見出し画像

大人になれば自然に結婚できる。そう思っていた時期が私にもありました

〇月〇日
 
 地方局が放送しているアニメ「ガラスの仮面」の再放送を観ている。そのワンシーン。
 チョコレートボックスをもらってよろこぶ劇団つきかげの役者たち。
 でも、このチョコレートボックス、ちょっと大き過ぎない?

〇月〇日

 昔の画像。とある2サス(2時間サスペンス)をサブスクで観ていた。そのワンシーン。おお! と思った。パソコンが……大きい。時代を感じる。

〇月〇日

「大人になれば自然に結婚できる。そう思っていた時期が私にもありました」
 
 昔、読んだコミックスの1コマ。
 ああ! なんとなく、わかるっ! と思って思わずスマホで写真を撮った。今回、このコミックスを床に直に積んである本から捜してみたが、見当たらなかった。どうやら遭難している模様だ。
 というわけで、出典不明で、話をすすめる。
 大人になれば自然に結婚できる。実際、大昔はそうだった、らしい。というのは、本で読んだだけだから。
 今のように恋愛結婚が当たり前になる前。大昔(といっても、1970年前半ぐらいまでは)
 当時は、結婚率、100パーセントだった(記憶が曖昧だが、とにかくほとんどの人間が結婚したらしい)
 なぜなら、お見合いというシステムがあったからだ、と説明されている。
 お見合いは、現在の婚活とはまったく違う。
 相手のスペックがどうだ、年収がどうだ、この人ではときめかない、などとは言わず「○○ちゃんもそろそろお年頃だから、この人なんかどう? いい人よ」と言って、世話焼きのおばさんがすすめる相手と、さくっと結婚していたのである。
 結婚式場で、初めて相手の顔を見た、という逸話も残っているくらいだ。
 それでも、離婚は少なかったという。
「こんな人だとは思わなかった」という感情が、なかったからではないかと私は推測している。
 だいたい元々がよく知らないのだから。

 良くも悪くも、その時代はもう戻らない。

 

この記事が参加している募集

サポートをいただけた場合、書籍出版(と生活)の糧とさせていただきますので、よろしくお願いいたしますm(__)m なお、ゲストのかたもスキを押すことができます!