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自宅への気分転換 〜Tさん半年ぶりの帰宅〜

どうも、ひろきです。


先日、話したTさんとはまた別の方なのですが本日共感したことがあり執筆させてもらいます。



みなさんはおじいちゃんやおばあちゃんはいますか?



うちの施設から自宅への外出ということで半年ぶりに自宅に帰るとのことで動作確認も含め同行させていただきました。

Tさんの旦那さんはうちの施設にいましたが、看取りということでうちの施設で亡くなった経緯がありました。

何度か旦那さんのお見舞いにもきていました。

旦那さんがもうそろそろ亡くなりそうとなった時に、自宅で脳幹梗塞で入院となりました。

比較的後遺症は軽いですが、軽かったのも隣の近所の方が発見してくれ死には至りませんでした。

入院先の病院でリハビリを重ね、歩けるまでになり今回自宅に半年ぶりに帰りました。


半年ぶりに帰ると娘や義理の息子、孫、近所の方々が

「久しぶり〜!元気にしてたかい〜!」

とTさんに声をかけ、その空間はまさに長年築いたTさんの人望なんだと痛感させられました。


半年ぶりに入る自宅も綺麗に掃除されておりTさんが帰ることをみんなが待っていたかのような気がしました。

昔の家なので、半年も経っていると維持することが大変です。

僕もおばあちゃんが自宅で一人暮らししており、家に人がいなくなると一気に廃れてくることは知っていました。

ですが、義理の息子さんが軋む床を補修したり、ガスがまだつくようになっていたり電気も通っていました。

Tさんが普段座っている場所にいるとTさんがいた時のように娘や義理の息子、孫がそれぞれいつも通りに過ごしていることが本当に微笑ましかったですね。


その時の映像は、僕のばあちゃんが生きていた時の僕ら家族の動きに似ていたので少し羨ましかったです、、、。


そんなTさんの家族、もっともっと好きになりました。

向こうはそんなこと思っていないと思いますが笑



老健で働いていると、自宅に帰ることはやはり大変なことだと思います。

考え方は人それぞれかも知れませんが、

僕は、長い人生を送ってきた場所で最後までそこで過ごせたらそれこそ一番の幸せなのかなと思います。


今日は本当に良い1日でした👏


Tさん、娘や義理の息子、孫のためにも長生きしてくださいね。僕らは力一杯そのお手伝いをさせていただきます!!


明日も良い1日になりますように、、、🙏

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