見出し画像

転換の時代

こんばんは、ちっぴーです🌟

前回まで、富山における豊かさについて、探ってた後、変化していく世の中で、富山はこれから、どのような新しい地域社会を創っていくかが課題となると言いました。

今回は、そのお話です!


歴史から考えてみる

富山の豊かさには、歴史的な背景がありました。

そこから見ると、情報技術の発展などによるグローバル経済化の影響で、産業社会の変化が起きています。

その中で、相互に繋がりあう地域の産業群を形成し、地域資源を効果的に活用していく必要があること、同時に、地域に住む人への、快適なサービスを提供する事業も求められていると、研究所に書かれています。

一方で、安定して働く場、生涯にわたって働く機会も必要です。

ここに関しては、特に働くという面において、新しい産業を興す必要があると思います。

そういったことに関する個人的な考えは、以下に書いてあります。

要は、情報技術をどうやって、上手く活用していくかが、カギになると思います。

もう一つ、世帯については、核家族化及び非婚・離婚の増加がやはり進んでいます。そして、地域コミュニティでのこれまでの繋がりも薄らいできています。

加えて言うと、これまで世帯や地域社会が持っていた機能が、市場や行政に向かって投げ出されており、人々を包括する政策をするとしても限界がある現状です…

これに対して、今後の家族・地域社会や福祉のあり方を考えていき、多様な繋がりを作っていく社会を形成していく必要があります。

要は、コミュニティの形成ですね。

働き方の面も絡めていうと、今後は、様々な繋がりによって、色々なスキルを身に付けたり、仕事をしたりする時代が来るのかなぁと思います。

さらに、都市の形成について、こんなことも書いてありました。

ゆとりある空間については、人口の富山市に向かった集中が次第に進んできた。しかし、都心部の再生、高度利用が図られないまま、市街化区域を超えた周辺地域に新しい住宅地が形成されるなど、農地の蚕食が進んでいる。こうした現象については、農地の保全(食料安全保障の確保)、公共交通の維持、都市の自然災害の防止、各種社会資本の効果的活用など数多くの困難を引き起こしている。
このため、このままスプロール(都市の拡散)を許容していくのか、まとまりのある都市形成を目指していくのか、県民全体として、今後の土地利用のあり方の合意を形成し、それを遵守していくことが急務となっている。

ここでは、街づくりにおいて、交通やインフラ・防災などの面から、富山をどのような空間にしていくかという話です。

個人的には、この面においても、情報技術を含めた、様々な最新技術をどう使うかが、大事だと思います。


色んな課題がある

ご覧の通り、これからの時代に向けて、様々な課題があることが、改めて分かったかと思います。

研究所には「地球温暖化、資本主義経済の混乱、財政の限界等々、長期的課題として脇に置かれがちだが、既にかなり手遅れとなっており、着手を猶予できなくなっている」と書かれています。

一刻も早い動きが求められているのです。

温暖化は、温暖化ガス削減のために、様々な解決を図るともに、自分たちの経済活動の鎮静化、また、その中の資本主義経済において、自分たちが持っている生産力を分け合うことを前面に、皆で取り組んでいくことが必要であるとのことです。

なお、温暖化に鑑みると人口の縮小は、かなり正解となり、不可欠とも考えられるそうです。労働力減少で、経済社会が維持できるかという困難な課題がある中で、それを超えて皆で分け合っていくことが必要であろうということが書かれています。

いずれにしろ、こういった様々な困難に、富山はどうしていくべきか?

次のリーダーはこういうところまで、求められているのです。

これを踏まえて、両人の政策を改めて見ると、面白いのかなと思います。


さぁ、富山の豊かさから、そこから変革の時代に向けたところまで、見ていきました。

次は、また違う内容を書いていきたいと思います。

それでは、次回の記事までゆっくりしていってね🌟




富山地域学研究所とは?

これは、大学の元教授が立ち上げた、これからの富山について、様々なデータや情報を載せながら、考察しているサイトです。

非常に読み応えがあるので、気になる人は是非、ご覧になって下さい🌟

それについて、書いた記事もありますので、こちらもご覧下さい🌟


この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?