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説明/プレゼンの極意:いかに情報を減らせるか

人にモノを説明する時、情報量が多い方が良いと勘違いしている人が多いです。分かりやすく説明するには、大事なところだけをシンプルに説明する方が良いです。

例えば、スマホを知らない人にスマホを説明する場合、スマホは電話が出来て、カメラも撮れて、インターネットも出来て、アプリも入れれて、ゲームも出来て、、、とくどくど説明しているうちに、聞いている側も説明内容を処理できずに、スマホって何が出来るかがよく分からなくなります。シンプルに説明するには、スマホは小型のコンピューターでなんでもできる。くらいの説明で良いかもしれません。

仕事に当てはめると、自社製品などを説明しているうちに、あの機能やこの機能など聞かれていないことも紹介してしまった。(まさに上記スマホの例です。)
エンジニアがシステムを正しく説明しようとするあまりに、まれな例も説明して、余計に混乱させてしまった。(このカメラでは美肌で写真が撮れますが、まれに失敗して補正が効かないことがあります。)

自分の考えを文章で書いて、相手に読ませる場合は、相手の中で文章を処理する時間が十分にあるため、自分の考えが相手に理解されやすいです。
一方で、人にモノを口頭で説明する時は、相手は言葉を聞きながら、言葉(文章)の処理をその場でやっていく必要があります。そのため、説明する側が沢山の情報を相手に与えすぎると、相手がパンクして、理解がおぼつかなくなります。

説明する時は、大事なところだけをシンプルに説明して、相手の理解が追い付いて来てから、情報を小出しして行きましょう。

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