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【富山県】ミライの種上市フェスティバル2022レポート

上市町種地区はどんなところ?

映画「おおかみこどもの雨と雪」のロケ地でもある上市町は、森林と田園地帯に囲まれ自然がいっぱい。
大人も子供時代にタイプスリップしたような気分になれる、ノスタルジーな場所です。

カヌー競技場が近くにある他、10分ほど車で走れば温泉地や町があり、生活に必要なものは何でもそろうので、別荘地にもなりそうなロケーションです。
今回私が上市町種地区に行ったのは、「ミライの種 上市フェスティバル」が催されたのがきっかけでした。

ミライの種フェスとは?

会場の白萩南部小学校

今回ミライの種フェスがあったのは、富山県中新川郡種地区、現在休校になった白萩南部小学校がメイン会場でした。
上市町で活動する地域事業者によるワークショップや、名産品の展示、商品の販売が行われ、アウトドア好きや子供連れなどの多くの人でにぎわいました。


ワークショップを体験しました

1.アロマ石鹸作り

①子供の手のひらに収まるサイズの小袋には、紙粘土のようなものが入っています。
袋から出し、やわらかくなるまで手でこねます。

②やわらかくなったらおわん型に広げるとアロマオイルをたらしてもらえるので、またこねます。

③好きな形に成形します。息子から四角形をつくってとリクエストされたので四角形にしました。

④表面に好みのドライハーブを散らして飾り付けます。
⑤成形後の手洗いのときに水で洗うとほんわりとハーブの良い香りが広がります。

⑥おうちで陰干しします。

⑦完成です ! 

息子の要望で四角形になりました。

オーガニックのアロマ製品はお店で買うといい値段がするのですが、ワークショップは1回500円と、とても手の届きやすいお値段でした。

飾るハーブによって香りが変わるので、自分の好みの香りにできて子供の好きな形にできるのも嬉しいところでした。
制作後に手を洗うと爽やかで、主張しすぎない良い香りがしていたので、仕上がりがとても楽しみです。


2.竹とんぼワークショップ

①紙の羽根にマジックでお絵描きします。

②竹串に差します。

③羽根を調整して接着剤で固定してもらいます

④完成 !

自分で作った竹とんぼを飛ばす子供たちが目を輝かせていて、パパも一緒にどうやったら飛ぶか話し合ったりしている姿も見られました。

教えていたただいたのは上市町でペーパーアートや竹とんぼづくりを教えるクロダアートの黒田さん。

竹とんぼなどの昔からある遊びに触れる機会がなかなかないので、地域の方から教えてもらえるのがとてもありがたいです。

3.PlayPark

①ハンモック体験
子供二人+大人で乗りました。ゆらゆら揺れるのが楽しくて盛り上がりました。

②木の枝ブランコ
子供たちは大はしゃぎで順番待ちができていました。遊んだ後すぐに、「もう一回やりたいな」と言いながらも、順番待ちをしながら譲り合って遊んでいました。
ブランコをこいでいると、大きなアゲハ蝶など、街中では貴重な虫たちが通り過ぎていきました。

制作されたのは種宿の奥様。
種地区に移住されて、宿泊や農園を営まれています。

手作りブランコ

座る部分が痛くないように、すべすべに磨かれた木のブランコや、踏みしめるとふかふかの土の感触が遊具の下にありました。遊んだ子供がケガをしないような場所を選んで設置してありました。
緑の香りがいっぱいで、子供を見ながら大人も森林浴でリフレッシュできました。

4.休憩スペース

①CCCT小児がんのコト親の会

寄付のお礼にレモネードを頂きました。黄色が鮮やかで氷が見えないほどの濃い黄色でしたが酸っぱくなく美味しい ! と、声が上がっていました。

小児がんは同じ子どもを持つ親としても、何か応援したいという気持ちがありつつも、「寄付」というと少額では失礼なのではないかとハードルが高く感じてしまっていました。
この機会で親の会を知ることができ、200円の美味しいレモネードで子供にも身近に感じてもらいやすく、これから寄付しやすくなりました。

休憩室の和室も、座卓が子連れにはありがたくてこじんまり感がちょうどよく、お友達家族とまったりおしゃべりできました。


まとめ

イベント当日は少しお天気が気になる様子はありつつも、校舎や体育館は子供たちが走り回り、キャンプやBBQ、ピザ窯エリアでもたくさんの人でにぎわっていて楽しかったです。

イベントを通して、富山市の街中からほど近くで、さまざまな知識や技術を持った素敵な人たちがが住んでおられるのだと知る機会になりました。

与えられたものをただ消費していくだけではなく、自然にあるものを工夫して活かしつつ、共生しながら楽しんで暮らす。

というライフスタイルは、人を元気にし、成長させてくれるように感じます。

今回移住者目線で嬉しいと思ったのは、4G回線が整っていること。いくら素敵なロケーションでも電波がないとツライですよね。

移住を考えている方は、まずはワーケーションとして種宿を利用してみるといいかもしれません。
仕事に疲れたらすぐに森林セラピーができますよ。
私も自然のエネルギーで充電して週末を過ごせたおかげで、心身ともに元気に週のスタートを切れました。

富山にはまだまだガイドブックにはのっていない、移住したことでわかる魅力がたくさんありますよ。このブログが富山に興味を持っていただくきっかけになれば嬉しいです。

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