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逃避行

 中村総一郎さんとやっているCLUB HOUSE「少し文学的で、ロックで、インディーズぽい音楽時間CLUB」で、女性シンガーソングライターの特集をすることになった。新春だし、女性シンガーソングライターの曲をのんびりと聴くのもいいかなと。
 年末年始にかけて、実家で1960年~1970年代の女性シンガーソングライターのアルバムを多く聴いていたので、その中から選ぶ。その時期、時代的に言っても、フォーク、ソフトロック系の曲が中心である。アーティストとしてはジョニ・ミッチェル、マーゴ・ガーヤン、ジュディ・シル、サンディ・デニー、ローラ・ニーロ等を候補にしている。
 特集のタイトルは「逃避行」。ジョニのアルバムタイトルであり、そのタイトルを冠した楽曲もそのアルバムに収録されている。まずその曲をかけたい。Hejira という原題は、ネットで検索すると「敵対的な環境から逃げるための大きな集団による旅」という意味だということ。なかなか意味深なタイトルである。これを単純に、エスケープという意味に解釈すると、芸術を鑑賞する行為とは、もともと現実からのエスケープという側面を持っているのではないか。
 この番組を聴いて、1時間から1時間30分程度、現実から音楽の世界にエスケープしてほしい。
 予定では1月21日(土)9時から。スケジュール帳にチェックをお願いします。

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