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ノウハウやテクニックの限界

こんにちは、いとうめぐみです。

今回はこの世界にある、あらゆるノウハウやテクニックの限界についてお伝えしておきます。

これは決してノウハウやテクニックが全く必要ない、というお話ではありません。

ですが心理的な苦しみがある場合、具体的には色々学んでも「何かが違う」と思う場合はこの考えが参考になるはずです。

■あらゆる教えの限界

この世界には自分をよくするための教え、ノウハウというのがたくさんあります。

例えば

・今日自分がやったことをノートに書いてみることを始めてみる

・楽しいことに焦点を当てて生活してみる

・自分で商売するなら相手に役立つ情報をあげてみる

こういった自分を良くするためのあらゆる方法が私たちには用意されていますよね。

ですがこういったあらゆる教え(ノウハウやテクニック的なものを含め)というものには、どんなにすごいと思える教えでも、いつかは通用しなくなる時が来ます。

なぜなら人の成長段階、意識の段階で通用するか・しないかが変わってくるからです。

え?どういうこと??と思った人もいると思います。

意識って何よって。

というわけでここからはポジティブ思考を例に挙げて具体的に説明していきます。

ポジティブ思考について

ポジティブ思考なんて今時古いと思う人もいると思うし、ポジティブ思考が結局のところうまくいかない、というのをなんとなく理解できている人もいると思います。

でもなぜそうなのか説明がつかない人がほとんどだと思います。

なぜならふとポジティブ思考で物事に取り組んでみたらうまくいくことがあるからです(笑)

ですがこう言った教え、考え方、ノウハウといったツールはその人の「意識段階」がとても影響しています。

なぜならポジティブ思考が通用するのは、良い・悪い、正しい・間違っているという指標ではなく、その人の意識段階でそれが使えるか・使えないか決まるからです。

で、精神世界を紐解く人たちがよくこの意識状態を分類分けしているのですが、その中でも共通して人にはこの3つの意識の段階があると言われています。

1.動物意識(自我の区別が曖昧)

2.人間意識(自我が確立されている)

3.神意識(自我を超えていく段階)

(※今回この意識状態の説明をしてしまうとそれだけで終わってしまうので、

「はーん、人それぞれ意識の段階があるってことね」

ぐらいに思っておいてください。)

そしてこのポジティブ思考が通用するのは、「動物意識」から「人間意識」に移行しているときと言われています。

だからこの移行中の時期はポジティブ思考が通用するのですが、どんどん自分の意識段階が上がっていくとポジティブ思考がいつの間にか通用したり・しなくなったり、ということが起こってきます。

また人は一つの意識状態に固定されているのではなく、この意識状態を行ったり来たりするので、同じ人間であってもポジティブ思考が通用するときとしない時があります。

教え(ツール)に振り回されなくていい

で、何が言いたいのかというと、こういったポジティブ思考や、こう考えるとうまくいくよ、といった方法。

はたまた占いや自分が繊細であるといった自分の性質までもが、意識段階が変化するときに必要じゃなくなる時がくるということです。

同時に今まであり得ないと思っていたやり方が自分の中にしっくり来たりします。

それは先ほどお話ししたあなたの意識が変化したからです。

なので

「昔はよく占いにハマっていて」

という方は、今までは占いが自分を知るために大いに役立ったけど、今の自分の意識段階としては、占いといったものは合わなくなってきた、役目を終えてしまった、ということです。


だから

「あの人の言うことは昔よく聞いていたなぁ」

と言うことも、あなたの意識段階が変わったりすると聞くことを自然とやめてしまったりします。

だから自分が違和感を感じているものであれば、どんどん手放してしまった方がいいんです。

もし過去に占いにハマっていたとしたら、それが合っている・間違っているということではなく、それがあなたに合わなくなってきただけ、手放しただけなのです。

あらゆる教えはツールであり、限界があります。

なので教えそのものに振り回される必要はありません。

違和感を感じたら離れる勇気を持つ

なんでもそうですけど、あなたの成長段階に応じてその人に合う情報や環境っていうのはどんどん変わっていきます。

それが普通です。

でもそれでも同じところにいたいと思うのが人間の面白いところ。

さらにそこに情が生じていると、今までお世話になっていた人がいたりしたら離れられない。

なんだか悪い気がしてしまう。そんな風に思ってしまいますよね。

でももしあなたが今、

「この人といるとモヤモヤするな」

「何か違和感を感じるな」

と思うのであれば、それは勇気を出して手放していく必要があります。

・・・必要があるっていうより手放した方が楽っていう感じですね。

ただ人が絡んでくると途端に手放すことが怖くなります。

嫌われるんじゃないか。

仲間外れにされちゃうんじゃないか。

そんな怖さがあるんですよね。

でも違和感を感じているのに、それでも一緒に居続けようとするとお互いに辛い時間を過ごすことになります。


目指している場所は一緒

誰かと一緒にいて、もうこの人とは波長が合わないなというのを人はなんとなく察知します。

人によっては空気感でわかる人もいるでしょう。

空気感で分からなくても次第に物事が段々うまくいかなくなったりします。

だからお互い離れた方がいいんです。

それってなんだか寂しいし冷たいって思うかもしれませんが、私たち人が目指しているゴールは一緒です。

なので違和感を感じてしまったら相手のことを信じて、離れてそれぞれ生きていく方がお互い幸せなんですよね。

私もなかなか手放せなくてずるずると関係を続けたり、同じ環境に居座ろうとします。

ですが最近はこの人といるとしんどいなと思う人とは距離を取るようにしています。

なので違和感を感じていたり、本当はこうしたいんだよなと思うことがあれば、勇気を出して手放してみてください。

寂しい感じもしますが、ちょっと先を見ればみんな同じゴールに向かって歩いているので大丈夫です。


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