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「ito therapy sessionプログラム」のこと(4)

~ガイド瞑想から始まる「分身」のワーク~

ito therapy sessionのプログラムのひとつに、
「ハーモのワーク」があります。

これは、自分の「分身」をアートするワークです。


ito therapyは、今の自分を見つめる時間。
その最初の一歩が「自分自身をアートする」ワークです。

「ハーモのワーク」は、自己紹介を兼ねたワークのひとつでもあり、
ここ最近の自分はどんな感じかな、自身を振り返り、心を整理することも
目的のひとつです。


「ハーモのワーク」はガイド瞑想でサポートします。

セラピストの声を辿りながら、
イメージの世界で客観的に自身を見つめていきます。


先に書いた絵本の記事にもありますが、
私は幼い頃、夜寝る前に母に本を読んでもらっていました。
当時を振り返ってみると、母の声はガイド瞑想のように
私の想像力をサポートしてくれていました。


「ハーモのワーク」のガイド瞑想は、
「自分」が主人公の物語です。

「自分」の物語を俯瞰しながら、
「今」の自分を見つめていきます。

そして、その姿をアートで表現するのです。


想像の中で思い描かれた自分自身、「ハーモ」は
自分から見たらどんな風に見えるでしょう。

グループセッションで仲間がいる場合は、
仲間から見たらどんな風に見えるでしょう。


自分がイメージしたハーモをアートで表現することで、
自分で自分を客観視できるだけでなく、
自分以外の視点で見た「自分」を知ることができます。


ワークで誕生した「ハーモ」は、
その日、ito therapyの世界を自分と共に旅する相棒です。


「ハーモのワーク」は、
これからさらに「自己対話」を深めるための入り口で、
「今」の自分と対面するワーク。



イメージを形にしていくことを、難しいと感じる方もいるでしょうか。

そんな不安も心配もいらないことが、アートワークのよいところです。

「こんな感じ」
「こんな雰囲気」
「こんな色味」

描くアートは、漠然と、ざっくりとしたものでもOK。

そのつもりで描いたものを、そのまま受け入れていく。
そこに描かれたものに、正解も不正解もないのです。


ただ、「そのつもりで描いた」アートを、
別の人が見たらまったく違う印象を受けることはよくあります。

そんな様々な視点から様々な受け取り方が生まれることも、
アートワークの素敵なところなのです。

そこに生まれるすべての感情を、そこにいるすべての感情が受け止め、
そして全員ですべてを肯定していく。


「ハーモのワーク」は、そんなアートワークの醍醐味を体験する
最初の一歩にちょうどいいワークなのです。


この「ハーモのワーク」ひとつだけでも、
「今の自分を見つめる時間」をたっぷりとれます。


ito therapy sessionのプログラムは、その場だけでなく、
家に帰った後も自身で「自己対話」をすることができる、
そんな継続的な「自己セッション」も推奨します。

「ハーモのワーク」はひとりでも手軽にできる「自己対話」の
アートワークのひとつです。


週に一度、月に一度、定期的に続けてみたら、
自分自身への理解がより深まるかもしれません。


また、アートワークは「自己対話」にとても優れた効果を発揮するだけでなく、イメージを表現することで心の発散にもなります。

「自分」というものをアートとして表現することは、
今の「自分」を自分自身に伝えることに繋がります。

自分が自分を知り、理解してあげることで、
心がすっと軽くなる。
そんな変化も体験できるのです。


ito therapy sessionのプログラムに入る
ウォーミングアップ的な「ハーモのワーク」。

私もお気に入りのプログラムです。




「わたしらしい」と、なんだかいろいろうまくいく!
        ito therapy
    ここから始まる「私」の未来


ito therapy session - 輝く未来へ~art&tarotで「私らしい」に出会う旅 (jimdofree.com)

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