アメリカ時代の生活エッセイ その2「ペーパードライバーの僕がアメリカで上司を車に乗せてみたら」
こんにちは!
スロース英語教室のNaokoです。
訪問型で、4-10歳の子どもたちとその親御さんたちに、
「自分の興味のあることを英語で伝えられるようになる」ことを目標に
教室を運営しております。
2月から始まりました新シリーズ、「life as an expat」の2作目です。
前回のエッセイはこちらです。
人口数万人のアメリカの田舎町、アジア系の人々もほぼいない町で駐在員とその家族として2年間生きてきて感じたことを綴ったエッセイを少しずつ公開しています。
ネイティブチェックも当時の会社の同僚や上司にお願いしてやってもらったそうです。
英作文の練習としても参考になるかもしれません。
当時どんな感じで夫がエッセイを書いていたかというと、
①日本語で大体原稿を書く
②deepL(翻訳アプリ)で英語に直してもらう
③ニュアンスが変わっていないかどうか、自分の目で再度チェック。不自然と思ったら書き換える
④ネイティブ(会社の人たち)にお願いしてネイティブチェックをしてもらう
⑤ネイティブチェックの結果、「文法的におかしなところ」「ニュアンスが違って伝わる言葉遣い」「文化の違いから説明しておいた方がいいこと」を修正したり、追加したりする
こんな感じでエッセイを書いていました。
特に「文化の違いから説明しておいた方がいいこと」は自分ひとりでは分からないことも多く、アメリカの人たちから質問を受けて答えているうちに「前提が違った!」とお互いに気づくことはよくありました。
今回も「生きるために必死!」というエッセイの一部からお送りします。
The thing I struggled with the most in the U.S. was driving a car.
I commuted by train, and I never drove on public roads in Japan.
The U.S. has a wider land areas and roads, so it is necessary to drive to work and to shop (unless you live and work in a large city).
I noticed that I can’t live without a car literally.
I practiced and got used to driving a car gradually. I felt the most pressure when I drove with my Japanese boss, which was just 2 months after I started driving.
またアパート探し、ライフラインの契約など、生活の立ち上げをしていく中で、日米のサービスの差(予定通り来ない・進まない、電話が繋がらないなど)を感じました。
全く異なる環境の中、自分で必要なことを英語で伝え、確実に手続きを進め、生活を立ち上げていくということは大変でしたが、とても勉強になりました。
当たり前だと感じていた日本の良さ(丁寧さ、Punctuality)も痛感しました。
When I was looking for apartments and setting up my utilities,
I found a lot of differences in styles of providing services (e.g., the service provider often did not come on time or changed the schedule suddenly).
I was totally exhausted to make sure that everything was finished on time to start my new life in the U.S.
It was very challenging for me to communicate in English what I needed, but I learned much from the experience.
I also realized that there are some good aspects of Japanese habits (punctuality, careful consideration for customers), which I had taken for granted when I lived in Japan.
こうやってあらためて日本語と英語のエッセイを見比べてみると、一文ずつ「日→英」で対応しているわけではないことが分かります。
おそらくネイティブチェックを受けたり、自分でも推敲する中で、2つの文を一つにしてしまったり、思い切って例を一つなくしてしまったりしてシンプルで意図が分かりやすい文章にしようとした結果だと思います。
前回に引き続き車の運転に苦労していますね。
このエッセイには書いていませんが、実はアメリカの道(特に高速道路)は穴ぼこだらけなんです!
前もって穴を避けないと車の中で自分の身体が宙に浮きます。
道は広いのですが制限速度も日本の1.5倍程度速い…というわけで、横に乗っている私も最初はめちゃくちゃ緊張しておりました。
たまーにUberで高級車(例えばランドローバーなど)に乗ると、物理的にいかついこれらの高級車は穴の上をスピードを出して通ってもbump(衝撃)がほぼなく、何事もなかったかのように運転できるんです。
そんなわけですので、アメリカで車に乗られる際はシートベルトをつけるのを日本同様お忘れなく!
また次回の「life as an expat」でお会いしましょう!
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