見出し画像

オーセンティックバーの基本マナー③

 ご覧いただきありがとうございます!

 需要があまりなくてもつらつらと書いていくのがなかなか楽しいです!
いつか誰かの役に立てるなら(笑)

 まだ記事で3つ目ですがバーというのは暗黙のルールみたいなものがあって非常にめんどくさいですね。でもそれを知っている=スマート性がある。それは、異性だけでなく同性から見てもとても魅力的です。そんな大人になりたいと過去の自分は常に思っておりました。
 
 カラフルな液体が入ったカクテルグラス、琥珀色のウィスキー、さまざまなツールや美しい所作のバーテンダーすべてが輝いて見えていました。 
 
そんな場所だからこそ、この場所や雰囲気に惹かれる人もいるんじゃないかと思います。

 それでは本題!本日の3つですどうぞ!

~オーセンティックバーでの基本マナー3つ③~


▼ 会話
  

 バーでのふるまいを社交的かつ上品に見せるためには、他のお客様客への配慮も必要です。酔いが深まってきてついつい大声になってしまったりリアクションが大きくなってしまうこともありますが、バーではマナー違反です。
 バーテンダーに声のトーンを注意されるのはかなり恥ずかしいので気を付けましょう。すべてが台無しになります😇😇😇

 前述のようにバーに来ている方というのは、落ち着いた時間を過ごしたいと考える方が多いです。雰囲気を大切にして声のボリュームを調整するのが非常に重要でとてもスマートな振る舞い方です。

 また、内容については他の人が聞いて気分を害するおそれのある下品な話題や、意見がぶつかりやすい政治や宗教の話はできるだけ控えましょう。たまにスポーツの話でも割って入ってきてヒートアップする方もいます。そして、携帯電話での通話も良くないです。やむを得ない場合は店外に出るなど他のお客様に配慮しましょう。

 これが特に大事なんですが、相手が異性であれ同性であれ、見知らぬ他人にむやみに話しかけるのはご法度です。もしお客様同士で気が合いそうだと判断されたら、バーテンダーがうまく会話をつなげてくれます。話しかける際は直接ではなくバーテンダーを通すことを意識しましょう。
 
 そしてこれは、内輪の話ですがバーテンダーが他のバーに飲みに行ってお店のバーテンダーに許可なく名刺を渡すのは絶対にやめましょう。
もう相手にされなくなります。

画像1


▼ お酒を飲むペース
   

 そんなの自分の勝手だろと間違いなく思うと思いますがバーで提供されるお酒は最後まで美味しく飲むために、実は飲むべきベストな時間があります。これは温度や時間経過により味が変わってしまうのを避けるためでウィスキーなどは氷の溶け具合による変化を楽しむという面もあるんですが、氷が溶けて薄まってしまうことのないようにしましょう。 
 
 カクテルはショートとロングがあってロングには氷が入っていてショートカクテルよりは度数が低く時間をかけて飲めるものが多いです。
 
 ショートカクテルの場合は10分を目安に飲みきるのがマナーとされていて、一般的なカクテルグラスの容量は60~90ml、3から5口ほどで飲みきるイメージです。しかし、正直これは昔はそういわれていましたが3口で飲んだらお酒が弱い方はまず倒れます。なのであまり気にしなくてもいいですが、長くても30分くらいで飲み切るようにするとスマートです。 
 ショートカクテルはロングカクテルに比べて、氷や炭酸などの割り材が含まれず、度数が高く口当たりが強くなるものが多いので挑戦する際は注意が必要です。
 たまに、ホワイトレディやブルームーンなど名前に惹かれて注文される女性の方がいますがまず残します。ましてや、お酒が弱い方がマティーニなど映画で出てくるからって頼んだりしないようにしましょう。カクテルですが40度前後あります。

 ショートカクテルは混ざりにくいお酒や材料同士を混ぜるためにシェイクやステアという手法で作られており、放置しておくと材料が分離し、温度の上昇により顕著に味が崩れてしまうので本当は早めに飲むのが良いです

 ロングカクテルやウィスキー・ハイボールなどは氷が溶けきらず、かつ炭酸が抜けないよう20~40分を目安にするといいでしょう。

 もちろん時間をかけすぎるのがよくないからといって、一気飲みはやめましょう。カジュアルなバーではテキーラなどをショットグラスであおる場面を見かけることもあるが、バーではやらない方がスマートです。

 また、飲めないからといって水だけで居座ることのないように。
空いたグラスは下げずにわざとそのままにしているのです。

画像2


▼ その他の注意点


 ある程度以上の高級感を備えた店であれば共通することではあるが、ドリンクや店内などを撮影する際は必ずバーテンダーの許可を得ましょう。悪意がなくとも撮影は他の客のプライバシーを侵害する可能性や、シャッター音・フラッシュなどで趣を損ねてしまうおそれがあります。怒られてからでは遅いです(笑)
 オーセンティックなバーには、グラスや珍しいお酒のボトルなど様々なものが飾られ、手に届くところに置いてあることがあります。それらは凝ったつくりのグラスや、希少なヴィンテージボトルである場合があり、いくら気になったからといって無断で触れることや、キャップを開けてみるのも絶対にやめましょう。落としてボトルを割る、勝手にキャップを開けコルクを折る、キャップのシールを曲げる、コルクを開けた後むせて唾がボトルの中に入ってしまう、貴重な中身をこぼしてしまうなどこれらは全て弁償対象になります。もし、許可が出て触る場合はカウンターから持ち上げないようにして確認しましょう。

 また、当たり前のことですがバーで寝るのは絶対ダメです。
お店を出されて出禁にされても文句は言えないですから・・・
 当然のことでそんな人いるのと思う方もいると思いますが、残念ながらまぁまぁいます。気持ちよくなるくらい雰囲気がよいということでありがたいことですが、寝るくらいなら1杯我慢してスマートに帰宅した方がお店の方にも家族にもよろこばれますよ?

画像3

だんだん細かくなってきましたね(笑)
書いていてバーテンダーだった僕でもなぜかイラっとしてきました!
 
 でもバーに行ったときは自然とできるんです。体に染みついたものはなかなか忘れません。現役の時に大学生や若い方がスマートに飲んでいるのに年配の男性がグダグダいつまでも管巻いて飲んでいたりカウンターで寝ていたりといろいろありましたがこのようにはなるまいと戒めとして勉強させていただいてました。

それでは本日の基本マナーはこの辺で!次回がラストの基本マナーです!
書き忘れがあれば追記していきます。

▼ itolu's choice 2本目


 本日の一本はこちら!

ラフロイグ10年です!これをなくしてはシングルモルトは語れないでしょう。個性的なアイラ島のウイスキーの中でも、特徴の強いラフロイグ。
「アイラの王様」とも呼ばれているラフロイグは、正露丸のようとも言われる薬品感のある強烈な香りと味わいに虜になるウイスキー好きやバーテンダーも多いウイスキーです。
 
 近年、ウイスキー需要の増加により、値ごろ感のあるアイラモルトウイスキーが減ったように感じられます。 

 今回のラフロイグ10年は、価格的にも落ち着いていて購入しやすく、これからスモーキーなシングルモルトを試してみようという方にも、最初の一本としておすすめです。

長く愛飲できるウイスキーになること間違いなしです。僕も家に常にストックしている1本です。

色     :濃い目のゴールド

香り    :爽快なピート、磯、かすかにフルーティ      

フレーバー : ヨード、正露丸、木炭、バニラ、ハチミツ、みたらし、                
       昆布出汁、かすかにプラスチック、スモーク、土、磯
       スムースでオイリー   

フィニッシュ :長くゆったりとした余韻

ボディ    :ミディアムボディ 

 ストレートが一番おススメで美味しいウイスキー。
しかし様々な飲み方で頂いても味わいに広がりを見せ、秀逸です。

 加水するとストレートの時よりも、更に甘みが感じられ、飲みやすくはなるものの、しっかりとしたスモーキーフレーバー&ヨード臭は健在。

 ロックにするとドライな一面も現れ、ピート臭や海の香りと共に強烈なアイラモルトの個性を比較的気軽に楽しむ事ができる。

 ハイボールでは香りの立ち上ぼりが絶品で、程よい酸味と甘みを感じられ満足度の高い一杯に、こちらもおすすめです。

気になった方は是非チェックしてみて下さい🙇

それでは本日はこの辺で!
ここまでご覧いただきありがとうございます✨

◆チャンネル登録はこちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCeayPAp_bqTO-BW90OBRuMg
◆ツイッター😁
https://twitter.com/itolu_1129

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?