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【受講者の声】支援者と実践者のためのトラウマとマインドフルネスのガイダンス

どんな講座?

ひとは人生の中で、大なり小なり傷つき体験を必ず負う。
その傷つき体験のことを心的外傷と呼ぶがなんと人口の𝟫𝟢%が体験しているのだという。
その中で、心的外傷後ストレス障害(𝗉𝗍𝗌𝖽)を発症する確率は𝟤𝟢%
𝟣𝟢人いたら𝟤人が𝟣𝟢𝟢人いたら𝟤𝟢人がトラウマに悩まされることになるということです。

トラウマなんてそんな大それたこと、と思われがちですがクライエントさんご本人が気づいていらっしゃらない場合も本当にたくさんたくさんあるんです。
わたしの元にお集まりいただいたクライアントさんも「自分なんて大したことないのですが…」と前置きされる方が大勢いらっしゃいます。

けれど、どうお話をお聞きしても心身のどちらか、もしくは両方に不調をきたしておられるのです。
マインドフルネスは身体感覚を活性化し、注意力を向上させ、感情調節能力を高めます。
これらはトラウマ、傷つき体験からの回復にとても大切な要素です。
特に日本では、この𝟣𝟢年で市民権を得たマインドフルネス。
ストレス社会と言われる現代においてとっても良き傾向です。
マインドフルネスは間違いなく科学的に心身を良い状態に導いてくれるからです。

けれど
身体感覚に注意を向けることや触れる・触れられるという体験、過去の体験を深掘りすることや感情を感じきることマインドセットを扱うことマインドフルネス瞑想を含む全ての𝗆𝖾𝖽𝗂𝗍𝖺𝗍𝗂𝗈𝗇が、心的外傷後ストレス障害(𝗉𝗍𝗌𝖽)を発症させる可能性があることはあまり知られていません。

ついさっきまで〝健康〟だった方にも起きる可能性が大いにあるのに、です。物事の良い側面ばかりがピックアップされるのでそれにより苦しんでおられる方の声は揉み消されてしまうのです。

そこで、
心身に不調をきたしている方はもちろんのことクライエントさんにサービスを提供されている支援者のみなさんが学んでほしい知識を今回限りのひとつの動画講座としてまとめました。


実践者のみなさんは心身の不調の理由がわかり、自分で対処できるようにするために。

支援者のみなさんは大切なクライエントさんが𝗉𝗍𝗌𝖽を発症してしまわないための配慮を学び万が一クライエントさんが目の前でフラッシュバックを起こしてしまった時も落ち着いて対応できる力をつけるために。


受講生の感想

▶︎NO.01

なぜこの講座を受けようと思いましたか?

支援者ではないのですが、自分にとっても、親としても必要な所があるのではないかと思ったからです。

受講して変化や学びになったところはありましたか?

section1では、神経性の話を振り替えることができたこと。忘れていた部分もあったのでもう一度聞けて良かったです。
section2では、ハシゴの登りおりや、自分の一日の神経の動きを可視化することで、自分のリズムや、調整の仕方がわかりました。どんな1日だったのか?も色んな感情がありながらも、感情から一歩はなれて飲み込まれずに捉えることができるように少しずつなっています。 また、「今わたしは安心の耐性の窓の領域に留まっています」と思い出した時に自分に言い聞かせることで、安心の先取りができています。
section3では、初めて聞く用語も多かったのですが、マインドフルネスの良い点と注意点や、フラッシュバックについて、トラウマケアへのアプローチの仕方や注意点も分かりやすかったです。 メデューサ現象というのがあることも分かり、自分の認識が勘違いを起こしているのだなと、また一つ新しい術を見つけられました。 スピリチュアルバイパスの視点もとても大切なことで、自分の肉体がまずは大事なんだと改めて思いました。 そこを切り離してしまっていたからしんどくなっていたのだと思えて来ました。

この学びをどのように日常に活かしていきたいですか?

色んな知識を交えながら日々の中で、自分に合った手法を取り入れながら、安心の領域に自分で自分を導いていけるようにしたいです。

ご感想などご自由に

ぎゅっと沢山の内容を盛り込んでいる講座でした。 支援者ではない人にも、家族など自分以外の人との関わり方へのヒントをお伝えして下さっていたので、受けて良かった!と思っております。 シェア会もまた違う視点からのお話も聞けたので、メモが止まりませんでした。 ありがとうございました。


▶︎NO.02

なぜこの講座を受けようと思いましたか?

自分自身の体調が優れず、呼吸もうまく落ち着いてできない、ということがあり、その苦しさを少しでも楽にできればという思いから、受講しようと思いました。 そして、今は自分がしんどい状況だけれど、これまでも日常の何気ないマインドフルネスの積み重ねがわたしにとって支えになっていたので、今回の講座で学びを深めて、大切な人にも何か届けられるようになれたらという想いもありました。

受講して変化や学びになったところはありましたか?

"安全とつながりを感じられる状態"に調整するために日常でできることがたくさんあるんだなと感じました。マインドフルネスには危険性もあるけれど、それを知っておくこと、大切なポイント、適切な手順や配慮を知っていればやはり大きなサポートになるんだと思いました。

この学びをどのように日常に活かしていきたいですか?

呼吸で苦しくなるときも、外受容感覚に意識を向けることで、また少しずつ"安心安全"に戻ってこれることを少しずつ思い出していく、体感することができるようになりました。 ここで学んだたくさんのワークを用いたり、自分の神経系を見つめる練習も、日々の生活の中でやっていきたいと思います。そして、日常の対人関係の中でも、今回の学びを活かしていきたいです。

ご感想などご自由に

マインドフルネスには危険性も伴うけれど、その良さも改めて実感できた講座になりました。やっぱり人は、人との繋がりの中で、トラウマから回復していくんだと。自分自身や大切な人たちのために、"わたしに何ができるかな"、その気持ちや視点を忘れずにいたいと思います。ありがとうございました。



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