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「完璧主義」と「最善主義」

皆さん、こんにちは!
クラスマネージャーの三村です。

早い方は来年に向けて、もう再始動してますか?
いやいや、まだまだ現在休養中という方は、疲れを完全に取ることを第一に考えましょうね♪

カエルがジャンプする時って“ため”を作って跳びますよね!?
今はその“ため”を作っている最中。
来年の合格へ向けて、飛躍的な大ジャンプをするための休養ですから、試験前に蓄積されたダメージを一気に解放してあげましょう!!

さて、今回はこれから勉強を再開するにあたっての注意事項として、「完璧主義と最善主義」についてお話します。

「完璧主義」とは...これは説明しなくてもわかるかな?

どんな事でもゴールまでの道のりは真っ直ぐで、何の障害もないと思い込む事。
失敗もなければ、痛みもない。

例えば、「全てを犠牲にして勉強につぎ込んで合格するゾ!」「仕事も家事・育児も完璧に両立した上で、1日も休まず毎日○時間以上勉強する!」などなど。

この考え方だと、たった一つ思い通りにいかないだけでイライラし、うまく対処が出来なくなります。
その先には自分自身に対する失望と不満...そして最悪の場合、全てが崩壊していく可能性も(汗)。
そもそもパーフェクトヒューマンなんて存在しませんよ。

一方、「最善主義」。
これは現実の制約の中で、最善を尽くそうという考え方です。
失敗・挫折は当然起こること、むしろ自然な一部であり、成功に導く不可欠な要素と理解し、無理に抑え込むことはしません。
自分の内に「柔らかさ」を取り込んでいく感じかな?
柔らかく豊かな土壌があればこそ、種が育ち、花が咲きますもんね。

子育てで悩むことがあったり、思いがけず叱ってしまい凹むことがあっても大丈夫。
その分、お子さんをギュッと抱きしめてあげましょう。

また、仕事でミスすることも当然あります。
だけど、責任をもって1つ1つ取り組めば問題ありませんから。

仕事も家庭も勉強も、できる範囲で最善を尽くす。
自分が持っていないものを憂えるのではなく、既に持っているものを受け入れて前進しましょう。

失敗は必ず起こりますよ。
けど、その失敗のおかげで、うまくいかない方法を1つ発見出来ましたよね?
そして、失敗を不可避なものとして受け入れることが出来れば、挑戦から逃げようと考えなくなります。
ここで注意する点としては、つまづいた時に「なんで私だけこんな事に?」「こんなに頑張っているのになぜ?」と“why”で問い返さない事。
なぜなら、その状況に対する不満を表す言葉になるから。
問い返すなら、意識が本質に向く“how”(「どうしたらこの状況を生かせるんだろう?」「どうやって抜け出そう?」)です。

ポイントは“解釈を変える”こと。

例えば、去年本試験を受験されて残念な結果だったとしても、ここまで来たあなたは本当に大切な物を手に入れているはずです。
それは、「謙虚さ(自分の限界を知ることが出来たこと)」だったり、「共感性(試験の辛さを乗り越えることで、他人の痛みを理解することができる)」、はたまた「忍耐力(思い通りにいかない状況でも耐えること)」や「レジリエンス(逆境から立ち直る力)」など。

解釈を変えることで、辛い出来事を自分にとって意味のある豊かな物語にしちゃう。

解釈を変えることは、考え方・思いを変えること。

思いが変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。

全ては合格への思いから...ですよ♪


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