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娘のちょっとした一言に感動した日

昨日の夜、布団を敷いてその上に座っていたら、娘がてけてけとやってきて、私の目の前に立ち、「トトちゃん、いちばん、ママだいすき!」と言った。 
 
「ママだいすき」はよく言ってくれるのだけど、「いちばん」が付いたのはおそらく初めてだったので、 
 
思わず娘の小さな両手を手に取って、自分の両頬に当てながら、
 
ちょっぴりおおげさに、🥺←こんなかんじの目をうるうるさせた表情で、  
 
あ、あ、あ、ありがと〜〜う!!
ママうれし〜い!!🥺
 
と喜びを伝えると、娘が、  
 
なかないでいいヨ! 
わらっていいんだヨ! 
 
 
と言った。驚いた。  
 
え、ついこないだまで「あーあー」としか言えなかったよね?
 
というかまだこの世に生を受けて2年そこらだよね?
      
いつのまにそんなことを言えるようになったんですか先生。
 
「あ、ありがとう…」  
 
親バカな私は、今度は素で泣きそうになった。  
  

 
私は、どんなに気をつけていても、頭でわかっていても、心に余裕がないとき、時間に余裕がないとき、疲れが溜まっているとき、どうしても怒ってしまったり、まだ2歳の娘相手にきつい言い方をしてしまうことがある。 
 
それはほとんど自分の未熟さから来ているもので、私はその度に自己嫌悪に陥って、娘に申し訳なくなって、こんなんじゃ娘の性格が歪んでしまうのではないかとすら心配になることがあったのだけど、 
 
昨日娘の「なかないでいいヨ!わらっていいんだヨ!」を聞いたとき、ああこの子は優しく育ってくれているなと確信した。 
 
もちろん、普段から娘の優しさがわかる場面はたくさんあるのだけど、なぜか昨日の娘とのやりとりで、改めてそう確信した。  
 
2歳児特有の癇癪やわがままに、もうやめてくれと、うんざりするときもあるけれど、そういうところだけを見るのではなくて、娘の優しさだったり、明るさだったり、いいところに目を向けられる余裕は常に持っていたいな。
 
-
 
今朝、夫に昨日の出来事を話したら、さっそく夫が娘に「パパは何番?」と聞いていた。 
 
娘は、両手で作ったピースを夫の方に突き出しながら、「パパは、にばん〜!」と笑顔で即答していた。 
 
夫への忖度ゼロなかんじも、またよし。  

 
 

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