2024年に消化したい積読本
本が読めなくなってきた。
昔から本が好きでした。それこそ、マンガも小説も隔たり無く読んできたつもりです。中高の時は、それこそ文庫本を1日1冊ペースで読んでいたのではないでしょうか。主にスレイヤーズとオーフェンが悪い。
それが社会人になって、家庭を持って子供も持ってになると、まぁ時間が取れない。通勤時間にちょこっとkindleで読むくらいになってしまいました。電車もそんなに乗ってる時間が長いわけではないし、何よりウマ娘という強敵がいるのです。あとX。SNSよくない。
それでいて、昔からの悪い癖なんですが、本を表紙買いしちゃうんですよね。マンガも一般書もなんですが、タイトルとか表紙だけで買っちゃう。
ただ、まだブレイク前のもやしもん1巻を表紙買い出来たという実績があるので目利きにはそれなりに自信があるのですが。あ、食品系の人とか菌・発酵に興味のある人は絶対もやしもん読みましょうね。
話が逸れました。そんなわけで、これから並べていくのは私が2024年に読もうと思って買ったはいいけど積んでしまった本です。
なのでレビューですらない。
なぜこの本を買ったのかという理由だけを述べていく、狂気のエントリです。
読み終わった本は全てレビュー書いていこうと思うので、レビューが出なかったら「コイツまだ読んでないな」と思っていただいて結構です。
あと最近の自分は、あえて自分の状態をオープンにすることで「やらなければならない」と自分自身を追い詰める傾向があります。ノープレッシャーではあかん人間なのです。だから書けば読む。読むはずさきっと。
1.Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
すでにタイトルから重い。
いやだってね、なんとなくやっぱり自身も周りも、礼節を欠いているなぁと思う瞬間ってあるじゃないですか。僕もちょっと連絡とか予定とか抜けがちで、意識がふっと抜けると色々忘れてたりとかするのです。
あと、礼節って意外に考えなくないですか? と思って。
私の前の上司がことあるごとにリッツ・カールトンの「クレド」について語っていたのですが、最近そういう教養を身に着ける必要を感じていたり。
自分がキャリアで次のステップに行くにはこういう本も読んでおいたほうが良いのかな、と思って買いました、が手付かずです。
そして僕はこの本はkindleではなく紙で買ったのですが、探したらマンガ版があった。こっちに逃げそう…いかんいかん。
2.物語思考
ほんわか2ちゃんねる「したらば」(と勝手に心の中で呼んでる)を運営していたけんすうさんの本ですね。
けんすうさん、ホントに事象に対する言語化能力が高い人だと思うんですよね。すごく飄々と生きてるように見えるのは、物事の本質とかポイントを掴む能力に長けてることに加えて、そのコツを言語化出来るので再現性が高いというところがあるんじゃないかなと。
そんなわけで興味があったのと、あとタイムラインで2件くらいポンポンとオススメとして飛んで来たんですよね。なので「買わねば!」と思ってポチリ、そして終了。うーん僕はダメな子。
読み始めるとあっという間に読める気がするのですが、読めていません。でもけんすうさんの考え方に触れてみたいので、今年中に読みます。
3.日本人のための議論と対話の教科書
倉本圭造さんの本です。この人Xでもたまにタイムラインで見るという人多いんじゃないでしょうか。僕も同じくXで名前を知った方です。
ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロがかつてリベラルの方に対して「『縦の旅行』が必要なのではないか」という提言をされましたが、この人はまさに縦の旅行をした人でしょう。
外資コンサルにいたのに社会の現実を知るために労働現場とかカルト教団に潜入するとかホストクラブで働かれたり、という面白いキャリアの方です。
で、この人の論調の面白いところは、良く叩かれがちな「日本的なぁなぁな融和の仕方」をある意味では許容するような、どちらもインテグレーションしていくような議論をしていくんですね。上のnoteとか良い例でとても面白いんですが。
よく会社でも意見が真っ二つに分かれるときがあって、つい僕はどちらか自分の意見の近しい方についてしまいがちなのですが、そうではなくて、どちらの意見も上手く踏まえて折り合いの付ける議論が出来るようになることは必要だなと思うんですよね。
と思って買ったのですが、読んでません。
なんかこの終わり方本当にひどいな……読みます!
4.世界最高の話し方
なんか自分のコンプレックスを晒してるみたいになってるな……。
突然ですが、自分の声って最悪じゃないですか?
僕は今の部署に入ったころ、メインのお仕事が議事録作成でした。ファシリしながら議事録を書かされるという訓練を初日からさせられたのですが、当然そんな状態では議事録なんて書けないので、録音したのを後から聞き直すわけです。そして思うのです。
「うわ、ワイはこんなクソみたいな喋りをしとるんか……」と。
自分の録音した声を客観的に聞くことほど苦痛なことはないのではないでしょうか。変な声で変な喋り方に聞こえる人が大半だと思います。
なんていうか、喋りに限らず客観的に自分を見つめることって大事ですよね。そこに向き合わないと真の成長はないのですが、本当に苦痛。
そんなわけで、自分の喋り方が気に食わなかったので買った本です。読んでないのは、それに向き合わなければいけないという苦痛からです。
逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ……
(あ、Prime会員なら無料で読めます)
5.USER FIRST 穐田誉輝とくふうカンパニー ―― 食べログ、クックパッドを育てた男
穐田誉輝さん、インターネット老人会に参加されている方なら名前を聞いたこともあるかもしれません。食べログ・クックパッドもそうですし、価格.comも育てたのはこの人ですよね。
何で買ったのかといえば、カカクコム創業者の槙野さんの記事を読んだ時から穐田さんに興味は元々あって、そこにタイムラインでやっぱりこれも2つくらい同時に流れてきたからじゃないかな……。
なんか1つ流れてきただけだとスルーするんですけど、全く接点のない人2人からおすすめされると「なんかあるんじゃないかこれ」と思ってついつい買っちゃうんですよね。イツキさん攻略法です。
最近出たばっかりの本だからあとでいいや……と思いつつ、最近出たフリーレンの最新刊は読んでるので言い訳になりませんね。はい、読みます。
6.イノベーションの作法
今の30代、イノベーションって言葉に弱いからさぁーーーー!!!
というわけで、ビジネスデザイナー濱口さんの本です。最近は就活でもデザイン思考とか言われてますけど、学生にそんなことやらせてどうすんの……?
てか会社側がそれを評価できるほどデザイン思考学んでるの……?
という気もしますが、目次には「『デザイン思考』を超えるデザイン思考」なんて言葉もあり、「ヲヲヲ!」と思いますね。
元々興味を持ったのはダイヤモンドオンラインの記事を読んだからで、ちょっと全部読んでみたいな、と思ったからです。記事は読んでるから全く読んでないってことじゃないよね!
読み始めればこれもサクッと読める気がするんですけど、そういう本に限って読まないんだよね。で、Think CIVILITY読んで本を閉じてネオユニヴァースの育成始めちゃうんだ。良くないよなぁ。良くない。読みます。
そんなわけで、6冊紹介しました。まだあと4冊くらいあります。
結構読んでいる本も多いのですが、読むスピードを買うスピードが上回るというおかしな現象が起こってるんですよね。多分これらの本も読むのですが、それを上回って買う本が出てくるのでしょう。
ただ前も言いましたが、経営層に近づくほどみんな本は読んでるよな、と実感します。何でもいいと思うので、本を読む習慣は無くさないようにしたいですね。
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