結婚したのは運命だったから
『結婚してるんですねっっっ!!!』
『結婚してることがすごいです!!!』
ある日出会った女子大生に、言われた言葉なんです。
『えっ?結婚してるってすごいの???』
『すごいです。まず出会いというか、付き合い方がわからないです。』
そう話してくれる女子たちに、『どうやって結婚したんですか?』と真剣な眼差しで聴いてくれたので。。。
頭の中にある夫との出会いの引き出しを開けてみました。
『まずは、わたし変ってよく言われるから、役に立つものかわからないけど。。。』
小学生の時代に、なぜかすごく気になる苗字に出会ってしまって。。。
同級生にも同じ苗字の人がいたけど、わたしにはニセモノの苗字の人だったから。。。その人をなんとも思わなかったんだよね。
でも、専門学校に入ってから、ひとつ歳上の彼に出会って、ホンモノの苗字の人をやっと見つけた!!!という感覚からその彼をずっと気にしてました。
見た目もタイプじゃないし。。。
中身も素っ気なくてタイプじゃないし。。。
好きになる部分がまず無かった彼で、苗字だけがただホンモノという感覚。。。
彼のこと、もちろん何も知らないから、知りたいなぁとは思ったけど、わたしも、恋はいっぱいしたことあるけど、誰かと付き合いたいとか結婚したいという願望は全くなかったから。。。
知りたいけど、自然に知れたらいいかなぁという感覚でいました。
そう思ってたけど、わたしの母の言葉がきっかけで話しかけるチャンスがあって、そこからはメールに、手紙のやり取りが当たり前の毎日になっていました。
軽く思ってたはずのわたしが、彼に夢中になっていたことに気づいたのは、いきなり連絡が来なくなって、数日後やっと電話をかけてきてくれて。。。そこでわたしの感情が爆発したそのときでした。
別に『付き合おう』とか『好きです』とか言われたことないし、ただメールや手紙のやりとりをする関係だったのに。。。
『なんで、連絡してくれなかったんですか!??心配するでしょ!!!』
と怒るわたし。
『ごめんね。サマーキャンプで携帯使えなかったから。』
我に返ったわたしは、恥ずかしくなりつつ、付き合ってない人に何言っちゃってるんだろう。。。と。
でも、機嫌がいつもと違うことがわかった彼は、『おわびにドライブに行こう!』とわたしを誘ってくれました。
初めてのデート。
迎えに来てくれた車の助手席にはプーさんのぬいぐるみが。
(今になってプーさんのこと聞いたら、『喜ぶかなと思って』置いてたらしいですWWW)
プーさんに助手席を譲ってもらい、ニコニコでドライブデートしました。
それから、よくデートに行くようになって、いろいろありましたが。。。
わたしの祖母と母に会った時に、『結婚します。』と発表され。。。
『わたしたちって付き合ってるんだよね?』
『うん、付き合ってる!』
『付き合ってください』とかの告白されたことないし。。。『好き』もないのに???
告白されたことないのに。。。
プロポーズもされてないのに。。
親に先にプロポーズの言葉を!?
と。。。しょぼーーーん。となってしまうわたし。
『好きだし、結婚もしたい!』
『ぇえーーー』
『プロポーズはちゃんとしたところで、ちゃんとされたいです。。。』
そんなふたりの青春的な時間があって。。。
5年後無事に結婚したふたりです。
女子大生さんとの短い時間で馴れ初めを話して、
『やっぱりすごいです!ホンモノの苗字に出会ったことも、その人と結婚までできてることも!』
『きっと運命だったんだろうね。ホンモノの苗字の彼に出会ってなかったら、結婚することまで人生で考えてなかったよ。独身の方がいろんな意味で自由がきくし、結婚が幸せだっていう考えは今でも思ってないからね。』
『結婚ってすごいの意味がまだわからないけど、結婚が人生で1番したいことなら、早く相手見つけなきゃだけど、1番じゃないなら、自由の身であるうちに、沢山の人と関わって、沢山の知恵をもらって、仕事でもプライベートでもやりたいことしっかりしたあとに、結婚したいって思うならばそれからしてもいいと思う』
『もちろん、子どもが欲しいならどんな形で育てたいのかは早めに決めた方がいいけど。。。結婚は、再スタートのタイミングになるから、相手のことを尊重しながら細かな自由はきかなくなることを忘れない方がいいと思うよ』
今の時代、昔よりやりたいが増えてる気がするので、わたしも考えさせられた時間になりました。
でも、時間っていっぱいあるようで、全然ないから。。。
わたしは、時間がいっぱい欲しいですWWW
夢に向かって、現実的な考えや思いをもった女子大生に出会って。。。
時代の変化みたいなものをなんか感じてしまいました。
夢は夢のままじゃなくて。。。夢に近づいている若者たちが沢山いて。。。
人生やり直せるなら、もっと勉強して、もっとかしこくなりたかったですWWW
最近の出会いからのnoteでした。
今日もありがとうございます♡
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