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創作に対してのモヤモヤを整理してみる。

年が明けてからしばらく、もやもやと行き詰っていました。

仕事のことでもなく、家庭のことでもなく、他でもない「書くこと」。
創作に対してのモヤモヤです。

というのも、2022年の年末に、以前応募した文学賞から選外通知を受けまして、それ以来なんだか胸にぽっかり穴が空いたような状態だったのです。

文学賞に応募した作品は、わたしが初めての子育てに奮闘する中で得た気づきや発見、苦悩などを物語に昇華したものでした。
だから、選外になったことで「今まで頑張ってきた経験はなんだったんだろう?」と、燃え尽き症候群になってしまったのかもしれません。

創作に対して力が入らない……。
そんな状況を脱却しようと、公募系の雑誌を読んでみたり、前々から「これに応募したい!」と思っていた賞の概要を調べたり……と、自分なりに創作へのモチベーションをアップしてみようと試みました。

ところが、雑誌に書いていることもいまいちぴんとこない。
さらに挑戦しようと思っていた賞が2022年を最後に廃止されたことが発覚。

落ちてしまったモチベーションを上げるはずが、肩透かしをくらうことの連続でした。

そのうちに「そもそもわたしは何のために書いているんだ……?何を目指したいんだ???」と悩み始め、書くことへのスタンスがよくわからなくなってしまいました。

どこにもやり場のない気持ちがどうにももどかしく、親友Tに電話して、話を聞いてもらうことにしたのです。

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彼女に話を聞いてもらっているうちに、だんだん自分のモヤモヤの正体がわかってきました。

多分、わたしは文学賞に落ちたことがめちゃくちゃ悔しいんだ!!!!!

でも、この感情のやり場がわからないのは、自分自身がどんなスタンスで文章を書いていきたいのか、創作していきたいのかということが定まっていないからなのだと思います。

わたしが文学賞に作品を応募するのは、なぜなのか?
プロの作家になりたいから?
いやいや、趣味の域で楽しみたいから?
ただの承認欲求?

そこのあたりがしっかりしていないのに、一生懸命書いて(しかも自信もあった)作品が認められなかったことが悔しい、悲しい、納得がいかない、という感情だけが爆発し、やり場を見つけられなかったのでしょう。

今までは、ただ好きだから書いていた。
物語を書くのは苦手ではないから、たくさん本を読んでいるからなんとなく形になっていた、という状態だったのかも。

それは悪いことではないのかもしれないけど、その結果を悔しがるのなら、これは成長するチャンスなのではないか、と。
そして、物語を書くということを、もっと学ばなければならないという段階に来たのでは……???

親友と話し、彼女にアドバイスをもらったり、自分自身と向き合って出た答えはこうでした。

「書くことに対しての自分のスタンスを理解するほど、まだ書いてない」。

もっと書き続けていれば、学び続けていれば、自然と「書くこと」に対するスタンスは見えてくるのではないか?と思います。

腹が立つなら、悔しいなら、もっと勉強して、もっともっとたくさんの物語を書いていきたい。
書き続けた先に何か見えてくるものがあるのではないか、と、ある意味でスタート地点に立てた気がしました。

モヤモヤの正体が判ったことで、また創作への意欲が湧いてきました。
まずは、一から「物語を書くこと」について勉強したい。

それに、応募した作品は決して無駄ではないと思うんです。

まずはその物語を書き上げたことが良し。
そしてなぜ選外になったのか分析することで、今後の力になっていく。
自分の血肉になってくれるのです。

親友に言われたのですが、わたしはひとりで考え続けていると「自分に厳しく」なってしまう傾向があるようです。
それが自分の首を絞めかねないので、このようなモヤモヤを抱えた時には、なるべく早く信頼できる人に話を聞いてもらい、自分の感情を整理できればいいなと思いました。

親友よ、いつもありがとうございます。

また燃えてきたぞ!!!よかった!!!!


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。









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