西日本豪雨から6年。
西日本豪雨から6年が経ちました。
今年の1月1日、親戚や友人が被害にあった北陸での地震で、色々なことを思い出しました。
私は以前、愛媛県今治市のしまなみ海道の今治から2番目の島、伯方島に住んでいました。
島に住むのは漆芸、陶芸を学んでいた頃からの憧れで、結婚して夫と二年間探しようやく住んだ家でした。
2018年西日本豪雨災害があり、伯方島やしまなみ海道の島も被害があり、うちも局地的に床下浸水、庭に土砂が流れて来ました。
現在、土砂が流れてきた部分には砂防ダムが設置完了。
土砂で埋まった家は撤去されて、砂防ダムが庭から見える様になりました。
家は購入したのですが、地続きの隣家には土砂が残っており雨で流れて来ますが、現状を維持するしかない状況です。
西日本豪雨規模の土砂を何度かは受け止めてくれるということですが、毎年この時期になると胸がざわざわします。
そして、南海トラフ級の地震が来ても受け止められるだろうか?など考えてしまいます…。
この6年間で私たち家族はこどもも生まれ、重要な軸の変化もありましたが、島へ帰りたいという気持ちを未だに持っています。
子育てしながら合間に片付けをしたり、子供たちが園に入ってからの住居について考える時間が出来たことで、最近ようやく今の場所で落ち着こうかなという思いも出て来ました。
北陸や、日本各地で地震が起こり、どうすることも出来ず悔しい思いでしたが、動けない今は気持ちだけでも寄り添い、自分に余裕が出来たときには、困っている人がいるときにはすぐに駆けつけられる自分でありたいと思いました。
改めて、当時一緒に土砂を撤去してくれたり、呼びかけてくれたりする友人がいて、命も助かり、幸い引っ越す家もあり、今幸せに暮らしていられることに感謝をします。
能登で被害にあった友人たちは、心の傷も癒えないだろう不安定な中でも拠点を据え、忙しく活動しており、今でもウジウジする自分に喝を入れられます。
災害が頻繁に起こる日本で生きて行くために、何か起こったときのための備えをしながら暮らしていこうと思います。
今の夢は、島で遊んだり、人を呼べたり出来る様に、少しづつ整備することです。
小さい一歩一歩ですが、まずは草刈り頑張ります。
今日もすごい雨でした。
みなさま安全にお過ごしください。
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