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女性がおおい支店は、上司が優秀。という話

おはようございます!

木曜日の7時ですから、不動産の仕入営業に向けて「ビジネスヒントになる記事」を投稿します。

わたしは不動産の仕入営業ですから、おおくの仲介業者とお酒を飲むのですが、そのときに面白い話があったから、そこからの共有です。

※わたしの偏見がおおいに含まれるため、参考程度に聞いて下さい。

まず、「優秀」という言葉の定義は、ここでは「他人の気持ちを汲み取れる」とか「理不尽な指示をださない」とか「いきなり態度が悪くならない」にします。

いわゆる、コミュニケーション能力が長けているビジネスパーソンのことを指します。

ある日、大手仲介の女性営業さんが、こう言いました。

「人事異動で、希望する支店に配属になりました。嬉しいです。」

わたしは、聞き返します。「なぜ、その支店がいいのですか?」

すると

「その支店は、上司がいい人で、仕事ができるし、尊敬できます。なにより、不動産特有の『気難しいおっさん上司』がいないから、働きやすそうなんです」と

女性仲介は、続けます。

「けっきょく、優秀な上司がおおい支店(店舗・企業)って、女性が集まりやすいんですよね。」

「たしかに。」

この話は、まったくその通りだな、と思いました。

不動産企業には(他の業界にもいえますが)、「機嫌で仕事をするおっさん」とか「金を稼いでいる俺が一番だおっさん」がいます。

かれらの特徴として、周りの人に配慮をしない。仕事でぶつかりがち。社員がストレスを抱えやすい。がありますよね。

そういう人って、企業からすると、業績を伸ばしてくれるはいいのだが、人間関係においては、困りごとの種です。

部下が精神的に病めば、会社が責任をとらされるし、離職にもつながりますからね。

とはいえ、面倒なおっさんに限って契約をとってくるような営業マンであることも多く、かれらをどこかに追いやるのも違う話です。

したがって、企業側からすると、立場が強くない社員は、できるだけ気難しい上司から遠ざけるのがセオリーになります。

これは自然な考え方で、わたしだって会社側の立場であれば、「あの女性は気が弱いから、なるべく優しい上司の下で働かせてあげよう。」という判断になります。

うまーくお互いを遠ざけつつ、業績を伸ばせたら、それが一番いいわけです。

そう考えると、組織図って、ある程度はパターン化されるもので…「言い方がキツい上司」→「体育会系の部下」「気難しい上司」→「立ち回りが上手系部下」みたいになってきます。

人事配置って、「業績向上」「社員のパフォーマンス維持」「離職防止」など、企業側の思惑がふんだんに盛り込まれていて、細かく分析してみると内部事情が見えてくるんですよね。

それこそ

わたしは、仕入営業として大手仲介の動きを日常的にチェックしていて、HPをみたり、人事異動を把握したりして、「あ、ここの支店は成績がよくないな…」とか「なんで、このタイミングで異動なのだろう?」とか思っています。

後に、飲みの席で裏話を聞くと、わたしの読みが当たっていることも。

なにもなければ、人事異動を頻繁にする必要って、ないですからね。

この視点があると、また違った角度から不動産市況も読み解けるからおすすめです。

たとえば、仲介店舗の撤退。

付き合いがある仲介さんから、「ぼくの店舗が撤退することになったから、来月からは、〇〇の支店に異動することになりました。」という報告をうけたときに、「この店舗は業績がよくなかった。」と考えられますよね。

それと同時に、「不動産の動きがよくないエリアだ」と推測できて、最終的に、「店舗撤退エリアを強気で仕入れるのは、得策ではない」と判断できるわけです。

勘違いしないでほしいのは…

「女性がおおい支店は、優秀な上司がおおい」とは言っていますが、「男性ばかりの支店の上司は、仕事ができない」というわけではありません。

男性ばかりの仕事ができる優秀な支店もありますから、反対の意味で捉えないでもらえたら!

とはいえ、少なくとも「女性がおおい支店の上司は優秀である」は、あてはまると思っています。

やっぱり、女性はコミュニケーションに気を使うし、円滑に仕事をすすめるのが上手です。

そのうえで、女性社員にも限界はあって、ストレスでやっていけない場合には、上に話があがり、最終的に、人事配置に如実に現れるのです。(一概にはいえませんが)

ということで、今日は、人事配置に目を向けてみると、いろいろと見えるものがあるよ、という話でした。

女性がおおい店舗の上司を味方につけましょう!


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