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仕入れで、柔軟な発想3つのコツ

おはようございます。

ブラック企業(不動産会社)で病んだ私は、仕事に悩む人の気持ちがわかるから、ビジネスで結果をだせる「考え方」や「知識」を共有して、不動産仕入営業の味方になろうと思います。

【わたしの実績】

  • 3年で100棟の戸建住宅を開発

  • エリアは、一都三県

  • 5社以上の不動産会社に勤務

朝活と題して「毎週7時に投稿」しているので、出勤前にサラッと読んでもらえたら嬉しいです。よければフォローして下さい。



柔軟な発想ができると、つよい。


仕入れに関して、さまざまな角度から物事をみることができる人は、結果をのこしやすいと思っています。日頃、営業していて、たくさんの人にお会いしますけど「あー、こんなアイデアがあったか」と関心することもありますもんね。

ある一定の年齢をこえると、人は「自分のモノサシ」で測るようになり、しらずしらずのうちに、かたよった考え方をしています。過去の成功体験にたよったり、得意な見方しかできなくなると、仕入は難しいでしょう。なぜなら、同じ手法でしかアプローチできなくなるからです。武器がひとつなんですね。

そんな、つまらないビジネスパーソンにならないように、柔軟な発想を身に着けたいものです。ということで、こんかいは、ヒラメキを生み出すような脳の使い方を、3つピックアップしました。仕入れに活かせてもらえたら幸いです。


競争相手の視点にたつ


仕入れを検討するときに「ほかに、どんな競争相手が、この土地を狙ってくるだろうか?」と、思いを馳せましょう。入札(オークション方式で、一番高い金額を提示したものに、買う権利が与えられる)では、わたしは「ココとココが、これくらいの金額を提示してくるだろう」と推測して、そのうえで買付金額を出しています。

また

競争相手が、こちらのことを「どのように捉えているのか」を考えるのも手ですね。真正面からつっこんでくるのか、こちらの弱点をついてくるのか、そのへんの推測が仕入の勝敗をわけます。

いっぽうで

意識するほど、あいては「こちら」を気にしていなかったケースもあります。ライバルとして見ていなかったり、こちらの存在に気付かない場合、たとえば入札では、ぶっちぎりの高価格で、土地を買うことになるのです。

これはこれで問題で、、、

高いカネをだせば、そりゃ土地は買えますが、わたしたちはあくまで利益を見込みます。”できるだけ安く、土地を仕入れなければいけません”から、競争相手の視点にたって、たとえ競っても、ギリギリで勝って「最安値」で土地をかうのが理想なのです。


極端に”逆”の発想をする


いまは、インフレ(物価が高い)なので、材料にお金がかかって、建築費用が高くなりますから、不動産をうるときには「高い値付け」がスタンダードですよね。しかしそれを、極端に”逆”にふるのです。つまり、「安い値付け」でたたかってみるということ。

たとえば、高価格でも売れる「東京」を主戦場としていた場合でも、いったん「低価格不動産」にシフトチェンジして、郊外エリアに特化してみる。そうすると、バンバン売上がのびて、知名度があがり、結果的に「東京」でも、土地を仕入れできるようになった。みたいなことが、おきるかもしれません。

もっというと

いまは、景気がいいから不動産が売れているけど、仕入れた新築ができあがる1年後には、市場がグッと冷え込んでいると予想して「いまは、土地を仕入れない」というのも”手”です。「在庫をかかえない」というリスクヘッジになりますね。

逆の発想です。

仕入れ営業は「土地を仕入れる」ものですが、極端に逆の発想にたつことで「土地を仕入れない」というわけです。なかなか勇気がいることですが、共倒れをふせげるかも。


ゼロで考える


ここ、とくにポイントです。ゼロで考えるというのは「白紙」の段階から、ものごとを考えるというもの。既存の枠組みにとらわれないで、目的を達成する考え方です。

たとえば

あなたが仕入れた土地に、戸建を建築しようとしたら、近隣住民から「大反対」をくらったとしましょう。事業がおくれて、大変です。「クレームは、どうすれば収まるのか?」「どうすれば、事業を再開できるのか?」と悩むところを、ゼロベースで発想します。

すると

「そもそも、建築しなくていいや。土地で売っちゃえ!」とか「クレームは、対応しなければいけないわけじゃない。強引に建築しよう。」とかっていう判断になり、うまくいけば、目的である「売上をたてること」が実現するかもしれません。

あるいは

「戸建じゃなくて、マンションを建築してみよう」とか「近隣がうるさいから、近隣の土地も買っちゃおう。近隣は、引っ越しがともなうから、クレームがなくなるはずだ」みたいな発想もアリですよね。笑

この考え方は、むかしお世話になった恩師が、よく使っていた手で、けっこうオススメです。常識から外れるので、まわりがザワつく側面がありますが、突拍子もないアプローチから『効率的に、課題解決に結びつく』ことがあるんですよね。


まとめ


  • 競争相手の視点にたつ

  • 極端に”逆”の発想をする

  • ゼロで考える

この3つが、仕入競争で役に立ちそうな「柔軟な考え方」でした。仕入れ営業は日々、ノルマに追われて、余裕がなくなりやすいものです。気付けば、視野がとても狭まっていることも。

これら3つを意識するだけでも、ハッとする解決方法が思い浮かぶかもしれません。てか、わたしは、よく思いつきます。使ってみて下さい。

では、また来週。


PS,,,

夏がおわったのか、すずしい夜がふえました。読書の秋なのか、枕元にはビジネス本が山積みです。

ところで

読書をしてから寝ると、気のせいか寝付きがいいと感じます。みなさんも、是非、寝る前のひとときを読書にあててみてください。ときどき、のめりこんでしまって、寝れなくなることがありますが。

サポートをいただけると記事を書くモチベーションになります! ビジネスのヒントになる記事を、もっと書きますね(^_^)