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なんとかしてよ、この痛み! いつも不調なこのカ・ラ・ダ! ~自分でなんとかできる、とっておきの方法~

2002年、私は神奈川県平塚市で、鍼灸院 空[ku:]という治療院を開業していました。
その時のHPに掲載していたのが以下の内容です。
16年経った今でも参考になることばかり。
なかなかやるじゃないか、と自分をほめたい気持ちです。
そういえば患者さんは、よくこれをプリントアウトして持ち歩いていらっしゃいました。

ここから、HP掲載のママ

これは、私がさまざまな痛みや症状から開放されるために必要だった、とっておきの方法です。
どれをとっても当たり前のことばかり、でも知っているのと実際に身についているのは大違いです。また、私に効果があったからといって正しいかどうかはわかりません。
本当はもっと詳しく説明したかったのですが、全部に説明をつけると本になりそうなボリュームなので、ここには書ききれませんでした。
この中の一つか二つがみなさんのこころに響けばいいなぁ、と思っています

【痛みや不調はカラダからのメッセージ】
◆なんとなく体調がおかしいなと思ったら、まずは、こころとカラダに聞いてみよう
◆気がついていない本当の気持ち、見たくない本当の気持ちも勇気をだして見てみよう
◆苦しいと感じた時は、「なにかちょっと違うよ」のサイン。変えられることは変えてみよう
◆変えられないことは?それは本当に変えられない?思い込みじゃなくて?本当に?
◆カラダにとっていいこと。それはカラダが、気持ちいいと感じること、求めていること

【ストップ!痛みの悪循環】
◆痛みが慢性化してしまうのは、痛みの悪循環に陥るため。まずは悪循環を止めよう
◆記憶の回路が、次に来た痛みの刺激を増幅してしまう。早期鎮痛で痛みの記憶を残さない
◆実際の痛みと脳で感じる痛みは違う。もしかしてその痛みはこころ(脳)の痛みかも?
◆感覚を1点に集中させると敏感になる。痛みに意識を集中させると、痛みはより強く感じる
◆不安や焦りが、痛みや症状への注意集中を強化する。するとますます悪化する
◆痛みは不思議。気分しだいで痛くなったり軽くなったり。楽しい時は痛みを忘れる
◆たとえ痛みや症状があっても、コントロールできる自信があれば、恐れなくてすむのです

【安心は一番の薬です】
◆安心は一番の薬。安心につながること(人、モノ、場所)は何でも利用しよう
◆病院に行くかどうか、迷った時は行ったほうがいい。安心感だけで治ることもあるから
◆安心を与えてくれるかどうか、それが治療者を選ぶポイントのひとつ
◆よくわからないから必要以上に恐れてしまう。自分の症状についての正しい知識を学ぼう
◆この先にきっと良くなるだろう、というビジョンを描くこと、それだけで随分楽になります

【治る力は今、この瞬間も働いている】
◆治る力は今、この瞬間も確実に働いている。そして、死ぬまでその力は働き続ける
◆ほっておいてもたいていの痛みや症状は自然に治る。余計なことをしなければいいだけ
◆私たちのカラダのシステムは、私たちを生かすために24時間休まずに働いてくれている
◆早く治りたいという焦りは、治癒を遅らせる。治る力を信じてのんびりしよう
◆自分の中の治る力に自信があれば、痛みや症状におびえなくてすむ
自信がないと、さまざまな情報や人の言葉に振り回されてしまう
◆自信は、人から与えられるものではありません。自分で考え、自分で行動しよう

【こころはカラダの設計図】
◆こころはカラダの設計図。イメージだけでも病気や痛みや症状を作ることができる
◆自分のカラダのイメージを固定化していない?カラダはイメージどおりに反応する
◆「私は〇〇病だから、〇〇なんだ」と、病名にとらわれ、思い込んでいませんか?
◆人は暗示に弱いものです。痛くなるかも?その不安が痛みをつくりだすこともある
◆イメージひとつで痛みや症状は良くなったり悪くなったりする。こころの使い方を学ぼう
◆治ったらやりたいことはなんですか?いつ、どこで、なにを、具体的にイメージしてみよう

【思考はコントロールできる】
◆ストレスは状況によるものじゃなく、自分の思考のクセが作り出しているもの
◆ストレスって、だからそれをどうすればいいわけ?状況を変えなくてもストレスは減らせる
◆まずは自分の思考パターンをよく知ろう。こころの動きを客観的に見つめよう
◆思考のスピードは超高速。自分の思考を見つめるためには、思考を書きだすことが一番
◆~しなければ、~するべき思考がストレスをつくる。思考パターンは変えられます
◆いったい同じことを何回考えていますか?もう終わったことを何回考えていますか?
起こるかどうかわからないことを何回考えていますか?エネルギーの無駄使いはやめましょう
◆「それ、考えたら何か変わる?」不安の種を大きく育てているのは、誰ですか?
◆心配しようがしまいが人は死ぬときには死ぬ。心配したことのほとんどは実際にはおこらない

【いい気分・いやな気分】
◆健康な人は「いやな気分」でいる時間がとても短い。どんな気分で毎日を過ごしていますか?
◆その「いやな気分」が痛みや症状をもっと悪化させる。気分のコントロールを学ぼう
◆どんなに最悪に思える状況でも、一瞬ならいい気分になれるはず
その一瞬を1分に、1時間にと増やしてみよう
◆「いい気分」は治る力をより元気にする。今日のいい気分をハッピーリストにしてみよう
◆瞬間的に「いい気分」になるコツ?まず力を抜いて、ゆったりとした呼吸をする。考えるから感じるモードに頭を切り替えて、私という視点を忘れる、そして大きな流れに身を委ねる、かな?
◆普段から「いい気分」で過ごす、一番の近道は感謝の気持ちを持ち続けること

【いつでも選択できる】
◆痛みや症状のことを考えて、いやな気分で過ごすのも1日
比較的いい気分で過ごすのも同じ1日、どちらでも好きな方を選択できる
◆今の心身の状態は、あなたが自分で選んだもの。たった今から、他の選択もできる
◆あきらめるのもあきらめないのもあなた次第。決めるのはあなたです
◆テレビの情報や、本、有名な人の言ったことが正しいとは限らない。自分の判断を信じよう
◆痛みや症状があるとかならず影響は受けるもの。でも振り回されることはないんです
◆わかっているけどできない、というのは本当はわかっていないか、やりたくないかなのです

【治してもらうから自分で治すへ】
◆今つらいのはいったい誰のカラダですか?自分のカラダにもっと責任を持とう
◆治癒への道は自分の足で歩くもの。誰かが車で連れて行ってくれるわけではないのです
◆治りたい、治したい、という意志がないと治らない。どこかであきらめていませんか?
◆どんな病気も治せる奇跡の治療法や奇跡の〇〇なんてない。早く気がついたほうがいい
◆自分で治す、といっても自分だけの力はたかがしれている。もっと大きなパワーを使おう
◆自分のためじゃなく、誰かために治りたいという気持ちが大きなパワーを生むことがある

【ありのままの現実を受け入れよう】
◆病気になってしまったという事実は変えられない。まずは今の自分を受け入れよう
◆人間にはどうにもできないこともある。前向きな開き直りこそ、受け入れるコツ
◆完璧に健康な人なんていない。人間、たまには病気になることもある
◆「あきらめる」のと「手放す」のは全然違う。ビジョンは持ちつつ、執着は手放す
◆カラダのことはまだまだわかっていないことが多い。わかっていないということを受け入れよう


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