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令和3年度認定考査結果発表と令和4年度に向けて

昨日(令和3年12月8日)、令和3年度認定考査の結果発表がありました。
結果は以下の通り。

考査受験者数(A) 591名(昨年度: 625名)
認 定 者 数(B) 417名(昨年度: 494名)
認定率(B/A) 70.6%(昨年度:79.0%)

残念ながら認定率、認定者数は減少しましたが、それでも70パーセント代の認定率となったことは、過去の認定率からするとそれほど悲観すべき数値ではないと言えます。
むしろ内容に踏み込んでみれば、解答すべき記載量が相当に多く、新しい切り口での出題が目立った中で70パーセント代の認定率となったことは、大多数の方が必要な対策を講じた結果が表れたのではないかと思います。

とは言え、令和4年度の認定考査に向けた対策を講ずることとなる令和3年度司法書士試験合格者、そして、残念ながら今回の認定考査で認定を受けられなかった方は、
「必要な対策を講じなければ落ちてしまう試験である」
という当たり前のことを改めて認識する必要があります。

試験の厳しさは、認定を受けた417名の内訳をみることでも分かります。
70点満点中40点以上で合格という試験ですが、
40点代で合格した人が255人(約61%)、
50点代で合格した人が142人(約34%)、
そして、60点代の高得点を出せた人はたったの20人(約5%)でした。

必要な対策を講じ、適切な試験戦術を講じれば合格は可能な試験ですが、
安心して合格認定を受けるための点数を取ることは相当に難しいと言えます。

司法書士試験の受験勉強の時ほど時間的にも労力的にもエネルギーを割けないことが大きな要因であると言えます。
「はじめての研修(新人研修)」に「はじめての実務」。
そうした「はじめての」ことに時間と労力を使う結果、試験勉強としての認定考査対策に避けるエネルギーは非常に限られたものになってしまう。
だからこそ!
だからこそ、早期に学習のスタートを切ること!
そして、効率の良い勉強方法をとること!!

が大事なのです。

令和4年度の認定考査にチャレンジする方は是非そのことを強く意識してください。
そして!是非、私と一緒に早期の学習のスタートを切り!!
蛭町浩先生と私が試験対策のために書いた「道シリーズ」をご活用頂き、効率の良い勉強方法を実践してください!!
今から始めれば十分「早期」です。
頑張っていきましょう!

伊藤塾専任講師 坂本龍治

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