雑文

　なぜこんなに白いのか。なぜいつもここを通っていかないといけないのか。

俺は呪われているのか？なぜいつもここから始めなくてはいけないのか？

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「何もない」と言うことすら人には許されていない。

痛み。書けば書くほど女子高生が悲鳴をあげる。ノートに文字を書き込む度に女子高生が苦痛の声を漏らす。なぜなのか？

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　俺はもう問いを投げかけたくない。

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　牢獄。白氏文集。なぜ？なぜここに白氏文集があるのか？

　長恨歌。口ずさんでみる。何か良い事がおきそうな気がした。

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　俺はもう問いをなげかけたくない。なぜ戦争がなくならないのか？なぜ人は死ぬのか？

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　切符を買う。改札を通る。そして電車に乗り込む。霧の中を電車が走っていく。こういうやり方でしか、僕たちは危険地帯を通りぬけることができない。

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　うたたねをする僕ら。そして目を覚ます。遠くに牢獄が見ええる。とするとあれが牢獄なのか？え？

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　たどりつけない！あそこへ！

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　生きていることに伴う快感というものが一切ない。

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　帰りたい、と家の中で呟く。

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