就職活動を振り返ってみて② 自己分析編

就職活動で一番最初に行う事、それは自己分析だと思います。この作業が意外と大変という事に取りかかってから気が付く方も多いのではないかと思います。

僕自身かなり大変でした。

あ、そういえば僕の自己紹介してなかったですね。

現在は都内のIT企業で事業やプロモーションにおける戦略だったりデータ整備を行う部署に勤務してます。

出身は東北地方の田舎で、大学進学と同時に上京してきました。大学は神奈川にあり、偏差値は高くなく有名でもないので、所謂''Fラン''と言われるカテゴリでした。特に意識高い系でもなかったので、周りと同じ様なタイミングで就職活動し始め、インターネット広告などを扱う企業に内定もらいました。(会社自体は歴史が長く規模も大きかったので、良く内定もらえたなって思いますw)

自己紹介が長すぎてもあれなので、この辺で一旦区切りますね。

自己分析の重要性について

そもそも自己分析って何でやるの?って疑問に思った方、思う方いると思いますが、これは非常に大事な事だと思っています。

自己分析すると言うことは、自分自身の良い面・悪い面、訴求点・改善点、これまでの経験や今後チャレンジしたい事柄などを整理する事に繋がります。

つまり、これを適当に行うとエントリーシートの際や面接の時にチグハグな内容になり易く、当たり障りない平坦な雰囲気になってしまいます。

SWOT分析に当てはめて考えてみる

じゃー実際にどうやるのよ?ってなると思います。

その際におすすめの手法としてSWOT分析をお伝えします。(色々と考え方や手法はありますので、自分にあったもので行うのが良いですが、一般的に使い勝手いいのはこれかなと思うので、参考例として記載しておきます)

SWOT分析とは・・・

強み:目標達成に貢献する組織(個人)の特質。
弱み:目標達成の障害となる組織(個人)の特質。
機会:目標達成に貢献する外部の特質。
脅威:目標達成の障害となる外部の特質。

の4軸からなります。それぞれに項目を当てはめて、下記の図の様に分析をかけていきます。

画像1

(画像はカオナビさんから拝借しました。下記の遷移先にビジネスでの実例も載ってますので、読んで参考にしてもらえればと!)

画像の4象限の中に、自分自身で思い浮かぶものを並べて要素を埋めていきます。

<強み>

①英語が話せる

②都内中のラーメン店を廻り自分なりにまとめ一覧を作った

③アルバイトを4年間継続した

④ゼミの研究に没頭し、一定の成果・結果を出した など・・・

上記は僕自身が就活中に面接であった人が言ってた内容です。あとは、歩いて日本1周したという猛者もいました。

この様に自分自身の強みとなる要素を洗い出し、そこから置き換えていきます。簡単には下記の様な感じです。

①→英語が話せる為グローバルな対応が可能。クライアントが国内外OK。

②→行動力がある。実地検証含め、考察結果をまとめる能力がある。0→1の業務も遂行できる土台がある。

③→継続力と忍耐力がある。また、一定の職場を継続するコミュニケーション能力もあり、円滑に職場環境に馴染める土台がある。

④→仮説建てから検証・分析を行い結果を出す思考が身についている。

など、凄く良く言うとこの様な形で説明できます。あとはここに自分自身の行動背景やなぜその様な行動に繋がったかなどの原体験・キッカケを組み合わせていくと貴方らしい文章になると思います。

原体験がしっかりと説明できると説得力が増します。この内容に関してはESや志望動機の際に詳しく触れたいと思います。

最後に

就職活動は自分自身を売り込むセールス活動とも言えるので、この強み・弱みの部分をしっかりと整理しておく事で、アピールする箇所を炙り出すことができます。弱みは今の時点ではマイナスだけど、それをどの様に強み側に持っていくか改善していくかを伝えるのもアピールポイントになりますので、目を背けずしっかりと出すのがポイントです。

また、自己分析を自分自身だけで行うと都合の良い分析になってしまう傾向がありますので、身近にいる友人や大学の先生、家族などいろんな人にヒアリングをかけるものオススメです。面接官は初対面の他人なので、自分の周りの人からどの様に見られているかなども抑えておくと、質の高い自己分析ができる様なると思います。

僕は自分自身だけで行ったり、強みの部分しか出さなかった為に就活初期は結構苦しみました。

僕と同じ様な失敗は皆さんに辿って欲しくないので、弱みの箇所の炙り出しと周りの人からの他己分析も実施してもらえればなと。

長文となりすみません。お付き合い頂きありがとうございます。

また近日更新します。


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