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インパクトが大事〜直前期にテキストの記憶効率を上げるコツ〜

みなさん、こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の高橋智宏です。今回は、直前期にテキストの記憶効率を上げるコツについてお話したいと思います。


【1】インパクトが大事

下記の記事でもお話しているように、テキスト書き込んだりマーカーを引いたりすることで、いわゆる「記憶のフック」を作ることができ、脳に強く「印象付け」することができます。これにより、テキストの情景が思い浮かびやすくなり、記憶に残りやすくなるのです。

もっと言えば、直前期の学習ではさらなる「印象づけ」が重要だといえます。すなわち、直前期にテキストの内容でどうしても覚えられないところは特に強調してその箇所に「インパクト」を持たせるとよいのです。

テキストは基本的に文字の大きさは均一であり、使用できる色も限られてるので、作成者側としては、一部だけ目立たせるということは、教材体裁上することはできません。そこで強調して「インパクト」を持たせることで、他の記載との違いを際立てるのです。

今年の試験に向けて、テキストを(ある意味で)大きく汚すのは、本試験後にテキストを使用する可能性があることを考えると抵抗があるかもしれません。しかし、今期限りのものとしてテキストを汚すこの行為が「今年で絶対合格をするんだ!」という気持ち作りにも繋がります。

【2】テキストの記載を目立たせる

「インパクト」を持たせるためには、テキストの内容でどうしても覚えられないところをとにかく「目立たせる」ことが大事です。それでは、具体的にテキストの記載を目立たせる方法をお伝えしていきます。

①新しい色のマーカーを塗る

例えば、これまでピンクと黄色のマーカーを使っていたら、紫のマーカーを引くといった感じです。ここではインパクトを持たせることがポイントなので、普段の使わない色であり、違和感を感じさせる色でちょうどいいです。

②余白いっぱいに大きく書く

要約した内容を余白いっぱいに大きく書き込むのも有効です。これにより、目立たせることができるのはもちろん、手を動かして「書く」という作業も伴うため、記憶しやすくなります。

③テキストの表紙に書く

絶対に忘れたくない事項はテキストの表紙にデカデカと書くのがお勧めです(表の縮小コピーを貼るのも可)。 こうすれば教材に触れる際に必ず目に入るので、嫌でも覚えます。 テキスト1冊につき数回しか使えない最終手段ですが、効果は抜群です。

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