【自己満?】アンコール前の口上について考える
NGT48などの48劇場公演では本編が終わったあとアンコールが行われる。
普通の公演であれば有志のオタクが「よっしゃーアンコール行くぞー」と言う掛け声をした後、アンコールが始まる。
これが生誕祭や卒業公演、初日や千秋楽などの特別な公演になると口上が入る。
この口上というのは有志のオタク(基本は委員などが行う)が発動するのだが、内容は考案者によって様々。
今回はこの口上の中でも、自分が体験した口上や口上についての考えを書いていく。
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まずは今まで経験した特殊な口上をご紹介。
①オナニー口上
口上は特別な公演になると発動すると書いたが、たまに通常の公演で口上を入れるオタクがいる。
こうした口上を、自分やその周辺のオタクの自己満足によって完結しているという意味で私はオナニー口上と呼称している。
目立ちたいのかなんなのか分からないが通常公演で何故か口上を入れてくるのだ。
演者も他のオタクも必要としてないし一部しか盛り上がっていない。他者のことを考えていない。まさにオナニーである。
また、特別公演でも自分一人の個人的観点で語り出す場合もオナニー口上と呼ぶことがある。
②Wikipedia口上
これは生誕祭などで多い。
一年の振り返りと称して、一年の出来事を語るのだ。
しかしそうした口上の内容はオタクからしたら基本的なことで知っている場合が多い。特に生誕祭はそのメンバーが好きな人が集まるため基本のきである。
Wikipediaに載っているような内容を言い続けるため、Wikipedia口上と呼称している。
誰に対して思いを叫んでいるのか不明であり、今さらオタクに一年間してもしょうがないのでは?と毎度思う。
③ひ弱口上
これは名前の通りひ弱な口上である。
声が全く通らないためDMMはおろか、劇場内ですら聞こえないことがある。
なぜそんなひ弱な声の持ち主に口上を任せたのか問うてみたい。
さすがに口上をやるのならある程度声が通るオタクにして欲しい。
④女オタ口上
女オタに任せることにより、雰囲気が柔らかいで和ませようとした委員の努力。メンバーもオッサンより女オタの方がいいだろうと言う声もあるが実際は不明。
ただ女オタだからという理由で選ぶと声が通らずひ弱口上になる場合もある。
口上途中で感極まって泣き始めるパターンが多いように感じる。
⑤子ども口上
子どもに任せるという大胆な口上。
大概の場合、何を言っているのか分からなくなったり、聞こえなかったりする。
しかしそんなことはどうでもいい。なぜなら子どもだから。
子どもが頑張って口上をやっているのに対してイライラしたり文句を言い出したらオタクとして終わり。
広い心を持とう!
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口上は誰に対して行っているのか?
アンコール前の口上は誰に向かって叫んでいるのだろうか?
メンバーに対して?オタクに対して?
これは口上発動者によって考え方は様々であろう。
私は口上はオタクに対して行うものだと考えている。
一個人が代表してメンバーに思いを届けるなんて変な話ではないだろうか?そもそも伝えたいことなど人によってそれぞれでありう。
委員などがその劇場内にいるオタクに向けて「アンコール盛り上がっていこうぜ!」という気持ちを伝えるのがベストだと考える。
オタクを煽るのだ。
サッカーの応援などでよく見かける、コールリーダーのようなもの。
あくまでリードしていくだけで、応援対象者に代表して思いを伝えるのは違うのではないか。
オタクを煽りアンコールへのボルテージをMAXへと引き上げる。それが口上の役割だと私は考える。
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結局は、、、
色々と書いたが結局は盛り上がればいいのだろう。
その公演が、そのアンコールが、そこにいるオタクが盛り上がればどんな口上も良きものになる。
逆に言うと盛り上がらなかった口上には価値がないに等しい。
とにかく盛り上がる。魂が揺さぶられる。そんな口上を聴きたい。
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