どこに目標を置いてビジネスをするのか?
祝!50週連続投稿
さて、このnoteですが、ついに今回で50回目です。始めた頃、50回なんて遠いと思ってましたが、まさかここまで続くとは思ってもいませんでした。熱狂的なファンは(まさか)いないと思いますけど、フォロワーさんのおかげで、なんとか続けて来れました...ありがとうございます。
で、今回は記念に特別企画でもやろうかなと、・・・思いました。が、しかし、何をしようか考えては見ましたけど、たぶんコレを読んでくださってる皆さんは真面目な方が多いと思いますので、おそらく...いつもの「マーケティングネタやれ」って声が聞こえてきそうなので、(勝手に)リクエストに答えてそうすることにしました😆
と言うか、特別なことをして盛り上げるのもいいですが、そもそも「社長の戦略講座」をお伝えする意図は、マーケティングのノウハウやヒントをビジネスで活かしていただき、早く成果を挙げてもらうことにあるからです。
もちろん、講座やコンテンツを買って頂くことが目的ではありますがその前にホントに「活かせるノウハウなのか?」を試してもらってから、粋なマーケターをフォローして頂けると嬉しいです😂
なので、マーケティングネタの方がフォロワーさんのためになる!と思って特別なイベント的なことは「無し」にしまして、いつも通り地味に参りたいと思います。
ビジネスの基本は値上げ
さて、ご承知の通り、私は「粋なマーケター」と名乗っていますが、その実態はセールスコピー・セールスライティングの知識やノウハウをマーケティングに活かして集客や売上アップのアドバイスをする専門家です。
で、業務改善或いはマーケティングのご支援をさせていただく時、ほぼほとんどのクライアントさんにお伝えするのが「値上げをしてください」と言うことです。
逆に「値下げをして下さい」と言うことは、まずないですね。ただ、全ての値下げが悪いかというと、実はそうではなく値下げしていい時もあります。
そのひとつが値下げすることによって、圧倒的なシェアが取れるときです。値下げをすることで一気にシェアが取れる時とか、シェアが取れる結果、利益が残ることが想定できるときには値下げをします。滅多にないですが。
と言うことで今回は、ビジネスをする上で利益を確保するためには値上げが原則ですが、値下げしても儲かるのか?そして、目標をどこに置いてビジネスをすればいいのか?ってことについてお伝えしたいと思います。
値下げをする前提条件
値下げをする前提になるのが、劇的な収益構造の変化です。つまり、競合と同じようなビジネスの仕方では値下げできる幅には限界があります。なので、圧倒的シェアは取れないってのが普通です。
しかし、圧倒的シェアがとれるような大きな割引をしても利益が出る収益構造になっていれば値下げしてもプラスに転じます。なので、この前提がある、ということです。
具体的には、相場の半額以下に落とせるのが条件です。例えば中国で生産した安い服をウリに一気に店舗展開したユニクロが一番、記憶に新しくてわかりやすいでしょう。
今となっては”普通のビジネスモデル”ですが、中国で安く作って…の先鞭をつけたのは、明らかにユニクロだったので記憶に新しいですね。
また、余計なサービスを排除し価格は下げる分、回転率を上げ、時間で粗利をあげたQBハウスも良い例でしょう。
あなたが所有するビジネスを半額で提供しても十分に利益がとれる方法ってどんなサービスか?考えてみると面白いかも知れません。
アドバイス型ビジネスの考え方
弊社がマーケティングのサポートをさせて頂くのは、アドバイス型ビジネスか、或いは既存のビジネスをコレからアドバイス型に転換して行きたいと言う考えをお持ちの方です。
基本的にアドバイス型のビジネスに関しては、ザックリとした相場があってもフランチャイズ加盟店以外は明確に決められてないようなもので、それでいいの?ってほどの低額があれば、え?そんなにするのってくらいの高額もあります。
つまりいくらで売るかは自由ってことですね。その「価値」を提供できていればいいわけだし、それでお客さんが納得していれば金額がいくらであろうと構わないのがアドバイス型のビジネスなんです。
ビジネスの目標値とは
ならば、ビジネスの目標値をどこに置くか?で価値の伝え方や顧客の質に至るまでいろいろ変わってくると言えます。
例えば、ステータスを上げて凄い人扱いになれば金額も上げられます。凄いと言うところを知識で見せるっていうのと、もう一つは凄いっていう部分を道義で見せるということもできます。
知識は最低限のことさえ身につけていれば、わからなことは調べればいいと言うスタンスでOKです。それより、人として履み行う道を誤ってはならぬ。と言う観点で物事を伝えると、アドバイス型のビジネスにとっては威厳を持てます。
ここがきちんとできていることによって、権威性も確保しつつ価値提供ができますので、サービスをいくらで売るのかに影響してくる。ってことです。
ビジネスの目標値はそれぞれに違いはありますが、安いからそれなりというより、高いには高い理由があるところが「差別化」にもなる。と言う考え方ですね。
明確なゴールを見据える
アドバイス型ビジネスはそう名乗る者、誰がやっても同じことです。独自のウリで違いを見せ、競合他社に差をつける...ここまではみんな考えますが、その先に何があるのかを見据えているのか?ってことが大事じゃないでしょうか。
このことはアドバイス型ビジネス全般に言えることなんですが、コンサルタントで言えば、業務改善、売上アップしてとりあえず目標達成はしますが、クライアントはそこがゴールじゃないはずです。
結局はどうなりたいのか?まで付き合えるかが大事で、例えばお金を稼いで何がしたいのか?まで明確に言わせてこそ、価値あるビジネスになると思ってます。
つまり、値上げや値下げは、セールスの手段であって、ビジネスそのものに目標値がきちんと定まっているのか?が大事だと言うことです。
あなたのビジネス、再度見直してみませんか?どこに目標を置いてビジネスをすればいいのか?ここを明確にすることによって、粗利や顧客の質まで変えることは可能となってきます。ぜひ、時間をとって考えてみて下さい。
50回目のnote、最後まで読んで頂きありがとうございます。また、新たな気持ちで今後も続けてまいりますので、次回もお楽しみに。
はい、ってわけでぜひぜひ今後も戦略講座、参考にしていただけると嬉しいです。
お知らせ
それと、最後にお知らせが3つあります。
・1つ目は、こちらをクリックしていただくと「あなたのファンを増やし続ける25の方法」PDFを無料で差し上げます。SNSやBLOGなどコンテンツマーケティングには参考になりますので、ぜひダウンロードしていただいてあなたのビジネスにお役立てください。
・2つ目は、マーケティングのこと、集客やセールスなどについて質問を下さい。匿名で聞ける質問箱からお願いします。質問を採用させていただいた方は、noteで紹介します。さらに、連絡先明記の方にはプレゼントを差し上げますので、どしどし質問待ってます。
・3つ目最後に、第1回目のnoteからstand FMというラジオ番組で放送してますのでそちらも聴いていただくとよりリアルになります。アクセスの方法は、PPSに記載しておきますのでこちらから聴いてください。ついでにフォローもお願いします。
それでは、飽きない人生満喫しましょう!じゃまた...さいなら。
おまけ
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<SNSでシェアして頂いた紹介者のメッセージ>
須山さんのマーケティング理論は実践的で、大変勉強になります。今回、PDF資料が無料なんて、こんなにサービスしちゃっていいんですか?!
<ダウンロードした方からお礼のメッセージ>
須山さん、資料を拝見いたしました。ご提供くださいましてどうもありがとうございました!過去三ヶ月、ソーシャルメディアの勉強を猛烈な勢いで行っておりました。その纏めとして本資料に巡り逢えたような思いでした。基本原則が分かりやすく纏めており、なにより大変読みやすい書き方です(余談ですが、全機器アップルのためMacBookの挿絵が嬉しかったも・・・)
最も興味深かったのは、プライミング効果と価格の組み合わせです。ここまでまだ勉強ができていないので、今後の課題として須山さんのお言葉を念頭に置き体系的に取り組むことができればと考えました。
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