【高反応人間】は成長しても【高反応】。生まれつき偏桃体が興奮しやすい。刺激にいら立つ。ので用心深くなる。

問題解決時の瞳孔の開き具合や心拍パターンも生まれつき。


ユングによると

【内向的人間】は自己内部の思考や感情に心惹かれる。

【外向的人間】は外部の人々や活動に心惹かれる。



【内向的人間】の【エネルギー充電】は一人になること。

【外向的人間】は社会で活動しないと【エネルギー充電】が必要になる。


あらゆる研究によると

【内向的】、【外交的】は40-50%が【遺伝】。


ジャネット・ファラール、レオニー・クロンボッグの「才能と能力のある人々のためのリーダーシップ構築」によると、

【内向型リーダー】は、思索や芸術でリーダーシップをとる。

【外向型リーダー】は、社会でのリーダーシップをとる。


【外向型リーダー】は、【指示通り動くチーム】では、内向型リーダーより結果22%よかった。


【外向型リーダー】は、【受動的な人々】を導くのが上手い。


【内向型リーダー】は、能動的な人間を導くのが上手い。


【内向型リーダー】は、もっと効率的なやり方を習う確率が【外向型リーダー】よりも20%高い。


結果【内向型リーダー】のチームは、【外向型リーダー】のチームより24%よかった。

アトランティック誌のデイビッド・ドブズのアカゲザルの研究では、

セロトニンの量を調節する【セロトニントランスポーター】は【長い型】と【短い型】がある。


※内向型人間のすごい力 には載っていませんが、「自分は不幸」と思う日本人がやたらと多い不思議 前野隆司 慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 によると、

【セロトニントランスポーター遺伝子】は分泌が少ないS型と多いL型があり、SS型、SL型、LL型がある。



【長い型】はタンポポのよう。

タンポポは、どんなに良い環境でも、どんなにひどい環境でもセロトニンはそれなりに出る。


【短い型】はランの花のよう。

ランの型は、【良い環境】では【セロトニン生産効率】はより良く、【悪い環境】では、より悪くなる。


ロンドン大学の心理学教授ジェイ・ベルスキーによると、

刺激に対して【高反応】の子供は、良くも悪くも影響されやすい。


【内向的な子供】の理想的な【親】は、子供の気持ちを慮る。個性を尊重する。厳しすぎない。放任しない。敵対しない。学業を奨励する。暖かく要望を伝える。



ストレスの多い家庭環境→【短い型】の思春期の少女たちは、【長い型】より、うつ状態になる確率が20%高い。


安定した家庭環境→【短い型】の思春期の少女たちは、【長い型】より、うつ状態になる確率が25%低い。


※内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える スーザン・ケイン 、 古草 秀子

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