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あなたの世界を教えてよ

今日朝起きると、携帯に一通のメッセージが届いていた。

相手は先日、いとさんの書いた文章だって私にはわかる。と言ってくれた彼女だった。


読み進めてみると、私が彼女とのやり取りを記事に書かせてもらったことをとても喜んでくれた様子が書かれていた。

今までに書いてる記事を一晩で全部読んでくれた。とも。

その報告を聞いて、以前記事に書いた時には気恥ずかしい感じと嬉しさが一緒になっていた。

しかし時間を置いて、彼女が私の記事を読んでくれていることをじわじわと実感してくると、いつのまにか嬉しさだけが残っていたということに気がついた。


そして彼女は「なぜいとさんの文章を好きだと感じるのか考えてみた。多分それは、直接自分のために書いてくれてるみたいに伝えようとしてきてくれるのが伝わってくるからじゃないか」と彼女なりの感じ方を教えてくれた。

普段からなるべく伝わりやすく、自分の中から出た言葉で……というのは意識しているところがあると思うけれど、こんなふうに受け取ってくれる相手から伝えてもらうのは初めてだった。

書いている私自身では持ちづらい視点を彼女が伝えてくれたことで、私はある言葉を思い出していた。


目の前のひとりの人の心を動かせない人は、たくさんの人の心を動かすことはできない。

まずは、画面の向こうにいるたったひとりのことを想像して伝えてみること。


コミュニティで学習したこの言葉を、私は意識していられただろうか。と

「ちらほら見ていただいている」とページ閲覧の数字は形としては出るけど、私の書いた言葉を、画面の向こうにいる人がどんなふうに受け取っているのか、読んでどんな気持ちになったのか、そもそも届いているのか……と不安になることが過去にあった。

しかし、彼女のメッセージの最後の方に書かれていたひとことを見て、たくさんの人にはまだ届いていなくても、少なくとも彼女には届いているということが確信できた。

まだ少人数かもしれないけど、ファンはいる。少なくとも私は応援してるし、全部読んでるからね。

「だから安心してあなたの世界を見せてよ、教えてよ」と言ってもらえたみたいだった。

この先も自分の感じたことや気づきなど、このままの私を書いていく勇気をもらい、私を通すことでいろんな気持ちや気づきを届けたいと改めて自分ができることを深めていきたいという気持ちになっていた。

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