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なぜ彼女の言葉は胸を打つのか。ライフコーチJUNさんの過去と未来。

「人生をもっとカラフルに、自分らしく輝く女性を増やしたい」と日々たくさんの人に想いを届けるハンプトン・純さん。ライフコーチとして活動を広げる彼女の問いかけで、人生の捉え方が180度変わったと感じる人も多いのではないでしょうか。

今回は純さんがこれまでどのような人生を歩み、今後どのような未来を描いていきたいかお聞きしました。等身大な彼女の新たな魅力を発見できることでしょう。最後に読者の方へのメッセージもあるので一緒に自らの未来を想像して楽しんで読んでいただけたら嬉しいです!

ハンプトン・純さん: 1988年生まれ、33歳。「人の人生を豊かにしたい」という想いから、大手旅行会社に就職。28歳で国際結婚、31歳で出産を経てパラレルワーカーへ。趣味で学んでいた心理学やコーチングを活かし、コーチとしての活動を開始。33歳で会社員を手放し、ライフコーチとして独立。
⁡現在はコーチング、ビジネス講座、オンラインコミュニティなどを通して、自分らしく生きたい女性の自己実現を叶えるサポートをしている。

人生を変えた16歳夏 in オーストラリア。船乗りおじさんとの出会い

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ーー本日はよろしくお願いいたします。純さんの原点を表す1つに”旅”というキーワードを挙げていただきました。自分を変えるようなストーリーがあったのでしょうか?

初めて1人海外留学に挑戦した時のこと。週末にウポル・ケイという砂でできた島に行きました。ウポル・ケイに行くためにはケアンズという都市から船に乗る必要があったんです。

そこで、観光客を乗せてくれる船乗りのおじさんと出会い、船乗りの仕事は簡単ではないはずなのに楽しそうにしているから気になって。つたない英語で尋ねたんです。

「なんでそんなに楽しそうに仕事してるの?」

すると、「海が好きだからだよ!」と返ってきて。とてもシンプルで美しい生き方だと感じました。ただただ、自分の好きを仕事に生きている彼がかっこいいと思ったんです。

彼をみて衝撃を受けたと共に”私もそんな大人になりたい”と思いましたね。当時、日本で生活してる私の周りにはそうやって生き生き働いている大人がいなかったから。

ーーまさに今、理想の大人像を叶えているようですね!オーストラリアでは他に何を感じましたか?

そこでの自然の美しさに涙が出そうになり、もっと世界をみたいと世界に対する冒険心が芽生えました。

大学生になる頃には、英語を勉強しながらバイトを掛け持ち。貧乏旅行ばかりだったけど…笑 バックパック背負っていろんな国に行き、旅に出ることを始めました。

旅を通して学んだ、受け入れるということ

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ーー旅を通してどのような学びがありましたか?

全てを受け入れられるようになりました。世界を旅してみると日本の常識は世界の非常識であり、私の中での当たり前は世界での当たり前じゃないということを実感して。

いろんな生き方・考え方・暮らし・価値観・働き方・ライフスタイルがあり、そこに優劣はなく、ただただ違う世界がそこにあるだけなんだと。

「良い悪いではないんだ」と思いましたね。多様性に触れていろんなものを受け入れられるようになったと思います。

ーー”受け入れる”という視点で何かおもしろいストーリーがあればぜひ聞かせてください!!

インドに行った時、ご飯の中に虫が入っていたんです…。そのことをお店の方にいうと、「No problem! It’s okay!(問題ないよ!大丈夫!)」と言われて…。

日本だったら大問題なのに、その状況で笑っているウエイトレスをみたら、もうなんでもよくなっちゃたんです笑笑 それさえ、笑える彼らは素敵だなって思いました!

「いや!ありえない!」って怒ったらそれだけの出来事かもしれないけど、そこで彼らのおもしろさを発見しました。

ーー受け入れるからこその新たな魅力ですね!純さんが思う旅の秘訣はありますか?

全てにおいて良し悪しをつけるのではなくて、おもしろいと思うこと。旅先での口ぐせは ”interesting!(おもしろいね)!”

なにそれ⁈って 彼らをジャッジするのではなく、ただただ「興味深いね」と言い方に変えるだけで旅が何倍もおもしろくなりますよ!

生と死が一体化する光景。生きることについて深く考えさせられたインド旅

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ーー記憶に残る国はありますか?

2ヶ月間滞在したインドですね。バラナシというガンジス川でのこと。ガンジス川で沐浴(髪・身体を洗い清めること)をすると同時に、お母さんやおばあちゃんは洗濯をしたり、子供は遊んでいたりして。お祈りをしている人もいれば、チャイを売ってる人もいるんです。

さらに、そこに火葬場があります。燃やされた遺体は灰になり、ガンジス川に流れていくんです。

灰が流れたガンジス川で洗濯物を洗っていることが本当に謎すぎるんですが…。それをみた時に「生きることについて考えさせられた」というか。

バラナシはすごく不思議な場所でした。言語化は難しいけれど。

ーー衝撃的ですよね、そのシーンを間近でみたら。

そうですね…。上手く伝えられないけど、人生と向き合える瞬間がガンジス川にはありました。生きることについて考える時って死に触れたときだと思っています。

もちろん今ある全てのことに感謝すると共に、「この先自分はどうやって生きていきたいんだろう」と考えました。

感謝が溢れたからこそ「もっと返していきたい」と思いましたね。今まで育ててくれた人もそうだし、社会に対してもそう。”自分にできることで人を幸せにしていけるような人生”にしていきたいと思いました。

体験して培った、ものごとの二面性と光にフォーカスするということ

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ーーこれまでの経験は今のじゅんさんに繋がっていますか?

繋がっていると思います。
コーチングを通して大事にしていることは、

「目の前の人の可能性をその人以上に信じること」「その人が自分自身の可能性を信じられるようになるまで 伴走し続けること」


人を信じるためには、まずその人を受け入れるということが絶対に必要だと思いますし、価値観や考え方を知ろうとする、興味を持つということも前提としてもちろん大切です。

旅先で得た「全てを受け入れられる」というのは今のコーチングのリソースになっていると日々実感しています。

ーー他にも今に繋がっていると感じることがあればぜひ聞かせてください。

「ものごとは見方を変えれば必ず肯定的な何かがある」ということですね。これは人生を通して体験してきたこと。

例えば、旅先で道に迷い怖い思いをした場合、そこで助けてくれた人とは新たな出会いとなります。道に迷わなければ、怖い思いをしなければ、その出会いはないわけで。

「ものごとには二面性がある、表裏一体である」というのは身をもって体験してきていますね。

ーーコーチングにも通ずることはあると思いますか?

コーチングでも同じことがいえると思います。悩みや辛さなどネガティブな何かが影であるならば、影の部分を全部吐き出した後に光はどこにあるんだろうと光にフォーカスすることが次に進むために必要なことです。

違った角度からのものの見方を引き出すことができるのは自分自身が旅を通していろんなことを経験してきたから。「全ては表裏一体だよね」というのを人生を通して体験してきたからだと思っています。

”人生起こること全てに意味がある”読者に伝えたいメッセージとは?

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ーーー1月29日に行われた自分史上最高を叶えるセミナーでじゅんさん自身の夢が1つ叶ったと思います。読者も理想とする未来や夢を抱いていると思いますが、どのようなメッセージを届けたいですか?

もちろん生きていれば苦しいことや辛いことが誰にだってあると思うけれど、“人生起こること全てに意味がある”ということを届けたいです。

私は影とか闇の部分をみないようにしているわけでなく、ネガティブな部分も全て人生の糧になり、必ず全て意味があって起こっているということを自分で知っているだけ。ネガティブな出来事の肯定的な意味を自分の中で解釈しようと意識しながら一歩一歩前に進んでいると思っています。

今の自分があるのもそのおかげです。もし、これを読んでいる人の中に嫌なことや辛いことがあって、悩んで前に進めない人がいたらこのメッセージを思い出してほしいと思います。

「プラスのエネルギーが循環する世界を娘の世代に」彼女が語る理想の世界とは?

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ーー最後に、今後どのような未来を描いていきたいですか?

未来というよりこうなってほしい世界があって。プラスのエネルギーがちゃんと循環する世界にしたいと思います。さらに、それを娘の世代に残していきたいという思いがすごく強いです。

「恩送り」という言葉が当てはまるのではないでしょうか。

自分が誰かに良いことをして、その人がまた次の人にそれを伝えていくような感覚。現在活動しているコミュニティーRebornの世界観が実社会でできるようなイメージです。

「人生をもっとカラフルに自分らしく輝く女性を増やしたい、そういう世界をつくりたい」

というビジョンが私にはあって。その人自身が自分らしく輝き、自分の人生をまっとうする女性が増えれば増えるほど、どんどん周りの人に与えていきたいという気持ちが溢れると思うんです。

それが私のいう愛や感謝のプラスのエネルギーが循環していくということ。そんな社会を広げていきたいです。競い合うのではなく、共存していく世界。愛のある世界を実現していきたいですね!

ーー今日は本当にありがとうございました!


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