これってコミュ障?それともただの人見知り? 電話に出られない、複数人の会食が苦手・・・
いきなりで恐縮だが、ぼくの長年の悩みのいくつかを共有したい。
お前の悩みなんか知るかー!と思われるかもしれないが、以下のような経験をお持ちの方にはぜひ先をお読みいただきたい。
みなさんには、こんなことはないだろうか?
・電話に出られない
・道端で知り合いに出あっても避けてしまう
・エレベーターで乗り合わせる人がないのを祈ってしまう
・4人以上の会食や飲み会で蒸発してしまいたくなる
誰しも一回は上のような経験に覚えがあるかもしれませんが、ぼくの場合はそれが毎回なのだ。
今回は自分がコミュ障なのではないか?と思ってしまった瞬間をみなさんにシェアしたい。
話したり書いたりすることでぼくにとっても自己整理につながるので、この際オープンにする。
電話に出られない
まず自分がコミュ障なのではないか?と思った理由の一つに「電話に出られない」というのがある。
具体的な例を思い出して書いてみる。
例えば思いつく限りで以下のようなこと↓
・会社で鳴り響いた電話。顧客のものかもしれない、誰かわからないが、他の人に出てもらえないかなー。電話に出ないで怒られる。
・会社の同僚からの突然の電話。緊急の可能性もあるのに出られない。妻からは出なくていいの?
・家電にかかってくる電話。ナンバーを見るも誰かわからず。とりあえず出て確かめればいいのに、受話器が取れない。
・近親者からの電話以外、出られない。お店への電話は基本、妻にお願いしています。妻は電話は得意なのだそう。
・携帯電話持ってる意味あんの?と言われた経験。スマホ時代になってラインやチャットアプリでやり取りできるようになった現代はまだマシになったかもしれない。それでも多い電話。
・電話は苦手だけど、ズームなどあらかじめスケジュールされていたMTGへの参加はできる
人見知りという括りに入れていいのかはわからないが、よく知らない相手と声だけのやり取りをすることにどこかで恐怖を感じているのかもしれない。
もしかしたら、過去の体験がマインドブロックとなっているのかもしれない説も自分の中である。
以前、実家にいた頃によく無言電話がかかってきていた。
心当たりがあったわけではないが、受話器に出るとプツッと切れてしまう。
それで、受話器を置くとまた呼び鈴が鳴る。
不気味である。あれは結局何だったんだろうか、今でもわからないが、その時の恐怖に近い感情は今でも記憶に濃い。
もしかしたら、こうした経験が自分と電話を遠ざけてしまった要因なのかもしれない?とも思っているが、どうなのだろう。
道端で知り合いに出会っても避けてしまう
道を歩いていて、向こうから歩いてくる人の中に知っている顔をに見つけた時、あなたはどのような反応をするだろうか?
振り返ると自分の場合は以下のような行動に出ることが多い。
・スマホを取り出して、用事ができたふりをして顔を合わさないようにして過ぎる
・そもそも違う方向を見て気づかないフリをして過ぎる
・道を迂回してしまう
自分で言うのもなんですが、ひどい・・・
今だから言うが、会社員時代は上司や同僚相手ですらこんな対応をしていた。
その人のことが嫌いなのではない。
隠さずに言えば、その人と会話を結ぶのが面倒だと思っているのが近い。
街で知っている顔に合うのがなんとなく嫌な気持ち、これ理解されないのだろうか?
対人恐怖症ではないか?と自分で疑っていた時期もあったが、
いろいろ調べてみると、自分のような人は意外と少なくない?と思い、今回シェアしてみた。
エレベーターで乗り合わせる人がないのを祈ってしまう
ぼくの場合はエレベーターに乗らずに済む階層に将来住むことを考えてしまう。
それくらいにエレベーターが得意ではない。
あの閉鎖的な空間で乗り合わせると、苦痛なのだ。
たとえ知り合いであってもあまりいい気持ちはしない。
なので、タワマンなんてほんとムリだろうな(苦笑)
今住んでいるマンションにはエレベーターがない(別に加味して選んだ物件ではない。たまたま選んだ物件にエレベーターがなかっただけだ)
子供がいる現在、ベビーカーの上げ下ろしには不便極まりないのだが、エレベーターで乗り合わせた状況を考えるとよほどマシに思う。
筋トレだと思って、毎回上げ下ろしをする。妻がいない時は子供(歩けるがまだ階段の昇降はできない)を脇に抱えて、他方でベビーカーを持つという限界ギリギリの状態であったりもする(気をつけます)。
小さい子供がいるとエレベーターを利用する機会は格段に増す。駅やデパート、ビルに入ればエレベーターを利用しない手はない。
だが、不思議と子供といると平気だったりする。
注意が子供に向いているからなのだろうか。
それでも・・・
一人でいる時は今でもエレベーターを利用することはほとんどないと言っていい。
これは何でなんだろうか? 心理に詳しい方がいたら教えていただきたいものだ。
4人以上の会食や飲み会で蒸発してしまいたくなる
ワンツーマンか2、3人の範囲内での会話なら円滑に結べるけれど、それ以上の人数が集まるとどうも会話から外れてしまう。
ぼくの場合はほとんど「空気」状態になってしまう。
その原因は一体なんなんだろう?と長年考えてきました。色々考えられますが、主な理由は以下の3つかなと。
誰に話したらいいのかわからない(対話の相手が定まらない状況に弱い?)
4人のうちの2人がわかる話題をすると残りの1人はつまんないだろうな〜とか気になってしまう。
残りの1人をどう会話に引き込んだらいいだろうと考えているうちに話題に取り残されている自分がいる。
何を話したらいいのかわからない
みんなが楽しめる話題がわからないというのが大きい。
1番目の理由でも述べたが、たとえば4人の人がいて、全員を満足させる話題ってどうしても世間話や広いテーマになりがちだが、
とにかく深い話ができないのだ。
それでもしないよりはと切り出すが、ぼくの場合は、話している途中で、頭に「あれ、オレ何しに来てるんだ?」的な疑問符が湧いてきてしまう。
「全員を満足させることはできないし、その必要もない」ことは承知しているつもりであっても、みんなが楽しんでいればいいかと、自分一人、そっと輪から離れてしまうことがこれまでも多かった。
距離の縮め方がわからない
4人以上になると会話をリードする役を担う人物が現れるものだ。いわば進行役であり、司会だ。
司会や信仰に長けている人がいる場合は、話題もはっきりするし、会話を振るのがうまくて、人に話させるのが上手な人の場合はそれなりに自分も会話に参加できているな?と感じられることもある。
だが、それではインタビューを受けているのと変わらないような気になってしまう。
こんなテーマで書いていて笑われるかもしれなが、自分はコミュニケーションは得意だと思ってきた。
だが、みなさんもご存知の通り、コミュニケーションというのにもさまざまな形式がある。
1対1の対話から2・3人程度の会話、それ以上の複数人での会話、セミナーなど大衆を相手にしたコミュニケーション・・・
これはぼく個人の見方だが、4人以上になると、どうしてもクロストーク(バラエティ番組のような形式)になりがちになる。
自分は対話は得意だが、クロストークという複数人相手の会話は苦手なのではないかと自己分析している。
クロストークというのは、自分から他者の会話に入り込んでいく必要がある。
ぼくの場合は、それが割り込みに近い形になってしまうことが多くあった。入り込むタイミングやリアクションがわからなくて、結果として人の話をぶった切ってしまったり・・・・・・
だいぶ、迷惑な人になってしまう。
自分の話したいことが先行してしまう。まずは相手の話をきっちり聞いてから。
わかっているつもりで1対1の会話でならできるのだけれど、複数人になると途端に人との距離感がつかめなくなってしまう。
それで場違いなことを発言してしまったりするのだ。
空気になっていながら、空気が読めないというのは笑い者なのだろう。
ぼくには本当に「友人」と呼べる人が片手で足りるくらいに少ないが、5人でいてもはぐれてしまうのだ。
彼らはぼくのこの「特徴」に理解を示してくれているので、いい意味で放っておいてくれるのがありがたい。もちろん、こちらだって悪い気がしないわけではないが、どうしようもない。
今ではどうか?というと、妻の同伴であっても、4人以上の集まりにどうしても出なければならない際にも、自分一人だけ「自分の世界」に逃避してしまう。
気分害したの?
楽しくないの?
こんな声を掛けられる始末。
こちらとしては面目ない。申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまう。
つまらないと言えばつまらないのだが。それも口にしずらい性格だ。
なので、基本的には4人以上の集まりへの参加は最低限にしている。
補足
あと、これはぼくについてのみ言えることかもしれないので補足ですが、
ぼくは一人っ子で兄弟姉妹がいません。
一人っ子であることと直接的な因果関係はないだろ?とも思うが、
兄弟姉妹がいないので親や周囲の注意を独り占めしてきたことも遠因となっているのではないかな?と思ったりもする。
正直、わからない。
実際、4人以上の集まりが苦手な人は結構いる?ようで。その人たちが一人っ子であるわけではないので、おそらく関係ないのかもしれないが、一応追記しておこう。
最後に
自分の悩みを表に出すって勇気のいることだけれど、悩んでいるのは自分だけじゃないのではないか?と思っていくつか紹介してみた。
みなさんも、悩みは自分の内側にばかり閉じ込めてしまいがちですが、思い切って打ち明けてみるとスッキリするかもしれない。
ぼくでよければ、みなさんのお悩みに寄り添えるかもしれないので、お声がけいただきたい(ただし、ワンツーマンでお願いします)。
悩みは解決できれば一番だけれど、分かち合うことで荷が軽くなることもあるので、ぼくはnoteに書いて出していこうかと思っているところだ。
では、また。
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