わたしの物語10
夫とわたしのラブストーリーを。。。
2006年は、社会人で介護スタッフとして働く彼。
学生の時よりは、会える時間が減りました。
わたしも、2年生で実習で施設に1ヶ月泊まっていたり、試験勉強したりと。。。
気持ち忙しい日々な1年でした。
2007年春。
わたしは専門学校を卒業して、地元の特別養護老人ホームに入社。
同じ県ではあるものの、すぐには会いに行けないので、遠距離恋愛になってしまいました。
彼もこんなに会えなくなるのが予想してたよりも不安になったらしく、メールより毎日電話をしてくれるようになりました。
お互い仕事も本気だったので、ふたりなりに心で戦っていた感じです。
もちろん結婚を意識してるふたりなので、今結婚をと考えたものの。。。
彼の両親に紹介してもらって、話をしている中で彼がわたしのことを『和果』と呼び捨てしていたら、彼の父に『和果さんと呼びなさい』と言われ、、、そこから怖い雰囲気になったのを覚えています。
それから。。。
彼の両親から『まだ社会人になったばかりやろ。経験をつみなさい。結婚は早いし、和果さんのことをよく知らないから結婚はさせません。』
と言われました。
落ち込むふたり。
わかっていたから、ちょっと理解はしてたから、よけいに落ち込むふたりでした。
わたしの両親は、『結婚がダメなわけじゃないけど、地元にくる覚悟があるなら。』
と。。。お互いの両親に反対され断念するしかなかったのです。
しかし、彼は行動に出ました。
なんと、1年働いた会社を辞め、わたしの地元で就職をしました。
わたしと同じまちで、初めてのひとり暮らしをスタートさせた彼です。
わたしの両親に覚悟を見せたかったそうです。
わたしは、将来彼のまちで住みたいから。。。そんなことしたら。。。と思ったものの、すごく嬉しい気持ちと安心の気持ちで心がいっぱいになりました。
彼にとって、はじめてのまち。知ってる人はわたしだけ。
でも、わたしの母が困ったときは助っ人になっていました。少しだけ安心した彼。
わたしがいない時間は、自信のある介護の仕事を必死にして気持ちを紛らわしていたそうです。
地元の方の特徴として、思い込みが激しかったり、古い考えがずっと続くような。。。すごく気の強い人が多いまちで。。。
噂話も、すぐまわっちゃうような、気持ち的に好ましくないまちなんですよ。。。もちろんいいところもありますが、マイナスなところが目立ってしまうと好きにはなれなかったわたしです。
地元の特別養護老人ホームが好きだっただけで、仕事以外は居心地がよくなかったものですから。。。
早く地元を出たいなと思って頑張っていました。
生活でも、仕事でも人間関係は1番悩ましき問題のひとつですものね。
なのでお互いストレスもいっぱいたまることもありました。
デートしたり旅行もしてみたりと、社会人になって働いているからこそのふたり時間を作ることもできました。
旅行先で出会った占い師さんに、『2010年に結婚すればすごく上手くいくよ』と言われ。。。気合いが入ったふたり。
これまで以上に、お互いの心を支え合いながら頑張っていました。
すごく怖かった思い出があります。
急に働いてる会社に電話がありました。
『バイクで事故して。。。』と彼からの電話。
たくさん説明してくれてたと思うけど、頭に残ってるのはバイクで事故したことだけで。。。
その場で泣き崩れ、パニックになったわたし。
スタッフもびっくりですよね。
とりあえずわたしが危ないと思ったらしく、わたしのことを抱えて助けてくれる先輩。
泣いて泣いて。。。ほんとにほんとに怖かったんです。
急いで病院に連れて行ってもらって、先輩に全部助けてもらいました。
急な坂道をバイクで下り中に、タイヤがパンクして、単独事故を起こしたそうです。
身体のいろんなところを怪我していましたが、頭も無事で、軽い処置でその日に帰れるものでした。
姿をみたときは、ほんとに安心して。。。また泣きました。
わたしは、彼を失ったら生きていけない。。。
覚悟してここまでわたしを愛してくれる彼に幸せになって欲しいし、彼と幸せになりたい。。。彼を幸せにしたいのに。。。
もし失っていたらどうなってたんだろうと。。。
大きな経験になりました。
心がすごく変わった気がします。
そして、占ってもらってから3年後。。。
3年踏ん張った彼にすごく感謝しました。
2010年お互いの両親に祝福され、12月22日の冬至の日にめでたく結婚できました♡
やっぱり家族に祝福されて、一緒にずっといれる幸せを確認することは、とても心を震わせました。
結婚式は、チャペルがついたレストランで、親友に飾り付けと、司会をお願いして、手づくりの愛溢れるファミリー婚にしました。
親友は、家族並に大切な存在のふたり。婚姻届にもふたりの名前が入っています♡
親友ふたりに、感謝感謝の1日です♡
お天気も晴れて、ブーケトスは譲り合いのしすぎで誰も受け取ってもらえなかったオチですが。。。笑
いっぱいの笑顔に包まれた素敵な結婚式になりました。
今でもアルバムをみると、あの時の幸せな瞬間が目に浮かびます。
彼の存在はわたしにとってすごく大きな存在。
彼から夫になった。。。夫とわたしのラブストーリーでした♡
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