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読書覚書ーデジカメの使い方ー

*デジカメに1000万画素はいらない*
たくき よしみつ
講談社現代新書1963


★付箋文★P10~11
□ディスプレイは、ピクセルとデジカメ画素の関係
1280×1024ピクセル=131万720画素
1000万画素=3624×2736
□印刷のdpi(ドットパーインチ)は、1インチ(2.54cm)にいくつの画素が並んでいるかを表す。
葉書(148mm×100mm)に全面印刷した場合,350dpiなら約281万画素に相当する。

★付箋文★P14
デジカメでは、従来のフィルムに相当する部分に、CCD(又はCMOS)という電子部品(映像画素)を置いてそこに結ばれる画像を細かな光りの点(画素)としてデジタル信号として記録

★付箋文★P40
コンパクト機は映像素子が極端に小さいため、それに合わせて作られたレンズの焦点距離も短くなります。
その結果、被写界深度が深くなり、手前のものから後方のものまで、すべてがくっきり写ってしまう。

★付箋文★P59
室内で人物をきれいに撮りたければ、撮影モードは、P(プログラムモード)+フラッシュ発光禁止が基本

★付箋文★P59
小型デジカメは、一般に色味が薄い。
これは、CCDの高画素化の弊害で色階調が浅くなっている。
→鮮やか設定に
→目的に応じて画素数を下げる
      ↓
      撮影可能数増加
      画像記録に要する時間短縮

★付箋文★P62
デジタルズームは当然OFF
疑似光学ズームはトリミングと同じ

★付箋文★P67
フィルムのISO感度は、明るい曇天の屋外で絞り値F8程度にしたとき1/100秒でシャッターが切れれば感度はISO100
ISO感度とシャッター速度は逆数の関係ですから、たとえばISO100の感度でシャッター速度が1秒必要な暗い場所でもISO800にすれば1/8秒で切れる。
□デジカメ一眼のISO400は十分ですが、小型機のISO400はかならずノイズがはいる。

★付箋文★P70
小型デジカメで撮影するときは、首からネックストラップでぶら下げ、両手でカメラを持ち、前方にストラップがピンと張る形でシャッターを押す→手ぶれ軽減

★付箋文★P72
明るい場所でこそフラッシュを使え、強烈な逆光の場合、露出を大幅にプラス補正して撮るのが基本。それでもだめならフラッシュ
もう一つは、日陰と日向の明暗差がありすぎる場合は、強制発光させる。

★付箋文★P75
おかしな色の写真 全体が青っぽくなる
 ↓
ホワイトバランスの誤り
 ↓
「曇り」のプリセット
 ↓
色味は暖色系になる

★付箋文★P87
小型機は、CCDが極端に小さい為、焦点距離が短く被写界深度が深く接写に向いている。
小型機の場合、マクロモードにして離れたものに焦点を合わせようとする場合、通常モードより時間がかかるがピントが合わないわけではない。

★付箋文★P102
デジカメは本来「メモ帳代わり」という役目を担っている。

★付箋文★P114
人物を広角で撮ってはいけない。歪む

★付箋文★P119
F2.0の明るいレンズを搭載したデジカメだから1/1000秒の高速シャッターで落ちていく雪片がきれいに写る。

★付箋文★P126
大容量メディアを使用しよう
容量だけでなく、アクセス速度も重要

★付箋文★P131
露出補正がワンアクションでできないカメラはダメ
逆光で撮影する場合、露出補正は、プラスにするのが常道ですが、それは、被写体が黒く影になるのを防ぎたいとき、逆にマイナス補正して、光りの反射を写し込みたい場合や光りと影のコントラストを生かした印象的な写真が撮れる。

★付箋文★P134
露出不足の写真は、画像ソフトで後から明るく補正してやればみれる。
真っ白に飛んだ部分には色情報がない。
小型機は、初期設定でマイナスに補正しておく。日中屋外でも-2/3(-0.67)

★付箋文★P142
露出補正についてまとめると、屋外でも屋内でも、露出補正はマイナスが基本。強い逆光の時だけ逆にする。

★付箋文★P174
コンピュータによる補正
ガンマ補正かレベル補正で

★付箋文★P176
色調補正は、コントラストと彩度で調整。ほとんどの場合、やや上げる。

★付箋文★P177
手ぶれやピント合わせの失敗は、シャープフィルターをかける。


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