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将来の夢

 「きれいな里山の麓で畑をやりながら絵を描いたりピアノを弾いて暮らす、そこに集まってきた人やもの、ことたちと一緒に」
 
 それがわたしの将来の夢です! よかったら応援してください。

 もちろん他にもやりたいこと・夢はたくさんあります。似顔絵屋さんを繁盛させること、雑誌のカットイラストを描くこと、CDジャケットイラストを描くこと、パン屋さんで働くこと……
 それでも、最終的にたどり着きたい場所は最初に書いたところ……そこだけなんです。だからわたしはその場所にたどり着くために、今何ができるかな、何をしたらいいかな……と、いつも考えています。

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 高校生の頃、自然の授業で学んだ里山の循環システムに惹かれました。
 人と植物と動物がお互いの生活を守りながら関わり合いながら一緒に生活している、多様性と循環の仕組みです。そして同じ頃、それがもっとデザイン化された「パーマカルチャー」というものを知りました。人への配慮、地球への配慮、分かち合うこと、その三つを軸としている考え方です。(里山もパーマカルチャーも、どちらも誰かがしっかりと定めた定義はないと思います。このnoteやTwitterで発言していることはただわたしが思っていることで、他の人はまた別の見方をしていると思います)

 地球のことを考えすぎると、人にやさしくなくなります。
 人のことを考えすぎると、地球にやさしくなくなります。
 だから分かち合う、分け与える。ちょうどいい場所を作っていく。消費するだけじゃなくて生産する。

 里山について勉強し、パーマカルチャーについて本を読み、実際にそれらを実践している人の元で生活していくうちに、わたしもそういう生き方をしていきたい、と思うようになりました。もともと畑が好きだったのですが、ただ野菜作りをするのではなく、みんなが過ごしやすい場所づくりの一つとしての農業を目指すようになっていったのです。

 畑を持って、鶏を飼って、作物を作れたらいいな。畑だけじゃなくて、電気や水道、過ごす家や出来事、全部がなるべくみんなにとって心地いいものになるようにしたいな。色々な動物や植物が集まって、そしてそれを一緒に楽しんでくれる人たちが集まってくれたらいいな。そう思っています。
 人は一人で生きますが、独りでは生きていけません。多様性の中で生き延びていくものだと私は思っています。人も動物も植物も風も水も太陽も、みんなが関わり合って何とか生き延びていくんだよな〜って、最近はそういう風に考えています。

 というのも、もともとの自分が思っていた「きれいな里山の麓で畑をやりながら絵を描いたりピアノを弾いて暮らす」、というのはとても自分主体の考えだったからです。
 少し前まで私はとても逃げたい気持ちを抱えていて、生きるのやめたいな〜と思いがちだったんです。山奥でひっそりと暮らしたい、一人で山に篭りて〜〜〜! というような気持ちからその将来の夢を語っていたように思います。
 だけど今の自分はちょっと違うことを考えています。
 もちろん夢は変わっていませんが、「きれいな里山の麓で畑をやりながら絵を描いたりピアノを弾いて暮らす」+「そこに集まってきた人や物事と一緒に」という言葉を加えています。
 
 ただ自分が生き延びるためだけの狭い逃げ場ではなく、太陽と風をいっぱい含んだ、開放された場所にしたいのです。里山のような、森のような、自然に近い場所というのは、一つの生物だけで作られた場所ではなく多くの生物たちが重なり合って影響しあって出来る場所だから。そういうのを、商業的にならない程度の大きさで、目と手の届く範囲で、お金じゃなくて物々交換で成り立つレベルの小さな場所を作っていきたい。

 もちろん、落ち着いて静かに暮らしたい、という気持ちはもちろん変わらず持っています。
 だけど、内へ内へ行くのではなく内へ外へ行こう、両方受け入れよう、って。

 どうして見方が少し変わったかというと……無理するのをやめたからだと思います。自分にとってしんどいことを頑張らないで、自分にとって大切なことを頑張ることにしました。そうしたら少しずつ生きやすくなって、息がしやすくなって、人のことを考えられるようになって、人と関わるのが怖くなくなって、いつの間にかここにいます。(といってもキャンプ場やバックパッカーズホテルでの交流は相変わらず苦手です。そういう一瞬爆発するように盛り上がる交流じゃなくて、ゆっくりと作られていく関係が好きです)
 一人になりたい、逃げたいという気持ちはもちろん持ちつつも、全部ひっくるめて大切にし、同じような気持ちのひとがいるなら一緒に過ごしたい、そう思うようになっています。

 これらがわたしが今思っている将来の夢です。
 重ね重ねになりますが、よかったら応援してください。
 そこへ向かうためにいろんな経験をしている途中なので、よかったら見守っててください!



 少し前に、どうしてわたしが肉を食べないのかという文章を書いた時、「(ベジタリアンやビーガンなどが)敷居が高いように感じていました」という言葉をもらいました。わたしはそれがとても嬉しかった。わたしも前はそういう人たちが煩くて胡散臭くて苦手だったからです。だけど本当はもっと近くにある考え方なんだってことが分かったから、敷居が高いように感じるけどそこには自分にとって必要な考え方も含まれているんだって分かったから、だから変わり、文章にしたのです。

 そしてそれと同じで、地球や人にやさしい生き方もちょっと敷居が高く感じることがあると思います。敷居が高いというか、なんかやってんなー。ちょっと胡散臭いなーみたいな。気にしない方がかっこいいよなーみたいな。
 だけど本当はすごく身近なことであるはずだし、今住んでいる場所や自分の過ごし方をもっと豊かに・生きやすくしていくことって別に変なことじゃないと思うんです。マイ箸・エコバッグ、みたいに変にカタカナ使いながら言語化して広めると少し違和感を覚えるかもしれないけど、出来るだけゴミを減らすとか使えるものは長く使うとかって、むしろ昔の人たちがずっとやってきたことだと思うんです。家にあるスペースで野菜を育てるのだって。

 そう、家にいることが増えて、ベランダ菜園や家庭菜園を始めた人が増えたと聞きました。めっっっちゃよくないですか!!?? 人と家(そして観葉植物)だけだった空間に土と植物っていう新しい仲間が加わって、もうなんか家が一つの森みたいじゃないですか??? 分けることで繋がって、関わる(世話をする)ことで循環が生まれて、最高じゃないですか?? 
 友達からニンジンの頭の部分でやってる再生野菜の画像が送られてきました。最高。好きなイラストレーターさんがプランターで野菜を育てていたり再生野菜をしている写真がタイムラインに流れてきました。最高。

 みんなそれぞれの場所で生活しているように、それぞれの森を作っているように、わたしも自分の場所を作りたい。そう思っています。
 だから、そのためにここにいます。




 いつもすごく不思議な気持ちです。何でわたしはここにいるんだろう? って。自分で選んできたはずなのですが、緩やかな流れがそっと運んでくれたかのようにすんなりといつの間にか全然知らない場所にいます。そしてそこから多くのものを得ることができています。
 わたしはそれをいいことだと思っているので、ひとまずは来るもの拒まず何でも受け入れてみることにしています。流れに身をまかせながら進んでいます。いいことがいっぱいありますようにという気持ちで身体中いっぱいにし、だけど危険そうなものには目を光らせながら。そしてそこから考えて、自分の進む方向を選んで、歩いています。
(もちろん、これらはみんなわたしの身体がとても丈夫だからできている・考えられることたちばかりです。(歯以外)すべての人が、いいものを食べて身体を動かしていっぱい寝れば健康でいられるわけではないので、たまたま運が良かっただけです。)

 そしてわたしは確信しています。このまま進んでいけば、自分が目標としている場所にたどり着けるということ。もしかしたらたどり着く頃までにそれは形を変えているかもしれません。目標のその先にまた新しい目標が生まれているかもしれません。今のわたしには分からないけれど、でも進んでいくことだけがわたしに出来ることです。出来るだけ多くのもの、こと、人に出会い学びながら。 
 好きなこと頑張って、生き延びていくぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

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