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正解はない

学生から社会人になって痛感したのが、「正解はない」ということです。学生であれば、テストには正解がありました。しかし社会生活においては正解がないことが多くあります。

一番よく感じるのは仕事の場面です。仕事は、数学などの公式はなく(レジ打ちや勘定計算などの仕事は除く)、料理のように食べる人(仕事を依頼する側)の主観によって、大きく評価が異なります。
上司や先輩から仕事を依頼された場合でも、依頼する上司によって求めてくるものが変わってきます。例えば、報告書1つ取ったとしても、詳細なレポートを好む上司もいれば、概要の記載だけで満足する上司もおります。このように仕事を依頼する側の好みによって、求められる正解(例の場合だとレポートの記載の粒度)が変わってきます。

今の情報過多のご時世、インターネットで検索するとノウハウや成功事例が沢山出てきます。ただ、そのインターネットの情報は投書した人の正解であって、あなたの正解ではありません。報告書の書き方を検索すると、結起承転で書くべきだとか、起承転結で書くべきだとかいろんな情報が出てくるでしょう。インターネットの情報は参考にはなりますが、正解ではないです。

学生生活では答えがありました。分からなければ先生や先輩に聞けば、それなりの答えを得ることは出来ました。ですが、この答えを探すスタイルでは仕事ができません。仕事で一人前になるには、自分で試行削除しながら答えを作ることが求められます。この答えを探すのではなく、作ることができる人が、社会や会社でも必要とされていきます。

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