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アメリカ時代の生活エッセイ その1「死なない程度の英語」について

こんにちは!
スロース英語教室のNaokoです。
訪問型で、4-10歳の子どもたちとその親御さんたちに、
「自分の興味のあることを英語で伝えられるようになる」ことを目標

教室を運営しております。



さて、今日から新シリーズを始めたいと思います。
私と娘は2年間、夫の仕事の関係でアメリカの東海岸の田舎町に住んでいました。
日本人はおろか、中国系やインド系の方も周りにおらず、
周りはヨーロッパをルーツに持ついわゆる「白人」ぽい見た目の方々と、中南米をルーツに持ついわゆる「ヒスパニック(ラティーノ)」ぽい見た目の方々がほとんどでした。


その間、夫が駐在員として感じたことをエッセイとして書き溜めていました。
夫の許可を得たので、その一部を掲載しようと思います。
「実際に外国に住んでみる、ってどんな感じ?」という雰囲気の一端が伝われば幸いです。
想像していたよりうまくいったこともありましたし、思いもよらぬ苦労や驚きがあったりしました。



それではどうぞ!英語訳(ネイティブチェック済)も載せてあります。



「アメリカに来ているのだから、英語は上手になるでしょう?」
とも良く聞かれます。
ある特定の分野はそうかもしれませんが、日常会話はまだまだ難しいです。

“Now, you must be able to speak and understand English much better, because you’re living in US, right?”
I am often asked this question as well.

Well, I would say “yes” for some specific topic,
but I still have difficulty speaking English in some daily situations.



業務の会議や電話、チャットは英語ですし、メールも半分以上は英語ですので、確かに業務上で英語を使う頻度は増えました。

In daily work situations, I use English in meetings/calls/chats,
and I am writing half of the e-mails in English.
Certainly, I have more opportunities to use English than I used to when I was in Japan.




ただレストランに行っても ”Can I have this?” と指差し、
店員が来たら “That’s great!” と言い、
食べ終わったら “Check please, thank you!” と言えば、用は足ります。

But, in restaurants, I usually use only 3 phrases -
“Can I have this?” by pointing what I want in the menu,
“That’s great!” when the server ask me how the meal was,
“Check please, thank you!” when I am done.
I probably missed good opportunities to practice my English in these instances.



本当に英語の問題が切実になるのは、日常生活のアパート・車・ネットの修理対応などです。
中には生死に関わるものもあるので、必死です。
当初、自分の発音が悪いから伝わらないのかなと気にしていましたが、
発音はアメリカにいる方でも、色々なバックグラウンドの方がいるので、個人で全然違います。

I need to be very careful and serious when I deal with problems pertaining to my apartment/car/Internet,
because some may lead to serious trouble in my daily life.

I thought I couldn’t make myself understood because my English pronunciation/accent is bad,
but I found people in US are immigrating from a lot of countries and have a variety of accents.



最近はあまり気にせず、「は?」と言われても、もう一度言いますし、
相手の言っていることが分からなければ、自分も「は?」っと言うようになりました。

I have got used to being asked “What?” and if I don’t get what he/she said,
I also ask “What?” to him/her.


アメリカに居ること自体はあまり関係なく、どういう場面で実際に英語を使っているか、使おうとしているかという意識によるのだと思います。
英語も運転も、死なない程度に頑張ろうと、開き直ってきています。

I realized improvement of English is not the matter of where I live,
but the matter of necessity and my motivation of how much I want to improve my English in daily life.


I’m trying to do my best for improving my English skill (and driving skills) day by day.






いかがでしたか?
自分が思ったことを伝える、というトレーニングを続けていけば、
このようなエッセイを書くことができるようになります。


そのためには「相手に伝えたい!」と思える相手が必要ですし、
スロース英語教室がそのような場所になれるようになっていこう!
と思っています。


余談ですが夫は「車の運転」がめちゃくちゃ苦手です。
なので「英語も運転も死なない程度に頑張る」なのでしょうね!

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