【記述式】申請の個数の判断-名変省略①(蛭町講師)
【1】記述式試験における過去問の活用
司法書士試験は,昭和54年の第1回国家試験から令和2年まで,「国家試験」として42回実施されており,その全てに「記述式試験」として,模擬の登記業務を内容とするものが不登,商登各1問ずつ出題されている。42年分の出題実績は,出題傾向が「過去問の焼き直しプラスアルファ」となりつつある程の分量に達している。
これは,出題実績を踏まえ,適切に出題予想ができれば,予想論点を軸に大幅に学習対象を大幅に絞り込み,記述式試験の学習時間を最低源に押さ