スーパーファミコンで遊んでいたころのわたしに会ったら、伝えてあげて
兄が、うちに遊びに来た。
貸していたタッパーを返しにくるという名目ではあったけれど、「遊びに来たい」と言ってくれたので、わたしは嬉しかった。
隣の駅の、反対側に住んでいる兄の家までは、歩いて30分。
ちょっと前までは「めんどう」とか「いつかね」と言っていたのに、最近は時々遊んでくれる。
同居人がカレーを煮詰めてくれているあいだに、わたしは兄とスマッシュブラザーズで対戦する。
兄から借りパクしているソフトで、今となってはわたしのほうが圧倒的にプレイ時間が長い。
それなのに兄は