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2024年8月に見かけた面白い食品

 というわけで、最終日ですがギリギリ更新です。

 8月に見かけた商品です。例によって、これは私が今月中に見つけた商品であって、今月発売された商品ということではありません。単純に初めて見かけた・認識したものを紹介していくコーナーということでご了承ください。
 過去分は↓からどうぞ。

5月  6月  7月

過去ログ

 それではレッツゴー!


1.じゃがほっこり

 これ全然8月関係ないんだけどね、九州行ったら見かけたからさ。

なんで鬼が??

 思えばカルビーは北海道におけるじゃがポックルで大成功していたのです。そりゃ九州でもやるよな。完全に自分へのお土産として買いました。8袋くらいってお土産に最高だよね。

 形状はかなり厚めのポテチ、食感はじゃがポックル(Jagabee)みたいな感じで、これはこれで一つの商品としてとてもユニークでした。なんか妙にほくほくしてて、じゃがいも食べてるなぁって感じ。甘口醤油味も甘辛くてとても良い案分でした。

 ところで、北海道だからじゃがいものお菓子ってまぁわかるんだけど、なんで九州でじゃがいも? 名産なの? と思ったら、都道府県別の生産量の2・3位は九州なのですね。大変失礼しました……。

https://www.maff.go.jp/j/kids/crops/potato/farm.htmlより引用。
北海道が圧倒的ではあるが。

2.のせて焼くメロンパンシート

 これもうパッケージに2023年11月金賞受賞と書いてあって、もう気付かなかった己の不見識を謝るしかないのではありますが。

「メロンパン」の網目が好きよ

 とはいえ、結構この辺りの棚は見ているつもりだったし、事実普段行かないスーパーでお見かけしたので許してください。

 そんなわけで、のせて焼くメロンパンシートです。この手のパンに何かをのせる商品自体はそんなに珍しくはないですよね。ジャムは言うまでもないですし、ヴェルデシリーズとか、パパンシリーズとか。この形状で言えばとろけるチーズ類はそうでしょう。そういうわけで、メロンパンシートがここに来ることそれ自体には、別に違和感はありません。

 でもあえて取り上げたのは、これメーカーがブルボンなんですよね。ブルボンといえば今更言うまでもない大手製菓メーカー、新潟の雄です。一口ルマンドだいすき。

 メロンパンはそもそもパンにクッキー生地をのせて焼くものですから、ブルボンが発売することにも違和感はありません。では驚いたのは何にか、と言われれば、ブルボンが冷蔵の棚を持っていたということですね。

 スーパーの棚って激戦なんですよ。で、あまり新参者を受け入れてくれない。というかスーパーのバイヤーとしても、まずは売れ筋。そして少し棚を分けるなら、中小メーカーのちょっと尖った商品をバリエーションとして並べてみたい。

 そんな状況で、ブルボンが冷蔵(のチーズエリア)に棚を持ってたのはちょっとびっくりでした。

 メーカーの目線からすると、ブルボンは結構常温商品多いので、製造~保管、流通と冷蔵商品のこの商品とそのシリーズ(チョコとフレンチトーストがありました)は結構な挑戦だろうな……なんて思ったりもするのですが、応援してます。

 あ、味はなんか普通のメロンパン感でした。もう少しジャリジャリした食感の方がよりメロンパンっぽかったかも? とは思いますが。子供たちは喜んで食べていました。

3.日焼けしちゃった?きのこの山のジク+チョコつけまちがえちゃった!?きのこの山塩チョコ味

 これはXで取り上げました。

 常勝無敗のたけのこ派の僕としては「あーあー、ついにきのこも奇策に出ないといけなくなったか」という感じではありますが、なんか結構色んなとこで角に並べられてて、そこはかとなく明治の本気感を感じております。

 というかこれは山ではないだろ。きのこでもないだろ。

 まーでも、子供の頃いましたよね。きのこの山のチョコだけ食って軸残すやつ。チョコだけきれいに割れるから、残ったのはそいつの唾液が付いたきのこの柄。当然誰も食べるわけはなくごみ箱に流れていきました。
 なんだったんだあれ、フードロスの悪魔か?

 それはさておき、メーカーの視点からどういう経緯でこういう商品が生まれるかというと、基本的にメイン商品のプロモーションに近いです。

 きのこの山が好きで、でも最近食べてないな―という人が「うわ、なにこれ」と手に取って楽しんだ後で「でもやっぱり普通のきのこの山の方が好きかも。きのこの山久しぶりに買ってみよ!」という寸法です。少数派だと思いますが。きのこ。

 この商品ですが基本的に子供達に食べて頂き、僕は各1本ずつこちらを頂きました。わりと想像通りの味でしたが、塩チョコの方はもう少しチョコレート厚いと嬉しかった。
 さて、たけのこの里でも買うか。

4.明治ブルガリアヨーグルトHOMEMADE STORY

 明治ブルガリアヨーグルト50周年記念商品。

真ん中の人 is 誰

 50周年って単純にすごいですよね。すごいのですが、食品業界だと割と普通に散見されてしまうのが恐ろしいところ。ただまぁ、ヨーグルトと言えば明治ブルガリアヨーグルトが真っ先に浮かぶ人が一番多いでしょう。それだけブランドを守り続けてきたことが素晴らしいです。

 さて、絶対ホームメイドじゃないこの商品ですが、やっぱり「お高いヨーグルトだな」という感じです。「濃厚でなめらか」の表現にたがわず、結構重めのしっかり濃厚なヨーグルトでした。単純に美味しかった。

5.ハーゲンダッツ 紅苺

 これもXで呟きましたね。

ハーゲンダッツ40周年記念限定商品「紅苺」ッ!
カップの中の果汁・果肉は合わせて30%。当然原材料表示もストロベリー果肉が先頭。
にもかかわらず、ちゃんと「アイスクリーム」に種別されるほどの乳成分。 クリームと脱脂濃縮乳、そして表示の最後にキラリと光る「いちご酢」が設計の肝なのでしょう。
味はとにかく苺・苺・苺。ごろごろした果肉に、それに負けない濃厚なクリームのコクと苺の風味。とにかく贅沢な一品でございました。
…実はずーっと探してたのですが、家の周りにはほとんどなく、諦めかけたところで職場の近くで見つけました。灯台下暗し。
天下のハーゲンダッツなので期待は裏切りません。苺とアイスが好きな方は、ぜひ。

 もうこれ以上書くことないんですけど……、こちらも40周年記念商品ですね。
 ハーゲンダッツといえば商品取り扱いにも非常に厳しいメーカーで、小売店での取り扱い当初は、ハーゲンダッツの求める保存条件(-18℃だったか-20℃だったか)を満たさないと扱わせてもらえない、という取り決めがあり、スーパーが冷凍庫を買い直したという話を聞いているのですが、ちょっとソースが見つからない。話半分だったらごめんなさい(Xで書くと違った時爆発炎上するからここに書いとこうという)


6.Stock Dish サムゲタン

 これは丸大食品のシリーズ。

ちょっとテカりすぎた写真

 この業界の面白いところなんですが、なーぜか同じ業界の競合他社がちょっとベクトルずらしたところに参入すると、そっちにも合わせて参入しようとする傾向があるんですよね。そこで戦わなくてもよくない? と思わなくもないのですが。

 話を戻して、常温保管可能な調理済食品です。このシリーズとしてはガパオやグリーンカレー、スンドゥブがあります。

 これ系、伊藤ハムが割と先行してたんですよね。レンジでごちそうシリーズがそうですが、これのビーフシチューとかスーパーでよくお見かけされていた方も多いでしょう。

 常温保管できる調理品なのでまず間違いなくレトルト殺菌品だと思います。伊藤ハムの商品もそうなのですが、この手の食品は個人的にはもう少しそもそものボリュームがあってほしいと思うのです。なんか量と価格が中途半端というか。一人で食べるにはちょっと高い、二人で食べるにはちょっと少ない、みたいな感じ。

 味として特筆すべきところはないのですが、サムゲタンだとスープは縦型パウチでもっといろんなメーカーが出してたりするんですよね。この容器にこだわらなくてもよかったのでは……と思ってしまいました。
 というか丸大自身が縦型パウチで出してるじゃないかよぅ……。
 とりあえずリニューアルに期待します。


 というわけで、今月はここまでです!
 ではまた!

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