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五日市まちづくり通信バックナンバー

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あきる野で配布している“五日市まちづくり通信”のバックナンバーを連載!📖これをチェックすれば五日市の最新情報はバッチリです👍
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2022年4月の記事一覧

トーマス・ブレークモアと庚申塔  生活クラブ協同村ひだまりファーム

トーマス・ブレークモアと庚申塔 生活クラブ協同村ひだまりファーム

小中野から星竹通りを西へ向かって歩いていくと間もなく生活クラブ協同村ひだまりファーム(以下協同村)のトーテムポールが目に留まります。そこから坂道を50mほど下ったところに庚申塔があります。庚申塔というのは平安時代の頃、中国から日本に伝わった庚申信仰が背景にあり、講を行った証に建立されるものです。庚申信仰は江戸時代になると賽の神や魔よけとして爆発的に全国に広まりました。

また、協同村というのはその

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地域に親しまれ開業34年「とんかつ 伊奈八」のご紹介

地域に親しまれ開業34年「とんかつ 伊奈八」のご紹介

五日市街道沿いに、とんかつ伊奈八が開業し34年。店主の加藤直幸さんは2代目になる。お店の1番人気は「ミックス定食」1,800円(税込)だ。3種盛りでエビフライ、ヒレカツの他、唐揚げかカキフライが選べる。サクッとジューシーで、ボリューム満点。あっさりとした仕上がりなので、箸が進む。人気店なのが頷ける。

豚肉は埼玉県産、鶏肉は北海道産の生肉を使用。信頼できる精肉店から仕入れている。ご飯は常に炊き立て

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かつての五日市の特産品、黒八丈を甦らせる 糸工房「森」・主人  森 博さん

かつての五日市の特産品、黒八丈を甦らせる 糸工房「森」・主人 森 博さん

糸工房「森」は、元は昭和17年に創業した絹糸屋。今も手術用の絹糸などを製作しています。

三代目の森博さんは、35年程前に町史から五日市が泥染めの名産地であったことを知りました。かつて盛んだった黒八丈がなぜ廃れたのか?「それが世の流れ」という考えが嫌で、黒八丈の復活への挑戦を決意したそうです。

「黒八丈」とは、江戸時代に全国的な人気を誇った秋川流域の絹織物で、八丈島の「黄八丈」、奄美大島の「大島

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