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条件付きの私から、ありのままで裸の私を好きになるまで。

SNSの発信からポジティブな印象を与えてくれるライフコーチみくさん。朝のハッピーなインスタライブや彼女が発する言葉に勇気づけられた方も多いのではないでしょうか。インタビューを通し、今の姿からは想像できないような閉鎖的な過去について語ってくれました。

自分の違和感に気づき一歩ずつここまで歩いてきたみくさん。彼女の生き方がまた誰かの一歩踏み出す勇気になると信じて。

みくさん:1998年生まれ。24歳。自然に囲まれた湘南暮らし。フリーランス3年目で2022年からライフコーチとしても活動開始。”ありのまんまの私で、ワックワクな人生を"をテーマに、もっと自分らしく、挑戦できる人生にしたい人の自己実現叶えるサポートをしている。

条件付きの私でしか愛せなかった過去

みく影

ーー本日はよろしくお願いします。ライフコーチとして活動されているみくさん。”ありのまんまの私で、ワックワクな人生に”というフレーズが印象に残っています。みくさん自身”ありのまま”でいられない時期があったのでしょうか?

ありましたね。学生の時からフリーランスで仕事をやっていましたがワクワクしなくなり、このままでいいのかと不安になりました。

ーー何か自分の違和感に気づくような出来事が?

必死に仕事に取り組んでいたんですが、仕事のパッションが「あの人には負けたくない」「周りから評価されたい」という原動力で動いていて。

なんだろ、結果が出たとしても手放しで喜べず。
「もっと頑張らなきゃ」とどこまで行っても心が満たされない感覚でした。

ネガティブな原動力の先に幸せはなかったんです…。

この位置にいないと私って価値がないと思っていたし、頑張っている自分じゃないとダメなんだと。だんだん苦しくなっていきました。条件付きの自分しか認めることができなかったから。

ーーその環境を手放す時、勇気はいらなかったですか?

ものすごく勇気が入りました。1つの仕事しか知らなかったし、外の世界を全く見ていなかったから、この道でしか生きられないという発想でしたね。

考えるのも疲れるし、違和感に気づいても結構な重い腰を上げないと変われない感じで。モヤモヤしつつもだんだん抜け出し方がわからなくなり、見ないふりをしていました…。


本当の心の声を表に。ある本との出会い

カラフルにみく

ーーみくさん自身、違和感のトンネルからどのように最初の一歩を踏み出したのでしょうか?

長谷川エレナ朋美さんというすごく有名な女性起業家さんがいて。その方の本でセルフコーチングに出会ったのが始まり。

ーーその本を通して何か新しい気づきが?

「あなたが大事にしている価値観はなんですか?」
「5年後の自分はどうなっていたいですか?」

本には自分の価値観を問うような質問やワークがたくさんありました。最初はお客様のために新しいプログラム作ろうと勉強していたのに、シンプルに自分がやってみたら「私、全然自分のこと知らない」と気づいたんです!!!衝撃的でした。

ーーみくさんが本来望む価値観と真逆の生活をしていたんでしょうか?

まさにそうですね!(笑)その出来事をきっかけに、自分と向き合ったり普段の感情をノートに書き出したりしていきました。

だんだん「今の生活どうなの…⁈」という感じで違和感が露出。初めは言語化できないモヤモヤが自分と向き合い続けることでうまく言葉にできるようになっていきました。


迷走期からの解放。ありのままの裸の私で

みくちゃんゲストハウス

(ゲストハウス滞在中のみくさん)

ーー去年秋、自分探しの感覚で外の環境を求めゲストハウスに滞在したみくさん。そこでどんな感情が芽生えましたか?

環境を変えると、自分の長所にすごく気づくことができました。元の場所では当たり前で、自分は特別だと思ってなかったことが外に一歩出てみたら褒められたことに驚いて。

「存在自体が明るい」というような、ありのままの根本的なところの褒め方をしてもらえました。自分のままでいいんだという存在承認のようなものを感じ、すごく元気をもらいましたね!

ーーそこから ”条件付き” のみくさんではなくて ”ありのままの裸な” みくさんでいいんだと気づいたんですね!


変わる覚悟

ジュンさんとみくちゃん2

(左:ライフコーチ純さん)

ーーゲストハウス滞在中、他に何か感じたことはありましたか?

ここを出るまでにはある程度人生の決断しておかないと、このまま一生この状態だと思ったんです。改めて自分のやりたいことや強みを整理し始めたところ「コーチングだ!」と再度思い直しました。  

ふと、その瞬間に全体像がみえて。その10分後、既にライフコーチとして活動されている純さんという方の公式LINEからメッセージが来たんです。

「あと1名あいています」

まずは、コーチングを受けることを1つ目のアクションとして決めました。受ける側を経験しないと、コーチングの良さはわからないと思っていたから。タイミングもあるけれど、変わると決断しないと変わることはできないのかもとその時思いました。

ーー以前からコーチングの道には興味があったんでしょうか?

長い間コーチングに興味はありました。でも、自分には無理だと思い隠していましたね。1番やりたいことだったのにもかかわらず。

顔を出して発信をしたり、本当に思っていることを外に発信したりするのがすごく怖くて。ありのままの自分をさらけ出したら、嫌われるんじゃないかという謎のマインドブロックがありました。

ーー今のみくさんからは想像できないです…!

いくら表面的にやりたいことを取り組んでいっても、結局自分に合わなくて。考え直すたび、やっぱりコーチングだと思いようやく始めたんです。


自分の人生を切り開ける人を増やしたい

シェアハウス仲間

ーーSNSの投稿に ”自分で” というワードが多くみられました。人に頼るのも大切だと思いますが、自分で前を向くことが大切な理由はありますか?

結局、自分の中にしか答えはないということをずっと思っています。人に言われてやったことは、あまり上手く行った経験がないというのも事実。
誰かに頼るとか依存するということではなく、「自分で考えて自分の人生を切り開ける人を増やしたい」という想いはより一層強いです。

ーーだからこそ、自分の中の答えを引き出すコーチングというのにも惹かれるんでしょうか?

そうですね!!コーチングのスクールでも「相手の中にしか答えはないからコーチは余計なアドバイスはしなくて大丈夫」という話をよくされますが、その度にすごく納得しています。


誰かの背中を押すような生き方を

桜横みくちゃん

ーー過去から今に至るまで悩みながらも一歩ずつ進んできたと思います。今後はどのような方向に進んでいきたいですか?

最終的に、

「職業はなに?」と言われたら、
「みくです!」ということが思い描いてること。

自分の生き方自体が誰かの背中を押すようなものになったらいいなぁ” と強く思います。自分の得意なことで人を喜ばせることができたら1番ハッピーな形だと思っていて。それを実現させるのが目標です!

あと、愛がいっぱいの世界になったらいいなと思います。すごく広いけど(笑)私が持っている愛を関わった人にギブしていくと、その人の心も満たされていき、その人も周りの人に優しくできるような。そんな愛の循環をイメージしています!


「今日から変わる日」
自分らしく生きるために伝えたいこと

みくうみ

ーー過去のみくさんのように「変わりたいけど踏み出せない、自分らしく生きたい」という想いを抱えた方にどのようなメッセージを届けたいですか?

「自分らしい生き方をするぞ」と覚悟を決めてみてほしい。

1年前の日記に「私は今日で変わる日」と勝手に自分で書いていました。(笑)年始の区切りとかではなく、普通の日でも自分が変わりたくなったらその日が変わる日でいいんじゃないかと思います。


やりたいと思ったことを人に伝えてみる。

伝えることで、人と人とが繋がり実現することがあるかもしれません。私は今でもなりたい姿や、やりたいことを周りの人に伝えていますよ!


ハードルの低いことから積み重ねていく。

すごく小さなハードルまでどんどん下げていって。「意外とこれくらいならできるかも」というところからやってみてほしいです。行動しないと人生変わらないから。理想を描くことも大事だし、行動することも大事ということを届けたいですね。


ーー最後に読者に伝えたい言葉があればぜひ聞かせてください!

「大丈夫だよ。絶対うまくいくから」

私が1年前、ずっと誰かにいってほしかった言葉。これを読んでいる方が自分自身にも優しい言葉をかけてくれたらいいなと思います。


ーーとても素敵なストーリーをありがとうございました!



ーインタビューを終えて

「幸せな人はつらさを知っているから優しくなれる、強くなれる」
そんな言葉を改めて彼女のストーリーから思いました。彼女と知り合って半年ほどですが、ずっと前から友人のような感覚を覚えます。周りの人をあっという間にみくさんのあたたかいエネルギーで包んでいく姿は嫉妬してしまうほどの魅力です(笑)そんな彼女の人生ストーリーを聞けたこと、ここに残せたことすごく嬉しい!これからみくさんと出会っていく人が愛の和を広げていく世界が待ち遠しいです。ゆっくりゆっくり彼女の想いが広がっていくといいなぁ。そして、みくさんがまた振り返った時、一歩踏み出す勇気をここから受け取ってくれますように。


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