人はあなたの何を見て、信用するのか？

◆見せ方次第で人は簡単に信用する

最近、こんな風に感じていませんか？

「上司からあまり信用されていない気がする」
「同僚や後輩から、なぜか下に見られる」
「自分への評価が低いんじゃないか？」

仕事をするにあたって、
頼りない人と思われるのは大きなマイナスです。

それを改善するには、
いかに「信用」「信頼」してもらえるか。
これが非常に重要なのは誰でもわかりますよね？

しかし、どうやったら信用・信頼される人間になれるのか。

「気配りができたらそれでいいのか」
「自分が優秀だということをひたすらアピールするのか？」

その答えを話していきます。

◆あなたはなぜ信用されていない？

これにはいろんな要素があります。

・初対面、また早い段階で良い印象を持たれなかった
・相手の思い込みで、理不尽な評価をされている
・実際に能力が足りない
・優しすぎる

これは一例で、もっと細かく分けることもできますが、
これらは大きな原因として挙げられます。

初対面での印象、相手の思い込みに関しては、
前回書いた記事を見てもらえれば改善できると思いますので、
参考にしてください↓↓

実際に能力が足りないのは、
これはある程度高めるしかありませんので、
まずは人並みにできるよう努力しましょう。

最後の優しすぎる。というのは、
一見不思議に思われるかもしれませんが、
優しすぎるのは、どうにも頼りないイメージが付きやすく、
能力も足りないと思われる傾向があります。

しかし、
能力が高い人は逆に冷たく見られる傾向があり、
これはこれで信用されにくくなります。

では、どうすれば信用される人に見られるのか？
それには
「道徳面の強調」
「能力の高さを見せる技術」
この両方を使ってアピール必要があります。

◆道徳的な人とは？

道徳的というとかなり曖昧でわかりにくいですよね？
ここでの道徳的は簡単に説明すると
「誠実性」「公平さ」「信念」「責任感」です。

ちょっとお堅い印象があり、
伝え方も難しそうではありますが、
実は非常に簡単な方法で誠実性を伝えることができます。

それは、
会話をするときに、
「目を合わせる」
「適度にうなずく」
「笑顔（微笑む）」

たったこれだけで誠実性が大幅にアップします。

ものすごく当たり前のことを言っている・・・
と、思われるかもしれませんが、
思い返してみてください。
意外とできていないのではないでしょうか？

私もパソコン業務が多いことから、
ついついキーボードを叩きながら話を聞いたりしてしまいます。
これで信用しろというのも難しい話ですよね（反省、今は気をつけている）

信念や責任感、公平さは、
・頑固になるわけでなく、ぶれない気持ち
・自分の行動に責任を持つ
・思い込みにとらわれない

で、伝えることができます。

「俺(私)はこれしかしない！」
といったものではなく、

「失敗しても、諦めずに挑戦する」
「楽な作業とつらい作業なら、必ずつらい方を取る」
など、他人から尊敬されるような信念です。

公平さを示すのは少し難しいですが、
何事も瞬間的に感じたことをすべてだと思わず、
自分の思い込みでないかを確認することで、
公平さを保てます。

「この人は常に正しいことをしている」

これらは、人間的な温かさを感じることができるので、
信頼感、信用につながります。

さらに、
共感力を使って相手の意識を自分に向けることで、
信用を超えた信頼を得ることもできます。
（これはまた別の機会に解説）

◆能力の高さをマシマシで伝える

次に能力の高さをアピールする方法です。
少し項目が多いので、簡単にまとめます。

・自分の業績や経験を、適度に強調する
・自信のある態度をとる（姿勢や言動）
・上記に加えて大きなジェスチャーをする
・少し早口で話す。
・意志の強さを示す。
・将来の可能性を示す

説明を加えると、
業績や経験を語るのはいいのですが、
ただの自慢や武勇伝に聞こえるといけないので、
あくまで過去の話、
今は時代も変わっているし、
同じやり方では通用しないかもしれない。

こういった謙虚さを一緒に伝えると効果的です。

姿勢やジェスチャーなど、
自分を大きく見せる方法は、
能力の高さを簡単にアピールすることができます。
逆に猫背だったり、動き小さいと、
頼りなく見えるので注意が必要です。

また、
少し早口でしゃべると頭が良さそうに見られます。
これにはトレーニングが必要ですが、
オーディオブックみたいなものや、
YouTubeなどを普段から倍速で見たり聞いたりしていると、
その感覚を掴むことができます。

最後の二つ、
意志の強さと、将来の可能性の示し方は、
細かく説明したいこともあり、
また次の機会にまわさせてください。

◆まとめ

あなたがもし、人から信用されていないとしたら、
自分の「道徳面」や「能力の伝え方」
に注目してみてください。

一度相手に伝わったイメージを変えるのは難しく、
そして時間もかかりますが、
普段の行動を振り返って、
改善できることは改善して、
コツコツアピールすることで変えることができます。

信用、信頼は大きな武器になりますので、
是非身につけてください。