日記


 たくさんの人々が橋の上を歩いている。恐らく対岸のバーベキュー場を目指すのであろう。


 町中で何かの工事が行われている。新しいビルが次々とつくられ、コンクリートがひっくり返され、電灯がつけかえられている。


 非常に暖かいが空気はかすんでいて、はるか遠くまで見渡すことはできなかった。


 自転車用品店のそばの木の枝にたくさんの蕾がついていた。春は近い。


 橋の入り口からちょっと行ったところで車が停まる。ドアが開かれて中から1人の女の子が出てくる。彼女はガードレールを跨いで歩道に入った。その際にスカートがめくれて太ももが露わになったが、パンツまで見ることはできなかった。彼女はそのまま駅方面へと歩いていった。

 色々な光景。大した意味もない光景。見慣れた風景。しかしどことなく愛おしいようにも思えるもの。

 今日は午前中に外出して本屋に行ってきたのだ。腸をととのえれば心もととのうという説を提唱している人の本と、アメリカの有望な企業はみんなトヨタ方式を真似しているという説を提唱している人の本を読んだ。


 明日は雨が降るそうだ。1日中家にいることにしよう。

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