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初対面の人からどう思われている?

自分のイメージを回復させる方法


面接、接客業、営業、またコンパなどで印象よく、

相手との距離を一気に縮めたいなら、

「初頭効果」を意識する必要があります。

最初に悪い印象を与えてしまうと、

印象を回復させるために、数か月もの時間がかかるからです。

しかし、初頭効果で悪い印象を与えても大丈夫です。

時間は必要になりますが、悪くついたイメージを変えることができます。


第一印象の怖さ

「初頭効果」は、

分かりやすく言うと、「第一印象」になりますが、

その第一印象から、「この人はこんな性格の人」

と、わずか数秒でイメージ付けまでされることを「初頭効果」と言います。

「この人は太っているから、きっとだらしない人」
「髪の毛がボサボサだから、ずぼらな性格」
「強面だから、頑固そう」
「ハキハキしゃべるから、頼りがいがある人」
「フォーマルな服装だから、誠実性が高い」

など、

数年前にドラマ化された、

「人は見た目が100パーセント」という漫画がありますが、

100%ではないにせよ、第一印象は今後の関係に大きく影響します。


ウサギとカメ

初頭効果で相手に良い印象を与えられた人は、

その後の人間関係もスムーズに深めることができます。

自信を見せることができれば、自然と人を集めることもできるし、

リーダーシップを取れるようになるでしょう。


逆に自信がなさそうに伝わると、

頼りがいのない人のイメージがつき、

同じだけの能力があっても、他の人に仕事を頼まれたり、

なかなか評価してもらえなかったりします。


まさにウサギとカメの話ではないですが、

初頭効果で良い印象を与えると、

明らかなスタートダッシュを切ることができるわけです。


ですが、

初頭効果で良い印象を与えられるから「いい人」

と、いうわけではありません。

この効果を悪用して、詐欺など人を騙したりする人もいます。

ステレオタイプを発動させて、

「相手を思うように操作する」ことを考えている場合もあるので、

注意が必要です。


初対面で良い印象を与えられなかったら?

とはいっても、

警戒心が強く、見た目にも自信がない、緊張する、

第一印象を良く見せることが難しい。

そう思っているのではないでしょうか?


ここからは、少し時間がかかりますが、

好印象に変える方法も紹介したいと思います。


印象を変えるのは相当難しい

まずはじめに、

マイナスイメージを覆すためには、

数か月、またかなり頑張らないと、

相手の自分に対する見方は変わりません。


初日から遅刻してしまうと、その時点で

「この人は必ず遅刻をしてくる人」

そういうレッテルを貼られてしまいます。

急にお腹が痛くなり、トイレに行ったせいだとしても、

それを伝えると、「いいわけをする人」

と、どうにもならなくなったりします。


ですが、決して変えられないわけではありません。


その為には、まず相手がどう思っているのか?

その原因はどこにあったかを理解する必要があります。


遅刻の場合はわかりやすいですが、

・なぜ、頼りがいがないと思われているのか?

→「初対面でガチガチに緊張していたから?」

・なぜ、だらしないと思われているのか?

→「服装が乱れていたから?」

・漠然とダメな奴と思われている

→「約束を守れなかった?」「小さなミスを繰り返すから?」


初頭効果に限らず、見知った間柄でも、

長期に渡り、相手に悪い印象を与えている場合もあるので、

最近、自分に対する評価が低いと感じたら、

これから紹介することを試してみてください。


目に余る証拠を数多く出す

試すといっても方法は実にシンプルです。

自分に対するイメージを覆すためには、

「圧倒的な量の証拠を継続的に見せる」

これだけです。


説明すると、

上記の遅刻するイメージを変えるためには、

「ただ毎日、遅刻しない」だけでは事足りず、

「相手より早い時間、より早い時間」に着いていないと、

自分に対するイメージは変わりません。

しかもそれを継続しないと、イメージはすぐに戻ってしまいます。


だらしない人と思われているなら、

髪型を整えるだけでなく、服装や体型や言葉使いなど、

別の人間になったんじゃないか、

と、思われるくらいの変化が必要になります。


ちょっと髪を切ったくらいじゃ誰も気づかないでしょう?

でも、いきなり金髪になったり、

かなり短くなったら気づかれるのと同じで、

目に余る変化がないと、相手には気づいてもらえません。


まずは原因を知り、それを治すだけでなく、

それ以上の変化を相手に見せ続けることで、

ようやくあなたに対するイメージが変わります。


より短期間でイメージを変える方法

圧倒的な証拠を見せたとしても、

自分に対するイメージが変わるには数か月かかります。


「それでは遅い、もっと早くイメージを変えたい」

そんな方法はないの?

そんなあなたには、「平等主義的目標」に働きかけるテクニックを紹介します。


平等主義的目標とは?

ただ、今回は申し訳ないですが、

この「平等主義的目標」に関しては、

長くなりそうなので、別記事作成後追記します。


【悪用しないで】番外編「マッチングアプリ」

ペアーズとかWITHとか、

今はオンラインで気軽に出会えるシステムがたくさんあります。


主に最初はチャットなど、

文字でコミュニケーションをとるかと思いますが、

この時に、

「ついつい普段の自分とは違う文面で送ったりしませんか?」


本当はおとなしい性格なのに、

「!マーク」や「顔文字」「絵文字」など、

好印象を与えようとデフォルメしてしまうことがあると思います。


そして相手にそのイメージが伝わり、

実際に会ってみたいとなったとき、

文面とは違う人が来たらどう思うでしょうか?


「思っていた人となんか違う?」


そう思われる可能性が大いにあります。

それを回避するため、相手に好印象を持ってもらうには、

文面から与えるイメージを演じることで、

安心感を与え、好印象を持ってもらいやすくなります。


それが難しい場合は、

合う直前に「緊張して普段の自分は出せないかも」

と、伝えておくことで印象が変わることを軽減できます。


いつもの明るい感じじゃないけど

「初めてだし緊張しているんだな」

そう相手に理解してもらえるので、

初頭効果をうまく操作できます。


ちなみに私の奥様は、ゲームでチャットをしたり、

プレイ日記を投稿しているときは、

やや(察し)「可愛らしさを強調している」ように思います。

(大きな声では言えない)

もしオフ会などあったら、

ちょっとだけきゃぴきゃぴしているイメージとは違うだろうな

とひそかに思っていますが、これはまた別の話。


話はそれましたが、

初頭効果をうまく利用すれば、

相手を操作することもできてしまうので、

本当に悪用しないでください。


よりスムーズな人間関係の構築を望むなら、

初頭効果を意識すると良いですよ。

まだまだ未熟ものですが、良いコンテンツをお届けできるように頑張っていきます。