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最初のたからものは、姪っ子。
ある日、ネイリストさんにこんなことを言われました。
「舞さんって、もしかしてお姉ちゃん(長女)ですか?」
「そうです」
「妹さんとふたり姉妹?」
「はい」
「妹さんって、ぜんぜんタイプの違う人ですか?」
「えっすごい、なんでわかるの?」
「でも仲良いんじゃないですか?」
「すごく」
「やっぱり…。なんかお互いに尊敬し合ってそうですよね」
妹のことは以前こちらの記事で書いたのですが、
同じ親から生まれたとは思えないくらい、タイプの違う人間なのです。
これほどタイプが違うからなのか、妹とはとても仲良し。
一緒にお風呂に入ったりもします。
ですが、歳が近いこともあって、多感な時期には反発しあい、口を利かないこともありました。
ぎくしゃくした数年間を経て、ここまで仲良くなれたのは、妹が若くして産んだ娘の存在があります。
最初のたからもの
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実はわたし、子どもが大の苦手でした。
何を考えてるかわからないし、お行儀悪いし、癇癪起こすし、どう接したらいいかわからない。
そう思っていました。
そんなわたしは、いまでは超・超・超子ども好き。
自分が親になったというのもありますが、子どもはみな宝、どんな子でもドンと来い、というスタンスです。
そう思わせてくれたのは、間違いなく姪っ子です。
姪っ子との絆
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姪っ子が産まれてからしばらく大阪に住んでいたわたしは、彼女の成長をすぐ近くで見ることができました。
妹が病院に行くとなれば預かり、乳児健診にも付き添い、下の子を出産するために入院した妹の代わりに、姪っ子の面倒をみていました。
とにかく可愛くて可愛くて仕方なく、言葉を話せるようになった彼女が「おねいちゃん!(と呼ばれてます)」と言ったときには泣きそうでした。
自分で言うのもなんですが、姪っ子はわたしのことを好きでいてくれるようです。
わたしが息子を出産したときには「おねいちゃん、休んでていいよ。わたしが〇〇くん見ててあげるから」と神のような発言をしてくれました。
実際、姪っ子は息子に会うたびにそれはそれは可愛がってくれ(勿論甥っ子も可愛がってくれています)、小さなベビーシッターとして大活躍なのです。
赤ちゃんの頃から可愛くて可愛くて、目の中に入れても痛くないような姪っ子が、今度は自分の息子を可愛がってくれている。
……この尊い連鎖に、心の中で勝手に手を合わせています。
「わたしたちって最強だね☆」
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そんな姪っ子、幼い頃にはエルサを信仰。
『鬼滅の刃』がセンセーショナルを巻き起こしたときには胡蝶しのぶさんにハマり。
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現在大ヒット中の『SPY×FAMILY』では殺し屋のヨルさん推し。
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という【キレイめ女子】です。
(なんとなく、小さな女子は禰󠄀豆子やアーニャが好きなのでは?と思っていました)
メルヘンチックなところもあり、幼少期には「お月様って綺麗だけどかわいそう……だって誰も毛布をかけてくれないのだもの」とポエミーなことを言っており、非常に感動したのを覚えています。
そういうところが、30を超えてなお夢みがちなわたしにピタッ!とハマるものがあり、また食の好みもなぜかそっくりで、共に外食すると同じようなものを食べていることがままあります。
そのため、家族で出かけるときには自然と同じグループで行動することが多くなるのです。
先日、姪と手を繋いでいると、彼女がこんなことを言い出しました。
「私とおねいちゃんってさー、同じ食べ物が好きだし、ふたりでどこまでも行けるし、すごく頑張り屋さんだし……最強じゃない☆?」
エッッッッ、、、、尊い、、、、、
伯母と姪っ子で、プリキュアになれそうです。
(今のプリキュアはコンビじゃないのか)
わたしは尊さのあまり、心の中で滂沱の涙を流しながら、
「わかるー!わたしたちって、最強だね☆」と返したのでした。
***
そんな『最初のたからもの』も、次の4月からは小学1年生。
この腕に抱いた最初の赤ちゃん、
子どもってなんて可愛いんだと気づかせてくれ、
産後のしんどいときには助けてくれて、
一緒にいれば「最強」になれる、
そんな姪っ子の成長を、これからもずっとずっと見守っていきたいな。
そして、いつまでも「一緒にいると最強になれる」おねいちゃんでいられるよう、頑張るね。
大好きだよ!
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