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「好き」って 努力とは正反対だよね

〇月〇日

 古畑任三郎、30周年記念一挙放送というのをフジテレビでやっている。
 古畑任三郎は最初の放送から観ているし、その後、再放送を何度も観ている。多い回は、最低5回程度は観ているのではないかと思う。
 ベストをあげれば、桃井かおりさんと明石家さんまさんの回だ。何度観ても面白い。
 ときどき首をかしげたくなる回もある。菅原文太が犯人の回は、アリバイは崩れたにしても、犯人である証拠はなく、それでも犯人が自白してしまうのは、どうなのだろう。
 ただ、そんなこととは別に、古畑任三郎と菅原文太のせりふのやりとりは、味があり、引き込まれて観てしまう。

〇月〇日

 小畑友紀さんの少女漫画「僕等がいた」全16巻を読み返している。
 「『好き』って 努力とは正反対だよね」「独りが寂しいのは 独りだからじゃなくて 誰かと一緒にいたことの記憶があるから 一緒にいることの幸せを知ってしまったから」「好きだ、バカッ」等の名せりふだらけである。
 13巻の作者のメッセージで、「第51話と第52話の間には約1年半のブランクがあります」とあって、調べてみると、家庭の事情で休載していたという。長編連載の大変さを感じる。
 少年漫画誌で、長期連載している漫画家さんの大変さなどは、私の想像を絶する。
 「僕等がいた」は涙、涙、涙の少女漫画です。

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