投票の義務
こんばんは、ちっぴーです🌟
今回は、いつもより真面目なお話、選挙の”投票”に関するお話をしていきたいと思います。
まずは、こちらをご覧ください。
石破氏って、一体誰なのかは、置いておいてください。
「投票は義務化すべき」
そのお話をした議員さんがいると把握していただければ、大丈夫です。
実際、この発言をきっかけに、様々な議論が出てきました。
元々、こういった議論は、投票率が低くなってきている昨今、度々話題として挙げられていました。
上に書いてある記事のように、海外では、投票を義務付けている国がいくつかあり、厳しい罰則が科せられる国もあるようです。
また、こちらでは、投票は権利なのか義務なのかの調査を行った結果が書かれています。そちらによると、
・男女ともに投票を”義務”と捉えている人が、投票を”権利”と捉えている人を上回っている。
・「18・19歳」の半分以上が投票を”義務”と捉えている。
・年代が上がるにつれて投票を”義務”と捉える人の割合が増えている。
などなど、様々な面で興味深い結果が出ているようです。
義務化すべきなのか
様々な意見がありますが、実際に投票は義務化すべきなのでしょうか?
賛成派・反対派の意見はそれぞれ、ご覧の通りです。
<賛成派>
①オーストラリアでは、制度の導入(1924年)により、投票率が50%前後から90%以上に上がった。
②投票は権利であると同時に納税同様国民の義務だ。
③選挙は2~3年に一度のものであるから国民の負担もそう重くはない。
④政府は国民全体の多数意見によって形成されるべきである。
⑤投票所に行くことは強制しているが、投票を強制しているのではない。
⑥国民に政治について考える機会を与えるので政治教育につながることになるーと強調する。
<反対派>
①棄権することにより政治的主張を表明するという自由が奪われる。
②「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」とする日本国憲法第19条に反する。
③「すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問われない」とする日本国憲法第15条4項に違反する。
④投票者の中には強制されるのでしかたなく投票する者も多い。
⑤政治教育につながっているとは言いがたい。
⑥投票者は政党からの働きかけがなくても投票に行くので、政党を怠慢にするーなどと反論する。
色々書いてありますね…
ちなみに、私は投票の義務化は投票率を上げるための、本質的な策では全然無いし、政治について、無党派層が多い状況では、寧ろ愚策とまで思います。
それを完全に言い切っているのが、こちらの記事。
記事には、義務化に反対すべき理由と、投票率の低下について、データを用いて、きちんとした説明がされています。
政界再編のなかで結成された新党も既成の政党も、当時の有権者がおかれた苦境に対してなにもできなかったということであり、政党は自分たちのおかれた苦境になにもしてくれないと思った人たちがいっぱい出現したということにほかならないのです。
バブルの崩壊や世界情勢の変化などに、国民と向き合うことが出来ず、崩壊以降、日本の30年の停滞が、社会の中にそういう一つの集団を維持してきた…
中々、根本が深い話をされています。
”新しい”政治に向けて
投票率を上げるためにも、こちらに書いてあるように、政治から新しいモノを作るムーブメントを必要だと思います。
”世論調査によれば、有権者は決して無関心ではない”
「だからこそ、政治家と有権者はたがいに向かい合う関係でもあり、政治は、政治家と有権者が交互作用しながら進めていくものです。」
確かに…ここが重要なところ。
お互いに向かい合えるような仕組みを作りながら、プロジェクトも進めていければなと思います。
…はい。ここまで長くなりましたが(しかも、話がめっちゃ真面目)、今回はここまで!
次回の記事までゆっくりしていってね🌟
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