DAY155 わたしが創りたい、デザインとデザイナーのあるべき姿。

今日は
デザインのお教室forPro
の開催日だった。

今日からメンバーがひとり増えて
わたしを含めて4人での開催。

一人ひとりの抱える
デザイナーとしての悩みを聞いて
それに答えていく時間だ。


内容そのものは
クライアントさんとの
機密情報があるから
公にはできないけれど

おひとりさまデザイナーが
抱えている問題や課題は
根っこの部分で共通しているかも
ということが見えてきている。

もちろんそれらは
わたしが
会社員時代のときも
独立してからも
感じながら通ってきた道のりで

かれこれ四半世紀も
デザインに関わり続けてきたから
伝えられることなのかと思っている。


おひとりさまデザイナーとしての
役割は、おおまかにふたつある。

ひとつは、制作すること。
もうひとつは、引き出すこと。

会社員でデザインの仕事をするときは
営業さんがクライアントさんの所へ行き
ヒアリングしたものを持ち帰ることが多い。

でも、ひとりでやるからには
つくる、だけでは足りないのだ。

クライアントさんと話をして
ヒアリングすること
聞くだけじゃなく、引き出すこと。

これができるようになると
おひとりさまデザイナーとして
動きやすくなる。


クライアントさんに
言い値で安く叩かれたり
相手の言いなりで制作して
本来つくりたいものとかけ離れたり

そんな不本意なデザイナーを
ひとりでも減らせたら嬉しい!

昔のデザイナーのイメージは
代理店とかにこき使われ
夜中までも休日までも仕事して
単価が安くて急ぎが多くて
やってもやっても疲弊ばかりの人

という感じだったのだけれど。

イメージというか
実際そんな人だらけだった

もっと楽しく
もっと余裕があって
クライアントさんと対等で
クライアントさんにとって
本当の意味でいいものを提供できて
その価値を実感してもらえて
真っ当な金額を得られる

そんな世界をつくりたい。
というかわたしのクライアントさんは
ほとんどそんな人だらけだ!

デザインの価値が高まり
デザイナーの価値も高まることで
クライアントさんの価値も
デザインのチカラでより高まる!
そのクライアントさんを選ぶ
消費者さんの価値も高まっちゃう!

というのが、最高の世界。

綺麗事に聞こえるかもしれないけど
これは必ず叶えられる世界だと
信じて疑わない。


今はまだ実験的にやってるけど
近い将来、もっと多くの
おひとりさまデザイナーさんに
届けられたらいいな、と思う。

みんな自信を持って
デザインという価値提供をすることで
世界をハッピーにしてほしいなー!

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